2003年4月 |
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4月30日(水)のお話。 |
節操も甲斐性もありません。でも・・・ |
こんにちは、遠です。 おとといのお話で、「信長の野望Online」のβ2テスト終了日が4月30日と言いましたが、5月7日に延期したそうです。「製品の完成度を高めるため」という理由かららしいのですが、どちらかというとGW中にも遊びたいという要望を叶える為でしょうね、きっと。 ・・・まぁ、どうでもいいことかもしれませんが、一応訂正ってことで。 さて、セガ争奪戦の続報です。 セガ再編の行方混とん サミーとナムコが争奪戦 この記事で、セガ、サミー、ナムコのだいたいの姿勢が読み取れます。 つまり、セガはまずナムコとサミーを天秤にかけ、結果ナムコからサミーに乗り換えたけど、株価上がんないし、社内の評判よくないし、もっと良さそうなエレクトロニック・アーツからの交渉もあったため、かなり揺らいでます、って感じです。 記事の中で、 サミーには「顔に泥を塗られた。もう、どうでもいい、という気すらある」 との声が噴き出す。 ナムコ幹部は「一体何なんだ、と複雑な思いだった」 とあるように、これはセガが一方的に決めたことで、他社はこの事情すら知らなかったようで。 ダメ会社の見本ですね、これは。まぁ、あれだけのゲーム開発力があるのに売れない理由もこの辺にあるんでしょうね。 これで、どこからも見放されてつぶれるっていうのがベストだと思います。倒産後、優秀な開発者は、結局各メーカーから引っ張りだこになるでしょうしね。 ・・・と、思っていたのですが。 下記の記事読んだらすこ〜しだけセガに同情しました。 セガ、2年越しの相思相愛/ナムコと合併できるかはCSK次第? つまり、セガはナムコと本当は合併したかったのだけど、株価最優先のCSKが強引にサミーやらEAやらとの話を持ちかけた、ってことらしいです。 セガも、親会社であるCSKは裏切れないし、つらい立場だったのかもしれません。 まぁ、そうは言ってももともと業績不振にしたセガの自業自得な訳ですけど。 さて、最後に1つ、うれしい話題が! セガ,E3出展タイトル発表! わ〜い!ソニックやPSOの新作です〜♪ ・・・ところで、「Nights」はマダですか? |
4月29日(火)のお話。 |
ソニーが大変なことになってます。 |
こんにちは、遠です。 ニュースです。ソニーの株が、ガンガン下がってます。 ソニーが2日連続ストップ安比例配分−下げ止まらず(ブルームバーグ) すでに「ソニーショック」とまで言われるほどの動きがありました。 一日の売買高は3498万株、売買代金は955億円でいずれも 東京証券取引所第一部トップ。 だそうで、いつもの10倍の株が売買されているとのことです。 これは、先日の決算報告で「このままじゃだめかも。」って言っちゃったのが響いているようですね。ソニーの今後の方針としては、 1.PC本体(バイオ)だけでなく、その周辺機器に力を入れていく。 2.半導体、ゲーム関連に力を入れていく。 といったものですが、1は「時間がかかりそう」、2は「環境が厳しく、先行投資が大きい」「ゲイツ様に負けそう」とのアナリストの意見が多く、投資家は今後にかなりの不安を持っているようです。 ソニーは、先行投資で常に新しい商品を作ってきた会社ですので、ここで投資が鈍ると、開発費に影響が出て新しい商品を開発できなくなり、結果商品が売れない・・・という悪循環に陥りそうな気もします。 ソニーの製品って、わたし的にデザイン、機能とも魅力的で好きなんですよね。不具合も多いんですけど。 そんなわけで、ちょっと心配なニュースでした。 ・・・まぁ、PS2がXBOXに取って代わるのはぜんぜんおっけ〜なのですが。 |
4月28日(月)のお話。 |
ネットゲームは大変だけど、それだけの価値があるのよね〜。 |
こんにちは、遠です。 今週はGW期間ということで、特に気になるニュースはないようなので、先週の金曜日に発表された、この話題を。 コーエー、「信長の野望Online」を6月に発売(impress) 価格は6,800円、月額料金は1,200円になるそうです。 現在行われているβ2テストも、4月30日で終了のようで、いよいよ発売に向けて最終調整の段階でしょうか。 わたしもβ2テストには参加していたんですけれども、結局ほとんど遊ばなかったんですよね・・・。あ、面白い面白くないって話とは別なんですよ。っていうか、2時間程度じゃ面白さはわかんないし。 MMORPGって、とにかく遊ぶのにパワーがいると思います。 わたしの場合、ゲーム(特にRPG)は始めたら最低1時間は遊びたいんです。それは、裏を返すと1時間は他のことが出来ないわけで。それが、わたしにとってはけっこう大変なことなんですよ。 ですので、ゲームするときは、「よし、遊ぶぞ!」というような、ある種の気合みたいなのが必要なんです。 で、MMORPGの場合、普通は始めたら1時間じゃ済みません。相手との兼ね合いやチャットのやり取りというのは、思いのほか時間がかかるものなんです。 しかも、MMORPGは数ヶ月、数年と、他のゲームに比べてずっと長く遊べるゲームです。つまり、そのゲームで遊んでいる間は他のゲームが滞るわけでして。 そのため、MMORPGは普通のゲームに比べてずっと多くの気合が必要なんですよね。 というわけで、「信長の野望Online」はパスしちゃいました。 純和風のテイストはかなり惹かれるのですが、やはりこのあとに控える「トゥルー・ファンタジー・ライブ・オンライン」を考えちゃうと、ね〜。 早く「TFLO」のβテスト始まらないかな〜、と心待ちにしている今日この頃です。 |
4月25日(金)のお話。 |
2年後、ソニーの天下は終わっているよ〜な。 |
こんにちは、遠です。 昨日は様々なサイトで「ゆめりあ」vs「N.U.D.E.@」で盛り上がってました。わたし的にあんまり興味なかったので、スルーしてしまいましたが。 簡単に説明しますと、「ゆめりあ」は3Dギャルゲー、「N.U.D.E.@」は女型ロボット版シーマンといったところでしょうか。どちらも少し目先を変えたギャルゲーって感じなのですが、調べれば調べるほど「ポスタル」が恋しくなります。 まぁ、調べるだけでストレスたまってくゲームはさておき、今日はゲームのハードに関してのお話です。 ソニー、今年度のPS2の生産出荷台数は2000万台を計画(ロイター) ソニーは今期決算で1100億円の黒字となったのですが、これにはゲーム関連も大きく貢献しているようです。しかし、今期はハードの売上が2002年度とほぼ同等、ソフトはそれ以上と見込んでいるのにも関わらず、ゲーム関連は減益予想となってます。これは、次世代ハードの研究開発が本格的に始めるため、その研究資金を先行投資するためのようです。 これから、次世代機についての発表がだんだんと増えていくのでしょうね。 さて、昔から次世代機の投入は、ゲームの世界ではかなり大きな出来事だったのですが、今と昔とではその目的がずいぶん変わってきたように思えます。 ゲーム機の歴史はそんなに深くはないのですが、それでもいくつかの節目はありまして、その時代の代表機種で簡単にまとめると、以下のような流れです。(あ、ファミコンの前にも、スーパーカセットビジョンやピュー太など、いくつかのハードがあったのですが、今回は割愛します。) ファミコン ↓@ スーパーファミコン ↓A プレイステーション ↓B プレイステーション2 @の変更では、当然グラフィックや音楽の大幅な向上もありますが、コントローラが一番魅力的になったと思います。今まで2つのボタンしかなかったものが、いきなり4ボタンも増え、そのデザインもLRを側面につけるなど秀逸なものでした。 次のAですが、ハードの進化という意味ではスーパーファミコン→ニンテンドー64だと思っています。ニンテンドー64のすごかったところは、やはりコントローラでしょう。アナログスティックで、3Dの世界をぐりぐり動かすのはとても気持ちのいいものでした。ただ、この機能はプレイステーションにも後付けされてしまいましたが。 当時、ソニー陣営はかなり劣勢で、セガサターンやニンテンドー64に押され気味だったのですが、スクウェアの買収やCM戦略で一気にライトユーザーを確保し、勢力図を塗り替えてしまいました。 そんなわけで、ここで主導権を握る会社が任天堂からソニーに変わりました。 Bになると、機能面ではDVDを閲覧できるようになったことが一番大きい変更点でしょう。また、今までのPSゲームも遊べるとあって本体はバカ売れしましたが、最初はソフトがかなり売れ残るという今までにはない現象が起こりました。 さて、ここまででちょっと気になる点が1つあります。ソニーは「ゲーム」についての進化はなんにもしてないということです。わたし的には、次世代機というのは今まで出来なかったゲームができそうだからこそ、わくわくしていたんですよね。 今後、ソニーの動向からしてゲーム機と家電などを繋げるなど、ますます汎用機としての方向を目指すと考えられます。ですが、ことゲームに関しては、すっごくどきどきするようなものが生まれそうにないってことが、わたし的には不安なところです。 ですから、逆に今まで汎用機であるPCから専用機を作り出そうとしたXBOXには期待しちゃうんですよね〜。まぁ、まだまだですが。 さて、来週はGW期間となりますので、更新は不定期になっちゃいますが、ご了承くださいね。 |
4月24日(木)のお話。 |
1日にして前言撤回。カプコンってばいい会社じゃん♪ |
こんにちは、遠です。 まずは、「まってました!」のこの話題から。 カプコン、鉄騎のオンライン版「鉄騎大戦」のサイトを公開!(カプコン) ついに、「鉄騎オンライン」のスペシャルサイトがカプコンホームページに開設されました!あ〜、よかった〜。 詳細情報は5月16日・23日のファミ通で掲載するそうです。それと同時にカプコンのホームページでも情報公開するのでしょうね。出来るだけ早く出るといいな。 さて、今日はこの他にもオンラインゲームの話題がたくさんありますので、まとめてお届けしますね。 まずは、スクウェア・エニックスから、PC用でオンラインサッカーゲームが発売されます。 スクウェア・エニックス、「オンラインストライカー」を発売 22人同時対戦可能なオンラインサッカーゲーム(impress) このゲームは、1人の選手を1人のプレイヤーが動かし、11vs11で対戦するという、オンラインならではのサッカーゲームです。ちょうどPSOのミニサッカーを本格的にしたような感じかな。 もともとディンゴという会社が開発していたオンラインゲームだったのですが、ディンゴ1社では製品化は難しかったようで、パートナー会社を探していたところ、スクウェア・エニックスが名乗りをあげたそうです。 現在「オンラインストライカー」はαテスト中ですが、近日βテストに移行するそうです。テスト期間中は無料なので、興味がある方は気軽に参加できますよ。 それにしても、スクウェア・エニックス、いきなり動きましたね。まぁ、スクウェアが好きそうな企画ではありますが。・・・どうでもいいですけど、スクウェア・エニックスって長い名前ですよね。これから縮めてスククスで。ゲームいろいろ情報局さんではスクスクって呼んでるけど、どっちがいいのかな。 次は、なんとGCです。 「マリオカートGC」はLANで8人同時プレイが可能。(TECH SIDE) といっても、ネットは介せないようなのですが。2台のGCをLANで接続して画面4分割×2の8人対戦が可能のようです。 E3で正式発表のようですので、ネット対応だったら楽しそうなんですけどね。 個人的には「F−ZERO GC」がネット対応なら、かなり惹かれます。セガが開発ということで、ネット対応はひそかに期待してたり。 さて、次はPS2です。 PS2「SOCOM」日本で夏発売(ファミ通) 北米で既に発売されているネット対応の特殊部隊系FPS「SOCOM」が日本でも発売されるそうで。FPSというのは、「一人称視点シューティング」のことでして、日本でも「HALO」などが有名ですね。 このゲームの特徴はUSBマイクが同梱されており、ボイスチャットで遊べる点です。1人プレイ時でも、音声認識機能によりコンピュータの仲間に指示が出せるそうで。 ・・・おとといのお話がいきなり現実化してしまいました。 PS2については、おとといのE3出展タイトルといい、ソニーが意外にもネットゲームに力を入れているのに驚かされます。おそらく、現時点で発売が決定しているネットゲームの数だけなら、XBOXと同数かそれ以上でしょう。「FF11」でスクウェア見殺しにしたことで、けっこう消極的な姿勢をとっているように見えたのですけどね。 常時接続も、ヤフーのパラソル部隊の活躍でずいぶん一般的になってきましたし、この1年でかなりネットゲームが普及しそうです。ネットゲームが普及するのは、まず大人世代でしょうから、PS2もXBOXも、この1年次第で勢力図が変わってくる可能性もあるんじゃないかと思います。 ・・・あ、今思いついたんですけど、ヤフーのようにXBOX本体をタダで配っちゃうのってどうなのかなぁ。 まず、ネットにつながないとオフラインも含めて、どのゲームも動かないようにして、ネットにつなげてゲーマーズタグを取得した時点でネットゲーム含めたすべてのゲームを遊べるようになるの。もちろんソフトは別に買わないとダメだけど。で、月額1500円課金するとすると、1年間で18000円だから、1年支払えば買い取ったってことにして。あとはネットで遊ぶ場合の年間使用料だけにすれば、かなり普及するんじゃないかなぁ。 さらに、ヤフーやフレッツとタイアップして、一緒にモデムもつけちゃうとか。 そうすると、XBOXの重さと大きさが問題なのよね。GCぐらいの大きさならかなりイケると思うんだけど。 と、まぁ、これはさすがに極端な話かもしれませんが、XBOXってカタくてマニアックってイメージが多分にあると思いますので、もう少しライトな感じがあってもいいような気がするんですよね。 ・・・って、前にこれと似たような売り方をしているものがあったような気がしてたんだけど、思い出しました。Macだわ。 じゃあ、だめかも。 |
4月23日(水)のお話。 |
さて、カプコンも某不良会社と同レベルまで堕ちたわけですが。 |
こんにちは、遠です。 昨日、カプコンのソフト紹介で、「この間の発表」とか書いてしまいましたが、実はまだお話してないことが発覚!や〜、まさかと思い、過去ログ探したけどありませんでした・・・。申し訳ないです。 というわけで、このニュースのお話を。 先週の金曜日(4月18日ですね)にカプコンが2003年3月期の決算で、業績の下方修正したという発表がありました。 カプコン:前期純損失195億円に拡大−有力ソフト販売計画割れ (ブルームバーグ) これは、ソフトの販売不振ということですが、問題はこの改善策として「開発中のゲーム100タイトル中の18タイトルを開発中止にした」という発表があったのです。しかも、その開発中止したタイトルの発表がなかったため、ネットではかなり混乱を招き、様々な噂、予想が広まったんです。 その中の1つが昨日のカプコンのソフト紹介で載せた、すでに発表したものの発売中止にしたソフトの一覧です。改めて見てみましょう。 アウトモデリスタ2(PS2) レッドデッドリボルバー(PS2) マキシモ2(PS2) アローンインザダーク(PS2) 鬼武者無頼伝(PS2) アローンインザダーク(PS) サークルドライブ(Xbox) 鉄騎オンライン(Xbox) ロックマンエクゼN1(WSC) 鬼武者タクティクス(GBA) 他、未発表タイトル このリストが有名情報サイトに掲載されたこともあり、ちょっとだけ信憑性は高いかな、って思えたのですが、他の情報サイトでは「ロックマンエクゼN1」は開発続行確認とあり、また「レッドデットリボルバー」は昨日のE3出展タイトル一覧で「ほぼ確実に出展」となっている上、ファミ通でも紹介記事が大きく取り上げられました。「鬼武者無頼伝」はこの間のファミ通で大々的に発表されたばかりですし、「鉄騎オンライン」はまだXBOXの公式サイトの発売予定リストに載っています。 というわけで、やっぱりウソ臭くはあるんですよね。 このリスト以外に中止になりそうなソフトでは「killer7」が危ないんじゃないか、とささやかれていましたが、これもカプコンのHP中でこのゲーム用のスペシャルサイトを開いているぐらいなので大丈夫そうではあります。 それにしても、既に発表済みのタイトルを開発中止にするというのは、かなりユーザー無視した行為ですよね。どんなものであれ、発表されれば期待する人も必ずいるわけで。それを会社の勝手な理由で中止にしてしまうんじゃ、信用もなにもないってものです。 そんなユーザーの怒りが反映されたのか、昨日このような記事が発表されました。 カプコンが大幅続落、業績見通しの下方修正が引き続いて懸念視 カプコンの株価がどんどんどんどん下がっていっているようです。少し前の「任天堂独占供給やめるよ」発言でかなり株を上げたのですが、結局2週間で元通りのようです。 これは、「予想以上の業績下方修正」と「まだどことも合併しそうもない」という要因のようですが、わたし的には「18タイトル開発中止」というのも入っているような気がします。 今後カプコンはどのような方針で業績を立て直していくのか、具体的なものは発表していないのですが、画期的なプランでも打ち出さない限り、未来は暗いでしょうね。 まぁ、それよりも先に早く開発中止タイトルを発表して欲しいものです。 ・・・わたし的に、「ビューティフル・ジョー」と「逆転裁判3」が中止になってたら、思いっっっきりタタイテヤル。 |
4月22日(火)のお話。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
たまには噂話も。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
こんにちは、遠です。 今日はE3の話題です。 E3とは「エレクトロニック・エンターテイメント・エキスポ」の略でして、世界最大級のゲームショウのようなものです。毎年多くのタイトルや各社の戦略発表が行われることでも有名ですね。 さて、そのE3に出展されるタイトルの一覧を見つけたので、ちょっと気になったところを見ていきたいと思います。ただ、今回海外サイトに載っていたE3出展タイトル一覧表を参考にしたのですけれど、これは海外のゲーム雑誌が予想したもののようで、不確かなところもあるそうなので、参考程度に考えてくださいね。 まずはカプコンから。
バイオハザード0がPS2で?・・・いきなりウソ臭いわね。 まぁ、この間の発表から、何が飛び出すかわからないカプコンですから、ありそうな話ではありますが。 ちなみに、この間の発表で「18タイトルが開発中止」となったのですが、そのタイトルの発表はなかったんです。ですが、とあるページでその開発中止のタイトルが載っていまして。ちょっと胡散臭くはあるのですが、挙げてみますね。 アウトモデリスタ2(PS2) レッドデッドリボルバー(PS2) マキシモ2(PS2) アローンインザダーク(PS2) 鬼武者無頼伝(PS2) アローンインザダーク(PS) サークルドライブ(Xbox) 鉄騎オンライン(Xbox) ロックマンエクゼN1(WSC) 鬼武者タクティクス(GBA) 鉄騎オンライン逝ったぁぁ〜〜〜!!!!ま、まぁ、あくまでネットでのうわさですからホントのとこはわからないんですけど・・・(どきどき) はやく正式発表してほし〜です。 次はコナミです。
メタルギア3とGC版が発表されるようです。日本での2の発売がおととしの12月でしたから、そろそろ新作が発売されてもおかしくはないですね。それにしても、GC版も作っていたんですね。
マイクロソフトはとりあえず「TFLO」に期待ですね。その他の予定タイトルには特に気になるものはなかったのですが、当日には一番色々な発表がありそうな会社です。
ナムコも既報のソフトがほとんどなのですが、ついに鉄拳5がお披露目になりそうです。と、いっても、このゲームは遊んだことないのでよくは知らないのですが・・・。 もし発表されるとして、対応ハードが何になるんでしょうね。まぁ、順当に考えればPS2でしょうけど、最近GCにも力を入れているので、本命:PS2、対抗:GCかな。で、大穴:XBOXってことで・・・。
任天堂は続編ソフトがすごいです。 マリオやゼルダも複数開発されているようですが、逆に新タイトルはほとんどないのも特徴的です。この間の決算で、「ソフトの開発路線を変える」と公言していたのですが、タイトルを見る限りでは特に変わった様子もないんですよね〜。どうなることやら。
「F-ZERO」ってセガから発売だったのね。忘れてたけど。 その他では、「ファンタシースター」シリーズの最新作と、「PSOカードバトル」が出展されるそうです。「カードバトル」は、去年のゲームショウで大切なサンプルが盗まれるという大失態を犯したおかげで、一時期開発中止という話もあったそうですが、今回出展されるということはちゃんと開発されているのかな? わたしとしては、「カードバトル」よりも「PSO2」が早く出ないかな〜って期待しているんですけれども。
ソニーは、オンラインゲームの出展数がすごいです。いよいよ本腰って感じですよね。 とはいえ、「みんなのゴルフ」や「ワイプアウト」などはボイスチャットのほうが断然面白そうなわけで、似たようなタイトルがXBOXで発売されると厳しいかもしれませんね。まぁ、ソニーのことですからボイスチャット後付けとかしそうですが。 その他では、ついに「ICO2」が来ました〜〜〜!! や〜、待ってましたよ、このゲーム。 「ミスト」と「プリンス・オブ・ペルシャ」を合わせたようなゲームなのですが、その透き通るような世界、言葉のほとんどない物語、最高ですよ。2も1の路線を期待してます。
この間合併したばかりのスクウェア・エニックスですが、「ドラクエ8」や「FF12」など、合併前に発表があったタイトルがほとんどですね。その中でかなり注目なのが「New Online RPG」でしょう。まだ開発しているかどうかもわからないのですが、ほとんどRPGメーカーと化した両社が手がけるオンラインRPGはとても気になります。 もしかしたら、MSの「TFLO」に対抗してのタイトル発表かもしれませんね。 ネームバリューは最高ですから、発表・発売が「TFLO」と重なったら、たぶんこっちの方に流れちゃうでしょうね〜。 今後、要注目です。 あと、日本で昨年末最高のダメゲームの烙印を押された「アンリミテッド・サガ」の評判も、個人的に気になります。
テクモは、どうやらXBOXと心中のようです。 今回出展数少ない上に「デッド・オア・アライブ」関係のみです。「刻命館」シリーズなんかどうしたんでしょうね?XBOXで出したら、けっこうセールス期待できそうなんですけどね。 さて、ざっと出展タイトルを見てきましたが、やはり世界最大のゲームショウだけあって、みんな主力のソフトを出してきています。特にハードメーカーはここぞとばかりに毎回大きな発表がありますので、結構見逃せないんですよね。 最近の合併云々のニュースも含めて、どうなることやら。 |
4月21日(月)のお話。 |
XBOX,大攻勢を期待して・・・ |
こんにちは、遠です。 先日ネット仲間とチャットしてたとき、「マザー3ってGBAで出るの?」と、聞かれました。このホームページで発売を知ったらしいのですが、なんとわたしったら「GBAで出るよ〜」と明記してなかったみたいで。せっかく長い文章読んでくれているのに、すみませんでした。どうも、こういったボケてるとこがあるので、他にも気づいたこと、質問等ありましたら、お手数かけて申し訳ないのですがBBSにでも書いておいて下さいね。 さて、今日のニュースですが、またまたセガです。 米マイクロソフトがセガの株買い取りを打診 これで、サミー、エレクトロニック・アーツ(EA)、ナムコに続き4社目です。セガってばモテモテですねぇ。 今のとこ、前3社との交渉を優先させるそうですが、EAとの交渉次第ではマイクロソフト(MS)に流れるそうです。 それにしても、ここまでいろんな会社が手を上げると、手を上げた会社同士がくっつきそうな気もします。セガがもたもたしている間に、EAがサミーを、MSがナムコ持ってって、セガだけ取り残されたら大笑いよね。 まぁ、この件は続報待ちかな。 さて、次はXBOXから。 マイクロソフト、Xbox Liveで世界中のプレーヤーと対戦 メカアクションの切り札「メック アサルト」6月発売決定 ついに正式発売日が決まりました。 それとともに、XBOXLive対応の詳細も発表になったようで、Liveで世界中のプレイヤーと8人同時プレイが可能ですって。 4人同時まではいけると思ってたけど、8人同時プレイはうれしい!ますます楽しみになりました。 このゲームは何度もお伝えしているようにロボット対戦物アクションゲームです。 もともとPC版からの流れのゲームなので、既存の家庭用ゲーム機のロボットアクションゲームでは真似できない、とても細かい動作まで出来るのがこのシリーズの特徴です。例えば、相手のコクピットや武器を狙い撃ちしたり、相手の積んでいる弾薬を狙って、誘爆を期待したり。 今回発表された内容を見てみると、フィールド上の建物などすべて破壊可能で、ビルを破壊すると鉄筋が剥き出しになるなど、背景もとてもリアルに作ってあるそうで、さらにそれらを武器として利用することも出来るそうです。 グラフィックはXBOXという時点でかなり期待してもいいと思いますが、問題は操作性がどの程度のものかですよね。いろいろ出来る反面、かなり複雑な操作を要求されそうですが。 Liveの仕様もなかなかよさそうです。 普通に対戦相手と会話出来る一方、チーム戦ではチーム内のみのチャットも出来るそうです。ただ、3月に発売された「マズルフラッシュ」というゲームでは、「基本的に味方同士でしか会話はできないが、敵に近づくと会話を盗聴できる」という、非常に凝ったものでした。こういったシステムはどんどん取り入れてもらいたいところですけど。 海外ではすでに発売されていまして、すでに新しいマップや機体、ミッションなんかもダウンロードできるサービスも開始していまして、しかもそれらが完全無料だそうです。こういったサービスって本当にいいですよね〜。 XBOXといえば、「トゥルー・ファンタジー・ライブ・オンライン(TFLO)」について、噂レベルですがいくつか情報がありました。 ・ β版は日本では今夏開始。 ・ 5月12日に北米で開かれるE3で情報公開予定。 どちらも海外サイトからの情報ソースなのですが、イマイチはっきりしていないのでなんとも。 で、ちょっと今年のE3について調べてみましたら、海外のサイトで出展予定タイトルの一覧が載っていました。やはり、「TFLO」も出展予定にはなっているようですね。「TFLO」はワールドワイドで展開していく予定らしいので、この場での発表と考えるのが一番自然かな。 まぁ、もう少しの辛抱、ですね。 E3出展タイトルについては、気になるものもいくつかありましたので、明日まとめてお話しますね。 |
4月18日(金)のお話。 |
コナミも裁判沙汰って多いよ〜な。 |
こんにちは、遠です。 今日のニュースです。 ゲームソフト大手のコナミに警告へ 公取委 何をしでかしたかというと、プロ野球選手の実名を独占的に使用できる権利をプロ野球側と契約し、他社のソフトの発売を意図的に遅らせた疑いがあるため、公正取引委員会から警告を受けるそうです。 まぁ、ちょっと昔のお話で有名ですよね、これって。 この影響をモロに食らったスクウェアの「劇空間プロ野球」の発売あたりで、ゲーム雑誌でも大きく取り上げてた記憶があります。 ちなみに、「劇空間プロ野球」というのは、超リアル野球選手を起用した野球ゲームの草分け的存在となったゲームです。あまりにリアルで似ていたおかげで、何人もの野球選手が「肖像権の侵害だ!」として、個人個人に使用料を払うように要求されちゃったぐらいです。たしかこの顛末は、プロ野球の「選手会」(プロ野球選手で構成された組合みたいなもの)が取りまとめて、「日本野球機構」(プロ野球全体の運営やらなんやらを決めてるとこ)に文句をいったのですが、「日本野球機構」側は「肖像権は球団側が(ある程度)自由に使用できると規則で決まってます。今回はわたしたちがOK出したからいいんです。」などと言われて却下されたはずです。まぁ、もちろんそんなんで選手は納得できるはずもなく、さらに文句をいってたのですが、その後どうなったかは知りません。もしかしたら、まだ続いてるのかも。 この問題に上記のコナミの問題が絡んできて、一時は「発売されないんじゃないか」とまでいわれたのですが、何とか無事に発売はされました。 ・・・シーズン終了時に。 それでも15万本ぐらいは売り上げてた気もするので、一応の成功といえるのかな?というよりも、その発売までにかかった費用分は回収できたのでしょ〜か・・・。 ずいぶんお話がそれましたが、その辺りに関わるお話のようです。 それにしても、 選手の実名などを00年4月から3年間、独占的に使用できる契約を結び って、すでに契約期間過ぎてからの警告って、めちゃくちゃ遅くないですか? これも「お役所仕事」なのか、コナミから「菓子箱」渡されたのか・・・、なんて邪推の1つもしたくなるってもんです。 さて、今日はもう1つ。 XBOX、実質値下げへ 6月から2割安の2万円 ひゃ〜、また値下げですかぁ。 と、いいましても、カプコンの「ディノクライシス3」同梱して26800円で販売するため、ソフト分差し引くと20000円ですよ〜、ってことです。 ・・・これはちょっと微妙よねぇ。 少し調べてみたんですけど、「ディノクライシス1」はPSで発売して65万本、「ディノクライシス2」もPSで発売して、107万本売り上げていました。 この数字だけ見ると紛れもなく大作なんですけど、GCでの「バイオハザード0」の失態見ちゃいますと、はたしてXBOXでどれだけ売り上げられるのか、激しく不安になっちゃいます。 まぁ、TVCM次第ですかね。TVCMでXBOXパワー全開のものすごい映像の連続で攻めたら、あるいは反響あるかも。PS2でよくやっているような、話題性・イメージだけでゲーム画面見せないCMじゃ、結局売れないでしょうね。 XBOXといいますと、「4月にXBOX関連でなんらかの大きな動きがある」という噂はちょっと前からあちこちで聞くのですが、一体どういったものなんでしょうね。 今のとこ、 ・XBOX小型版発売 ・「トゥルー・ファンタジー・ライブ・オンラインβ版」と 「XBOXLive」同梱版発売 などが有力なようですが。 まだまだXBOXは、XBOXLiveなどの魅力も使い切れていませんし、それはMS側が一番理解しているでしょう。その大きなテコ入れはたぶん今年に行われると思われるので(ってゆ〜か、今年やんないとかなりマズいですよね)、これら噂も十分ありえると思います。 XBOXで思い出しましたが、6月に「メックアサルト」発売するそうです。「アーマードコア」の元祖ともいえるロボットアクションゲームなのですが、わたしはこの手のゲームに目がないんですよね〜。 かなり期待です! |
4月17日(木)のお話。 |
遠ちゃんのRPG論。完結編 |
こんにちは、遠です。 またゲーム業界に大きな動きがありそうです。 ナムコがセガに合併提案、サミーに対抗 今度はナムコさんです。 ナムコの提案によると存続会社はセガとし、セガが受け入れやすい 形にした。 ってことは、ナムコさんなくなっちゃうんですか〜!? う〜ん、ナムコさんも必死です。 それにしても、新年度早々セガを中心に業界動きまくってますねぇ。セガ自体も混乱状態のようで、「次回の株主総会で、ナムコ、サミーとの合併、エレクトロニック・アーツ(EA)との業務・資本提携の三つの案について検討する方針。月内にも最終決定する見通しだ。」とある一方、これに否定的な意見もあるみたいで。 少し前のお話でも触れましたが、セガとナムコはなぜか仲が良く、またお互い似たもの同士だったりしますので、今回のお話は驚きはしましたが、納得も出来ます。もし合併が成立しますと、売上高が約3500億円となり、現在業界1位のコナミの約2500億を抜いてトップに踊り出るそうです。業績の面から見ても、サミーやEAよりずっと良い方向に合併できそうに思えます。 しかし、ナムコの発表によりますと、「年末からこの話はしていた。」ということで、サミーとの合併は発表前にキャンセルして、ナムコとの合併も可能だったわけで、この選択をしなかったセガはあまり乗り気ではないのでしょうか。さらに、すでに発表済みのサミーとの合併も順調に進んでいたらしく、サミーのコメントも「セガからは何も聞いていない。」としています。 ということは、今回の発表はセガからあまり良い返事がもらえないため、ナムコが独断でリリースした情報という気もします。 ちなみに、ナムコが提示した条件はかなりセガ側に有利なものに思えます。このことからも、ナムコ側がかなり必死のように感じられます。 ・・・なんだか、恋愛模様を見てるみたいね。 さて、今日はRPG論の総まとめということで。 とはいえ、結論としては最初から出ているんですよね。 つまり、「今のようなCRPGはそれはそれで面白いです。ただし、RPGの世界はそれだけってほど狭くも小さくもなく、TRPGのようにもっと自由でのびのびとした世界も創ってみてはどうですか?」ってことです。 でも、実はもうすでにそのようなCRPGはいくつか作られているんですよね。その中でもっともスケールが大きく、もっとも大きな失敗をしたのが「シェンムー」でしょうね、やっぱ。 「シェンムー」はとても素晴らしく、大きな世界を作り上げました。街の1つ1つのパーツから丁寧に作り、それを無数に積み上げて1つの街の概観になるまでにしました。街の人はそれぞれ自分のスケジュールに沿って行動します。話しかけるとちゃんと肉声で答えてくれます。それはすごくリアリティーがあります。そこまでは素晴らしかったんですが、問題はその世界の中身がスカスカだったんです。 まず、このゲームの趣旨がわかりません。このゲームはこれだけの世界を作っておきながら、やることは既存のRPG以下のただのお使いゲームになっちゃっています。これを面白いという人の具体的な遊び方を聞くと、「通行人をひたすらストーカーする」「ガチャガチャの景品を全種類集める」「港でハトを追いまわす」などが楽しいといいます。 はっきりいって、ぜんぜん興味が湧きません。 それらは現実世界でも出来ることです。(ストーカーはダメですよ)つまり、「ロールプレイング」する意味が全然ないわけです。「ロールプレイ」とは「役割を演ずる」わけで、それは「違う誰か」になりきって、現実の自分では出来ないことが出来るからこそ楽しいわけです。今回の主人公の場合、「武道の達人」という一般的には持っていない能力を持っているんです。これを生かせればぜんぜん違っていたと思います。 また、「役割を演ずる」以上は「それを受ける相手」と「それを楽しむ観客」が必要です。TRPGではそれは他のプレイヤーでありGMにあたります。CRPGの場合、ゲーム中の知り合いや通行人がそれにあたるものでしょう。この人達が自分の行動に対して何のリアクションも取らなければ、何やっても面白くはならないのです。 このゲームは、そういったアクション・リアクションがものすごく乏しいのです。こっちからなにか直接アクションかけない限り、隣で何が起こっても何も反応しませんし、必要なフラグが立っていなければ同じことを繰り返すだけだったりします。 では、そんなRPGはまだないのか?といいますと、実は超ヒットゲームであるんです。その名も「グランド・セフト・オート(GTA)」です。 「洋ゲーじゃん!」ってツッコミはなしですよ。 このゲームのもっとも凄くて楽しいとこは、できることの豊富さと、それを実行したときのリアクションの大きさです。 主人公はどのような車でも奪えます。奪うと持ち主は「ちゃんと」怒ります。また、人を殺したり、物を盗むこともでき、そういった騒ぎを起こすと驚いて逃げ惑う人もいれば、野次馬なども集まってきます。 これが、銃で人撃っても回りの人は全く反応しなかったら、ぜんぜん面白くないゲームになっていたでしょう。 これこそRPGです。 日本のゲームで他にないかと見てみますと、ありました。 「クレイジータクシー」です。 「レースゲームじゃん!」ってツッコミはなしですよ。 この、街のどこでも走れる痛快さ、通行人を轢きそうになったときの回避アクションの豊富さ、テクニカルな運転したときのお客さんの反応のよさ。このゲームをやっている最中は完全に「クレイジータクシードライバー」になりきれる点で、これはある意味、RPGといえるのではないでしょうか。 このように、どのようなジャンルでもRPGといえちゃうぐらい、RPGの定義は広いものなのです。RPGだからといって、戦闘シーンや成長要素だって絶対必要ってわけでもないんです。せめて、そのところを作り手にはわかってほしいなぁって思います。 ちなみに、今一番期待がもてるRPGは「トゥルー・ファンタジー・ライブ・オンライン」かな。 「まんまじゃん!」ってツッコミはなしですよ。 |
4月16日(水)のお話。 |
遠ちゃんのRPG論。その2 |
こんにちは、遠です。 ちょっとだけ昨日の続きですが、「ほぼ日刊イトイ新聞」という糸井重里さんのHPでマザー3についての情報がありました。その中の1文を以下に抜粋しますね。 「あえて『あんまり期待しないでね!』って、笑いながら平気で言えるような、 そんな、楽しいゲームにしたいと思ってます」 わたし的に、これで十分満足です! これで安心してマザー3発売まで待てるってものです。 なので、これから発売までこのゲームに関する一切の情報を遮断するつもりです。情報サイトにあるまじき行為って気もしますが、ご了承くださいね。 さて、もう1つ。 4月14日についに「POSTAL 2」が発売になってしまいました。 そうです、一般人の首飛ばしてサッカーが出来てしまうあのゲームです。 1は全米で発禁という、ある意味「名誉」な処置を受けたのにもかかわらず、さらにパワーアップして帰ってきてしまいました。 しかも、体験版まで配布しちゃってます。 「ポスタル2」のデモ版紹介記事&デモ版本体をUp (4Gamer) ちゃんと物事の分別ある方で、かつ興味のある方はどおぞ。 ・・・真剣に製品版買おうか迷っちゃってたり。 さて、ニュースが長くなっちゃいましたが、そろそろTRPGについてお話します。 そもそも、なんでTRPGのお話になったのかといいますと、「面白いRPGとは何か?」というお話で、わたし的にコンピュータRPG(以下、CRPGと表記します)は、その原点であるTRPGに及ばないと思っています。 ただ、断っておかなければならないのは、前回お話した通り、今のCRPGとTRPGではある意味別物です。CRPGにも独自の面白さがあるので、本当はこのように比べるのはナンセンスだと思います。ですが、今のCRPGはほとんど飽和状態で、大作といわれてるものでも(ものこそ、かな)過去あるものの焼き回しでしかなく、結果、遊んでいても楽しくないという、ゲームの基本部分すら忘れ去られているものになっちゃってます。 そこで、今回はRPGの原点であるTRPGの何がそんなに面白いのか、CRPGには何が足りないのか考えていきたいと思います。 ・・・ほんとはそんなカタいお話にするつもりはなかったんですけどね。 さて、まずはTRPGとはどんなゲームかについてお話しますね。 このゲームは、基本的には道具を使わず、会話のみで進めていくゲームです。 ですので、一番盛り上がる人数は4〜6人ぐらいでしょうか。 人数構成は、「ゲームマスター(GM)」が1人、その他の人は「プレイヤー」となります。GMは司会進行役のようなものです。また、プレイヤーはゲームを始める直前に、自分がどのような性格でどのような特徴があるのかを決めます。 ゲームの進行はプレイヤーが「〜します」とGMに伝え、その結果をGMが返す、という形で進めていきます。 例えば、以下のような感じです。 GM:今あなたの目の前に女性の格好をした人が倒れています。 P1:急いで抱き起こします! GM:その人は、手に持っていたナイフであなたの胸を刺しました。 と、いった感じです。 ・・・なんか物騒な例えですが。 この場合、プレイヤーには注意深さが全くなかった、というGMの判断からすんなり刺されてしまいましたが、少しでも何らかの用心をしていればそんなことはありません。 GM:今あなたの目の前に女性の格好をした人が倒れています。 P1:急いで近寄ります。 GM:その人は、「うう・・・」とかすかなうめき声を上げています。 おなかのあたりに手を当て、うつぶせに倒れています。 P2:盗賊にでも襲われたかな?その人の周りは? GM:周りには、色々な道具が散乱し、道も荒れています。 P2:あれ?血は流してないの? GM:見えるところには血の跡はありません。 P1:なんか怪しくない? といった具合にお話が進んでいきます。 GMはその場面を想像し、情報をプレイヤーに与えるのですが、プレイヤーが望むまで必要最小限の情報しか与えてはいけません。プレイヤーもその状況を想像し、不明な点、おかしいと思ったとこはどんどんGMに尋ねて行動を決定していきます。 こうして物語が進んでいくゲームがTRPGです。 さて、TRPGとCRPGの一番の違いは「能動的」か「受動的」かの違いです。 CRPGはすでにシナリオが用意されていて、その場所に行くことで物語が進んでいきます。 TRPGもGMの頭の中にはシナリオがありますが、すべてはプレイヤーの行動次第です。上で述べたように、GMは「ゲームの世界」そのものですから、能動的にプレイヤーを動かすことは出来ません。ですから、とんでもない方向へプレイヤーが暴走する可能性もあり、それも受け入れなければならないのです。 例えば、上記のお話でしたら、プレイヤーが倒れてる人の身ぐるみ剥ぐとかいいだしたり、倒れてる人そっちのけで散乱している荷物を物色しだしたりされることも、よくあることだったりします。 プレイヤーは自分勝手に動くのが大好きなのです。 でも、そこでGMもだまっててはいけません。GMはできるだけ自分の用意したシナリオを通るようにアドリブで反撃しましょう。 上記の場合、GMの目的が「プレイヤーをだましてひどい目にあわせる」だけでしたら、散乱しているものに罠を仕掛けてあるとか、実は本当に死にかけていて、抱き起こした瞬間に死んでしまうとか。 GMは設定を自由に変えられる分、いかに自然にかつ面白く自分のシナリオに持っていくかが腕の見せ所ですね。 要するにTRPGは、GMとの「かけひき」です。プレイヤーもただ自分勝手に遊ぶのではなく、はじめに決めた性格になりきって「らしく」行動し、GMはプレイヤーの行動をできるだけ制限しないよう努めながら、自分の作ったシナリオ通りに進めていくのです。 TRPGは、本当に自分達で考えて行動していくからこそ、夢中になり、面白いのです。 さて、明日はこれらを踏まえてのわたし的RPG論のまとめです。 ・・・長くなっちゃったなぁ。 |
4月15日(火)のお話。 |
♪ま〜ざつ〜、ま〜ざつぅ〜〜♪ |
こんにちは、遠です。 昨日も追記しましたが、新PS2が発表されました。 SCEI、プログレッシブ出力に対応した新型プレイステーション 2 価格は2万5000円、5月15日に発売するそうです。 既存のPS2との変更点は、 ・プログレッシブ出力対応 ・DVD-R再生可能(DVD-RAMは不可のよう) ・ファンノイズを1/4低減 ということで、大きな変更点はない模様。これでPlayStation BB Unit付属だったら大ニュースなんですけどね。 DVDリモコンも一新するそうですが、どうやらこれは付属しないようですね。 PS2関係でもう1つ。 PlayStation BB Unitの店頭販売が6月に延期 「みんなのゴルフOnline」や「信長の野望Online」といった有力ソフトの開発が遅れてるのでしょうかね?当然それに合わせての店頭発売でしょうから。 さて、そんなどうでもいいお話はおいといて。 みなさん!喜びましょう!! ついに「マザー1・2」がゲームボーイアドバンスに移植されるようですっっ!!!あぁ、も〜任天堂ってば神っ! 発売は6月20日(金)で、4800円のようです。 この日はわたしのスケジュールに登録しました。 もちろん、この日から一週間は何も予定を入れるつもりはありません。 しかも、しかもです。 マザー3GBAデカイハツチュウトノコト。 あああ、めまいが・・・ 喜びの余り、おうち帰って花見酒で一杯やりたい気分になります。 今、雨降ってますけど。 もうサクラ散ってますけど。 それにしても、あの「マザー3開発中止」から長かったです。あの日以来、「開発再開」のニュースをずっと待ちわびてたわけですし。去年予約特典として発売された裏ゼルダが、N64DDエミュレータで動かしているということを知り、ひそかに「マザー3はGCで発売されるはず!」と思っていただけにGBAで発売というのはちょっと驚きですけれどね。 さて、わたし的に現存するRPGの中で1番好きな「マザーシリーズ」なのですが(1の方が好きだけど)、どこがそんなにいいかといいますと、ずばり「雰囲気」です。 音楽はともかく、グラフィック、お話自体はそんなに奇抜だったり優れていたりするわけではないのですが、そのすべてを合わせて「ゲーム」としたときに感じる「雰囲気」がとても暖かく、心地よいものなのです。 こればかりは言葉で伝えるのは難しいです。 さらに、マザーはゲームだけでなく、攻略本やサウンドトラックも素晴らしいんです。(これも1だけですけれどね。) まず攻略本ですが、「エイブ」という会社から発売された「マザー百科」という本があります。 その本の凄い点は街の風景、アイテムなどがすべて「実写」で構成されているのです。町の風景はゲーム画面と似たような外国のそれっぽい場所の写真が使われており(魔法の国「マジカント」にまで、写真を使ってたぐらいです。)、食料アイテムなどは実際に料理して作った写真、モンスターなどは粘土などで作成するほどのこだわり。さらにレイアウト、街のマップ、文章など旅行のガイドブックをとてもよく研究して作られており、一見しただけではゲームの攻略本とは思えない作りです。 おかげでわたしは中学入るまで実際にある世界だと思い込んでました。 今はとても残念なことに絶版となっていますが、「復刊ドットコム」などでもかなりの人が再版を望んでいますし、これもぜひこの機会に復活して欲しいものです。 また、サウンドトラックも素晴らしく、このゲームで流れるほとんどの曲が英語の歌になっているんです。まぁ、もともとある洋楽を使用したのかもしれませんけど。 それでも、好きな曲が歌として聞けるのはうれしいもので、その中でも特に気に入っている曲「Eight Melodies」はゲーム通り子守唄のようなシンプルで優しい歌で、聞いた時は感動ものでした。 これは今でもあるのかなぁ?たま〜に中古屋さんで見かけることもあるので、興味を持ちましたら探してみてくださいね。 それにしても、この情報ソースは某超有名ニュースサイトさんからのお話だったのですが、未だに信じられなかったので、仕事中にもかかわらずちょっと検索かけてみましたら、なんともう公式サイトが出来上がっていました! (T▽T) もう、6月20日まで冬眠したい気分です。 あ、TRPGについては明日ってことで。 |
4月14日(月)のお話。 |
遠ちゃんのRPG論。その1 |
こんにちは、遠です。 今日は目立ったニュースがないので、ちょっと古めのニュースをご紹介。 ソニー、ゲーム名に「衝撃と恐怖」を商標登録申請 なんだか、ヘタしたら世界中を敵に回しそうなお話です。どういうゲームなるのか、そもそもそういった題名のゲームを製作するのかすら不明ですが、本来人を楽しませるためのゲームなのに、逆に不快にさせてど〜するんでしょうね。 さて、最近のゲームにはこういったニュースに限らず「ゲームって何?」ってことを考えさせられるゲームが増えているような気がします。 当たり前のことですが、ゲームは「遊び」であり、「楽しい」から遊ぶわけです。それが、逆に「苦痛」に感じたりストレスがたまったりするゲームがなぜか多いように感じるんですよね。まぁ、今に始まったことではないんですけど。 今回はそのなかでも、一番ストレスためてくれるRPGについてお話していきます。 さて、まずはRPGの簡単な歴史から。 わたしも古いことはイマイチ自信がないのですが、やはりRPGの元祖はテーブルトークRPG(TRPG)の「ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)」で、1974年に発売されたようです。今から約30年前ですから、実はそんなに古いお話ではないんですよね。 そして1981年、それを模して作られたといわれるのがコンピューターRPGの元祖である「ウィザードリィ」や「ウルティマ」です。この頃のコンピューターRPGは「コンピュータがゲームマスターの代わりをしてくれるもの」という認識があったそうです。 つまりは今のRPGのような「物語を見せるもの」というものではなく将棋やモノポリーのような「対戦相手」といった意味合いが強かったということでしょう。 そしてその5年後の1986年、日本で「ドラゴンクエスト」が発売されます。ここから、アメリカと日本でのRPGの形が変わってきたように思えます。 アメリカでは「ダンジョンマスター」や「マイト&マジック」など、ストーリーそっちのけでどれだけ自由にプレイヤーを動かせるかに注力しています。(例えば壁にかかっている武器を取って敵に投げたり、倒した敵の肉を食べて空腹を満たしたりなどもできます) 一方、日本で同じ頃発売されたRPGは「ファイナルファンタジー」や「女神転生」など物語やその世界独自のルールで遊ばせることを前提としたRPGが流行りました。 この時点ではコンピューターの性能が高くないため、TRPGの要素の1部分を特化させたと考えれば納得いきます。しかし、何を思ったか日本では、コンピューターの性能が上がるにつれてさらに極端な方向へと進んでいってしまいます。 このきっかけは、わたしは「FF4」の成功にあると思います。 このRPGで主人公が勝手に動き、しゃべりだすことで、主人公=プレイヤーの関係が完全に崩れました。しかも、いきなり主人公のレベルは10からスタート、職業は完全に固定で、パーティは勝手に入れ替わりたちかわりしてしまうなど、そのスタイルにはある種の潔さまで感じてしまいます。 と、まぁ、ここまで言っておきながらなんですが、このようなゲームもわたしは「あり」だと思います。これはこれで面白いと思いましたし。 ただ、問題はみんなこのゲームを真似しだした、というところなのだと思います。みんなこの路線は変えずに、システムや世界観の違いだけで独自の色を出そうとしているため、システムが煩雑になったり、ストーリーが思った方向になかなか行かないなどでストレスのたまるゲームが出来上がるわけです。 例えば、ちょっと瓦礫が積み重なっているとこでも「行き止まりだ」とか言われて、思わず「登れよ!」とツッコミ入れた経験なんて、誰もが一度はあるのではないでしょうか。 こういった不満は開発者も感じるようで、少しずつなくなってはいるのですが、そのなくし方がまた問題でして、「瓦礫を登れるようにする」のではなく、「この先では激しい戦闘が行われている」などの向こうにいけなくするための「やむをえない理由」をくっつける、というものです。 ・・・消費者、ナメてますよね。 理由があれば納得はするかもしれないですけど、行きたいとこにいけないのは変わりないわけですから、結局はストレスもたまるんですよね。 さらに、そういったとこが多くなればなるほど状況説明的な文章も多くなり、「めんどくさい」ということにつながるわけです。 とまぁ、色々言いましても、ゲームによっては個人の好みでこういった問題もあまり気にならなくなるものなんですが。わたしも結局はやってみて面白いものであれば「これはこれ」として素直に楽しんじゃってたりもしますし。 それでも今のところ、TRPGの面白さには及ばないのですけどね。 さて、そんなTRPGとはどんなものかを明日お話していきたいと思います。 追記:ニュースです。 新型PS2発表! といいましても、大きな変更点はDVD-Rが再生可能となり、ファンの音が小さくなった程度のもののようです。詳細は明日ということで。 |
4月11日(金)のお話。 |
盛り上がっているトコロ、盛り下がっているトコロ。 |
こんにちは、遠です。 欧州でXBOXが値下げされることになりました。 Microsoft、欧州でのXbox小売価格を値下げ 今までは249.99ユーロ(約29,000円)のところ199.99ユーロ(約25,000円)に値下げするとのことで、PS2は249〜259ユーロですので、約5,000円差、GCとはほぼ同額となります。つまりは日本と同じ値段設定ですね。 マイクロソフト曰く、「すでに欧州でナンバー2の地位を確立し、その地位を確固たるものにすべく値下げする」とのことですが、任天堂が5月6日に発売する「ゼルダの伝説」を恐れての値下げではないか、という声も上がっています。 わたし的には後者のほうが説得力あるように聞こえるのですが。 ちなみに、今のところGCの値下げはないそうです。 さて、こうしたハード側の変更というのは、有力なソフトと連携することで初めて効果を発揮するものだと思います。かなり売り上げが見込めるソフトをさらに後押しする形でハードが値下げされるなど、よくあるお話しですよね。日本でも今年の2月14日からPS2の新色が順次発売となりましたが、3月の大作ラッシュとの相乗効果で一時はGBASPを凌ぐほど売り上げています。 今回の欧州でのXBOX値下げも、3月14日から始まったXBOXLiveとその有力ソフトがいくつも発売されることもあって、けっこう期待できるのではないかと思っています。 少し前にもお話しましたが、欧州でのXBOXの売り上げはなかなかのもので、12月末時点で800万台売り上げています。(ちなみに、GCは3月末時点で940万台ですから、ほぼ同じかややXBOXのほうが上回っているぐらいでしょうか)Live対応ソフトもいきなり充実しているので、もし任天堂の「ゼルダ」が日本と同じようにコケれば、とりあえずは欧州ゲーム市場2位の座は安泰となるでしょうね。 それにくらべて日本では稚拙なものです。年末には各小売店が在庫処分目的で勝手に19,800円に値下げしてしまうという、前代未聞の事態まで起こっちゃいました。それでも現在までの売り上げはたったの40万台。あれだけウリにしていたXBOXLiveも今では閑古鳥鳴いているような状況。 まさに、絵に描いたような負けっぷりです。 さらに、日本MSのゲーム部門の人員を現在の200人から166人に減らしちゃうようで・・・。 ホントに「トゥルーファンタジーライブオンライン」までもつのかしらね。 しかし、世の中には下には下がいるもので。 なんと、韓国では売り上げ2万台のようです。 ・・・どうも、ゲイツ様はアジアがお気に召さないよ〜で。 |
4月10日(木)のお話。 |
サイコロ振るだけじゃないんだよ〜 |
こんにちは、遠です。 今日からカプコンのPlaystationBB専用ゲーム「カタン」のβテストの募集が行われます。 当初の予定では先着5000人が対象者だったのですが、急遽抽選という形になったので、申し込みは急がなくても大丈夫そうです。 さて、この「カタン」というゲームなのですが、同名のボードゲームをネットゲーム化したものです。「カタン」は海外ではけっこう昔からあったボードゲームなのですが、去年あたりにカプコンが日本での発売の権利を買い取り、積極的に広めようとこれまでもいろいろな活動を行っていました。今回のゲーム化もその一環なんでしょうね。 「カタン」の詳しい内容はココを見て頂くとして、ようは陣取りゲームです。 ボードゲームは大きく分けて双六タイプと将棋のようなシュミレーションタイプの2つに分けられます。前者で有名なのは「人生ゲーム」や「モノポリー」などですね。後者は囲碁、将棋、オセロなどで、「カタン」もこのタイプです。 わたしはまだ遊んだことがないのですが、けっこう面白いという噂も聞くので、近いうちに遊んでみたいと思います。 それにしても、最近は本当にボードゲームは遊ばれなくなりました。 もちろん原因はコンピューターゲームなのですが。 コンピューターゲームは、ボードゲームの一番の問題点である、それぞれの得点の管理やルールの徹底化が出来る点など、ボードゲームの欠点をあらかた解決しちゃったことも大きなポイントでしょう。 結果、「人生ゲーム」や「モノポリー」もコンピューター化され、「桃太郎電鉄」や「いただきストリート」など、良質なコンピューターゲーム発のボードゲームが発売されている今、手間のかかるボードゲームが流行らないのはよくわかります。 しかし、やはりボードゲームも奥が深く、コンピューターゲームでは絶対マネの出来ないボードゲームというのも存在するんです。 その名も「フンタ」というドイツで作られたゲームです。 このゲームの特徴は「運」と「ルール」が極力少なくなっている点です。大統領決めるのも、暗殺する人決めるのも、クーデター起こすのも、誰かと結託するのもすべてプレイヤーの自由なのです。自分の得点さえ、誰かに決められてしまうのですから。 このゲームの勝つ秘訣は、ずばり「アドリブ」です。 例えば、大統領演説をやったり、隣のプレイヤーとひそひそ話しをしたり。ウソ、目配せ、口裏合わせはもう日常茶飯事です。 はっきり言って、友達なくします。それでも誰かをハメたくてしょうがなくなります。と、まぁ、なかなかにアブないゲームなのですが、みんな声を張り上げ、手振り身振りで遊ぶっていうのは、ボードゲームの醍醐味だと思います。 現在、ネットが普及し、ライブ感というのもだんだん出てきてはいますが、やはりボードゲームは友達と机囲んで遊ぶのが一番面白いなぁ、と思う今日この頃です。 |
4月9日(水)のお話。 |
GTAにポケモンセンターないのかしら? |
こんにちは、遠です。 昨日の続きをお話する前に1つだけ。 GBASPアチャモオレンジ、ポケモンセンターで限定発売 もう、わたしは「暗刻落とししたのがカンドラだった」ぐらいショックです。 ・・・ホントにかんべんしてくださひ。 う〜ん、まだちょっと立ち直ってないのですが、気を取り直して。 さて、昨日は「日本でGCが売れなかったワケ」についてお話したのですが、今日は海外で売れなかった原因を作った「GTA(グランド・セフト・オート)」というゲームを中心に進めていきます。 「GTA」はアメリカで人気のクライムゲーム(犯罪という意味です)というジャンルに属したゲームです。 このジャンルのゲームはその名の通り、盗みや殺し、街の破壊などを行うのが主な内容という、なんとも物騒なゲームなのです。 この手のゲームでは「ポスタル」や「カーマゲドン」といったゲームも有名です。これらに共通しているのは、 1.舞台は現代 2.強力かつ豊富な武器が用意されている 3.基本的に無抵抗な一般市民がいる 4.攻撃してくるのは警察やライバルなど一部の人だけ 5.大抵のものは破壊可能(人込み) 6.ゲームの目的はあってないようなもの と、これだけでトンデモナイゲームってのはわかりますよね。 でも、普通に想像する以上のことが出来てしまうのが、これらのゲームが支持される理由なわけでして。 例えば「カーマゲドン」。 カーレース物なんですが、相手の車を破壊するだけでなく、一般市民を轢き殺すことも可能。さらに、ただ轢き殺すだけでなく、芸術的に轢き殺すと高得点。一撃でコナゴナにしたり、内臓や目玉を撒き散らすとベストです。 ・・・。 例えば「ポスタル」。 最新作では、人の首をチェーンソーで斬り飛ばし、その首でサッカーが出来るそうです。 ・・・・・・。 いや、ブラックジョークでは済まないよ〜な気がしますが。 「GTA」はこれらのクライムゲームのように、「何かが間違っている」設定ではなく、現実の世界をできるだけ忠実に再現しているのが特徴です。 ゲームは、「シェンムー」のように作りこまれた街の中で、主人公がマフィアやギャングの依頼を受けてさまざまな犯罪を行うミッション制で、裏切りや復讐といったストーリー性もあるようです。自由度が非常に高いようで、ミッションをクリアする以外に、強盗で手に入れた車を乗り回してタクシー稼業を楽しんだり、この手のゲームらしく爆弾やロケットランチャーといった武器を駆使して市民を虐殺するといったことなども可能のようです。 さらに、市民の思考にAIが使われており、街中で標的を始末したりすると銃撃に驚いて逃げ惑う歩行者もいれば、倒れた標的に群がる野次馬もいるという懲りようです。 また、奪える車なども乗用車だけでなく、救急車、パトカー、消防車等、あらゆる車種を奪う事ができ(しかも、挙動が各車ごとに物理的に計算されているそうです)、リアルタイムで変化していく天候の中で好きなラジオ放送を聞きながらのドライブもできるそうです。 犯罪を犯すと当然ながら警察が登場し、最初の方は通報をうけた警官が来るだけなのですが、それを返り討ちにしたり更に犯行を重ねると車の数は増えるわ、ヘリは来るわ、FBIはくるわで、市民の命も顧みず追っかけてくるらしいです。 ・・・と、調べるれば調べるほど面白そうなんですよね。わたしと同じく興味を持ったあなた。Windows版が日本語マニュアル付きで発売されているので、チェックしとくといいかも。わたしもウッカリ買っちゃうかも。 お話を戻しまして、これだけ柔軟かつ繊細に作ってある世界を好きなように壊すことが出来るゲームなんて、日本でだって売り方がうまければ売れちゃいそうですよね。それがクライムゲームという1つのジャンルが確立されている北米や欧州で発売されたら、どれだけ反響があるか想像も出来るってものです。さらに、1年で「3」とそのバージョンアップ版の「バイスシティ」の2本も発売されてしまうんですから・・・。 結論:相手が悪かったってことで。 ちなみに「バイスシティ」では、各要素のパワーアップに、使用できる乗り物に航空機、バイクが追加され、服など買えるものが増えるなど、これまた面白そうな要素がかな〜り増えている感じです。 それにしても、「GTA」ほどXBOXに似合っているゲームってないと思うんだけど。マイクロソフトさん、開発会社ごと買い取らないかしらね。 あ、「マリオ」も「ゼルダ」も内容自体はとっても面白かったですよ。今なら「マリオ」は3980〜2980円で、「ゼルダ」は2980〜1980円で新品が買えちゃいますので、おすすめですよ〜。 |
4月8日(火)のお話。 |
GBASP、あんなに売れたのにね〜 |
こんにちは、遠です。 ようやく春の大作ラッシュも一段落し、また新たに新年度スタート、というこの次期にこんなニュースが流れました。 <任天堂>ゲームキューブ苦戦で減収減益に 3月期見通し あ〜あ、任天堂ってば・・・。 どうやらゲームキューブの本体が予想の半分強しか売れなかったよ〜で。 で、さらに、 業績下方修正は、ゲームキューブの販売が予想を下回ったため=任天堂 ということで、もう2003年度前期分の業績も下方修正してしまいました。 ・・・よっぽど売れない自信があるのね〜。 さらにさらに、 カプコンが一時18%高、売られすぎの反動、任天堂向け戦略見直し ここ最近、カプコンの株が売られまくってたんですけど、「任天堂への独占供給やめる!」といった途端、買われまくったそうです・・・。今のとこ、「バイオハザード」シリーズはGC独占販売です、とカプコンは発表していますが、これも近いうちに覆りそうっていうのが大方の見方のようですね。 わたしから見ても、すでに去年ゲームキューブでは「マリオ」「ゼルダ」「メトロイド」とキラータイトルを立て続けに発売したのにもかかわらず惨敗してしまっている現状では、もう不安要素しか残ってないような気がします。 それにしても、なぜここまで売れなかったのでしょうか。わたしなりに考えてみました。 まぁ、ちょっと考えればわかるような気もしますが、つまりはPS2が幅広い年齢層に売れすぎてるため、なのでしょうね。 現状では、10代後半から圧倒的にライトユーザー(年に数本しかゲームを買わない人)が多く、こういった方々は例えちょっと興味を持ったとしても本体ごと買ったりはしないでしょう。 逆に、ゲームをコンスタントに買うのは、10代前半の子供達と一部のコアユーザーだと思います。 コアユーザーはともかく、子供達に「マリオ」や「ゼルダ」は興味を引けなかったのかといいますと、そうとも思えません。週間少年ジャンプでばんばん宣伝してましたし、コマーシャルも良く流してましたし。 しかし、子供が興味を持っても、買うのはその親なのです。親からすれば、もう子供達にはPS2というゲーム機を与えているのです。普通、よっぽどゲームに理解がなければ「1つもっているんだからいいでしょ。」ってことになるでしょう。 さらに去年の年末、「ゼルダ」は「ポケモン」のすぐ後に発売してしまいました。12月のクリスマスプレゼントは「ポケモン」でしょうし、今の子供達が使える遊び時間はやっぱり「ポケモン」でいっぱいなのです。 そんなわけで、GCは一部のコアユーザにしか売れなかったのでしょう。 ここまでは国内のお話だったのですが、海外での原因は任天堂からちゃんとコメントがありました。 (PS2の)「GTA(Grand Theft Auto)が圧倒的に売れたために、 当社のソフトがかすんでしまった」 ようです。 つまり、ガチンコ勝負で惨敗したわけですね。任天堂も落ちぶれたものです。 さて、ずいぶん長くなってしまいましたので、この「GTA(グランド・セフト・オート)」というゲームについては明日お話しますね。 |
4月7日(月)のお話。 |
「テイルズ」シリーズ最新作発表!でも、ちょっと・・・ |
こんにちは、遠です。 今日発売の週間少年ジャンプで、「テイルズ」シリーズの最新作が発表されました。 「テイルズ」シリーズ最新作「テイルズオブシンフォニア」発表 今までプレイステーション(PS、PS2)で出ていたシリーズなのですが、今回はゲームキューブ(GC)で発売するそうです。このシリーズの外伝的なものはゲームボーイアドバンス(GBA)でいくつか発売されていたのですが、本編としては1作目の「テイルズオブファンタジア」以来の任天堂ハードでの発売となりますね。 今回はグラフィックが3Dになりました。今回のキャラデザインは、1作目と同じ「藤島康介」さんが担当し、キャラはトゥーンシェーディングで描かれています。このシリーズの特徴の、格闘ゲームのような戦闘シーン(「リニアモーションバトル」と言うそうですが)も3Dで動くそうです。(3D格闘になるのかな?) わたし的にPSOのような戦闘シーンのRPGは前々からやってみたいと思っていたので、もしそのような戦闘システムならすごく期待しちゃいます。とはいえ、画面写真を見る限りだとキャラがちまちました感じなので、過度の期待はできないような気もしますが。 さて、このシリーズは今回で5作目になるのですが、1作目はスーパーファミコン末期に発売された比較的新しいシリーズです。 後発シリーズということもあり、1作目の「テイルズオブファンタジア」は他の有名RPGを徹底的に分析して作られている感があります。有名RPGの特徴を見てみますと、「ドラゴンクエスト」が当時ジャンプで名を上げた「鳥山明」さんをキャラクターデザインに起用し、「古典調」のRPGを親しみやすく仕上げたのに対し、「ファイナルファンタジー」が幻想的なイラストで当時比較的年齢の高い方々に人気のあった「天野喜孝」さんを起用し、よりドラマティックな「映画調」のRPGに仕上げていました。 これに対し、「テイルズ」では「ああっ女神さまっ」などで有名な「藤島康介」さんを起用し、「アニメ調」のRPGでまとめることで、コアなファンを味方につけたのは大きな強みになりました。 ちなみに、アニメ的なRPGは当時、PCエンジン(スーパーCDロムロム)の「天外魔境2」やメガドライブ(メガCD)の「LUNER」などいくつかありまして、三者三様の良さがありました。 わたしはこのゲームでは演出面でのこだわりが大好きでして、「街で演奏している人に近づくと、演奏している曲の音が大きくなる」とか、「雪の降る街で歩くと足跡が残り、時間が経つと少しずつ消えていく」など、けっこう感激した記憶があります。また、歌が丸々1曲入っているのも演出としてもいいですし、なんといってもアニメっぽいですよね。 アニメっぽいと言えば、RPGとしては大きめのキャラが必殺技叫びまくって攻撃する戦闘シーンはまさにアニメさながらといえます。 そんな感じの丁寧な作りのRPGなのですが、唯一の欠点としてはストーリーが平凡すぎるんですよね。1作目はまだ似たようなRPGがなかったのでとても楽しめたのですが、2作目、3作目もライトユーザーを意識したのか、相変わらずストーリーは普通な感じがしましたし(設定は凝っているんですけどね)、キャラにアクが余りないため面白みに欠けるんです。 で、今回の「シンフォニア」もそんな臭いがぷんぷんするんですよね〜。せっかくアニメらしく整えたのに、どんどん映画的なFFシリーズに近づいている、みたいな。もっとコワれた設定でどんどん突き進んでもいいのに、と思ったりもします。 とりあえず今日は「テイルズ」の新作情報が入ったので、「テイルズ」シリーズ中心にお話しましたが、RPGについてはいろいろ思うところがあるので、またお話していきたいなと思っています。 |
4月4日(金)のお話。 |
入出力デバイスって最近どんどん進化してて飽きないです。 |
こんにちは、遠です。 ちょっとだけ昨日の続きを。 よくネットでは、FFX-2は「こんなのFFじゃない!」と言って、ボロクソにけなす意見も多く見られます。たしかにFF1からの主要な開発メンバーもおらず、そのストーリーやノリなどからそう思える部分も多々ありますが、開発メンバーがいなくなったのは今に始まったことではないですし、FF8なんて学園ドラマだったわけですし。 ですので、FFX-2が「FFじゃない」という意見はおかしいような気がします。「なにがFFか?」なんて、明確な答えはもうないんじゃないかしら。あえて挙げますと「魔法の名前」ぐらいでしょうか。 それにしても、今回のFFはFF8のときと結構状況が似ているように思えます。「バンバン宣伝して、ガンガン売ったはいいけど、内容的に満足できる人が少なく、非難轟々」ってとこなんて。まぁ、売上の差は2倍ぐらいあるんですけどね。 まだまだFFX-2については言い足りないのですが、今回はこの辺にして、今日のニュースを。 近くの動きに反応して映像が変化する双方向ディスプレー この装置自体はけっこう前に出来上がっていまして、ユビキタスのお話などにはよく登場します。また、セガのアミューズメントパーク「東京ジョイポリス」で「アクアアリーナ」というアトラクションですでに商用利用されています。 今回はこれを上記のようなエンターテイメントだけではなく、商用利用する際に広告として使うと、というお話です。 これ、けっこう奥が深いな、と思います。例えば、1枚のポスターで伝えられる情報って、当然かなり少ないですよね。ちょっと遠くからでも分かるように、大きな文字を使われることも多いので、さらに情報量は少なくなります。しかし、このように変化する広告ですと、すべての情報を入れておくことが出来るわけです。 例えば、駅にマクドナルドの広告を置くとします。それを見て興味を持つ人はたいてい「行き先は?」「今の新メニューは?」「どんなメニューがあったっけ?」「今席空いているか?」などのお店についての詳しい情報が欲しくなります。普通の広告ですと、これらすべて、特に現在の空席状況などは絶対に伝えられませんが、それが可能になるわけです。 さらに、これに「シーマン」や「N.U.D.E @」などに使用されている音声認識技術や、裸眼立体視の技術(つまりは立体映像ですね。去年の「産業用バーチャルリアリティ展」で発表されていた立体映像はけっこうすごかったです。)などを組み合わせると、かなり面白いものが出来そうです。 例として、ゲームショップでの使用を考えてみましょう。現在はゲームショップといえどもゲームの宣伝は、店頭ビデオを流すか、ポスターを貼るか、体験コーナーを設けるか、程度です。 しかし、このシステムを使うと、まずお店に入ると「いらっしゃいませ」と、目の前にバーチャルおねえちゃんが登場します。映像ですので、お客さん1人1人につくことが出来ますし、気兼ねなく話せます。(恥ずかしいのは最初だけですよ、きっと。)そこで、おねえちゃんに「今日入荷のソフトはあるか?」「このジャンルでオススメのゲームは無いか?」「このソフトについてのユーザーの評価はどうか?」「特価品のソフトはいくらか?」などを聞くことが出来ます。さらにその答えは、口頭だけでなく映像としても見せることが出来るのです。 これで現在では余り日の目を見ない、マイナーだけど面白いソフトも売れるようになるかもしれません。 また、そのようなシステムを導入すると、現在商品を並べているスペースは全部いらなくなってしまいます。空いたスペースはどうするかといいますと、体験コーナーをずらっと並べるのです。これで「実際に遊びたいんだけど」というお客さんも満足です。もちろん、となりにはおねえちゃんが操作方法などを歓声を交えて教えてくれるわけです。 体験コーナー目当てだけなどの悪質なお客さんには、やつれたおばあちゃんに変形、耳元で「ドナドナ」熱唱という、追い払い機能付きです。 今回、ファミ通の最後のページの浜村編集長のコラムでゲームショップが元気ないというお話が載っていまして、それで上記のようなシステムを考えてみました。ゲームショップに限らず、元気のないお店を活性化する1つの答えとして、ハイテク技術の応用ってのもあるんじゃないかなと、今日のニュースを見て思いました。 ・・・お金、かかりますけどね。 |
4月3日(木)のお話。 |
これからが心配です。 |
こんにちは、遠です。 FFX-2が発売されて、そろそろ3週間になります。早い人ならすでにやり込み尽くして、他のソフトに手をつけている頃でしょう。 クリア時間に関しては、普通にクリアで20〜30時間、やり込むと100時間以上かかると、発売日にスクウェアの社長が言っていましたが、真相はどうなんでしょうね。 ちなみに、わたしは現在5時間程度、もはや挫折気味なんですけど。 というわけで、ぜんぜん遊んでないのにもかかわらずレビューしちゃいます。 まぁ、挫折しかけてる時点でわたしはつまんないと思っているわけですが。 ちなみに今回のレビューでは前作とよく比較していますが、「前作はこんなに良かったのに、なんでこんなになっちゃったの〜!」って箇所がけっこう多かったからです。 さて、今回のFF、一言で言ってしまうと「中途半端」なのだと思います。 前作は、前のレビューでも書きましたが、RPGの面白さである「ストーリー」「戦闘」「成長」の各要素を特化させて徹底して作りこんでいるため面白かったのですが、今回にはそれがないんですよね。(ちなみに、前回のレビューでは成長システムに不満と書きましたが、「インターナショナル版」では多少改善されているようです。アイデア自体は嫌いではなかったので、そちらの方で遊んでみたかったです。) まず、「ストーリー」に関してですが、前作よりも明らかにムービーの量が少なくなってます。それが悪いわけではないのですが、かわりに先に進むために自分で行き先を選んだり、マップを歩き回ったりという時間がずっと多くなりました。これがいい感じにダルいんですよ。 TRPGなどなら、この辺も面白い部分になるわけですが、FFのようなRPGはTVドラマのように受動的に楽しむゲームです。そのあたり、前作では徹底されていたのですが、なぜか今回はその辺が思いっきり改悪されてます。まるで、出来の悪いドラクエ状態です。 また、音楽も全体的に軽い感じがします。特に飛空挺に乗っている時の曲などは長い時間聞くことになるのですが、曲自体が短く、それでいて妙に耳に残るので、それを何回も何回も何回も聞かされるのが結構つらかったりします。また、ミッションクリア時の曲もなんだか力が抜けます。 今まではこんなことなかったのに何で・・・と思っていましたら、どうやら音楽担当が植松信夫さんではないそうで。 まったく、新人でも育てようとしたんでしょうかね。 次に「戦闘」ですが、これが一番問題です。わたしはゲームショップのデモの戦闘シーン見て購入決めたので、この部分がヒドかったのが大ショックです。 何が一番だめだったのかと言いますと、アクティブタイムバトルに戻ったことです。わたしはこの戦闘が大嫌いなんですよぉ〜〜〜。 「プレイヤーがコマンド入力中でも敵が攻撃してくるので緊張感があります」―といったアクティブタイムバトルですが、裏を返せば「コマンド入力時間分、プレイヤーが損をしている」わけなんですよね。さらに、攻撃順が分からないから作戦も立てられないですし。 また、そのおかげで前作よく使えたアビリティなどもぜんぜん使えなくなっちゃいました。 1つ例を挙げますね。「さきがけ」というアビリティがありまして、これを持っているキャラは必ず戦闘の最初に行動できます。そして、同じキャラが「とんずら」という必ず逃げられるアビリティを持っていると、敵に先制されたとしても、ノーダメージで逃げることが出来ます。前作では敵の先制攻撃は2ターン分ぐらいの攻撃を受けてしまうので、この作戦はかなり有効な手段でした。それが今回ですと、敵に先制されると「敵とほぼ同時行動」となってしまい、さらに「とんずら」の発動時間分待たされるため、結局敵の攻撃を受けてしまいます。 また、状態異常に関しての変更もものすごく不満です。 前作では「状態異常は戦闘終了後に完全回復」「毒は自分の行動した後にダメージ」など、ルールがきっちり決められていました。そのかわりに毒のダメージが大きかったり、暗闇にされるとほとんど攻撃当たらなかったりなどペナルティも大きく、使えばかなり有効なものだったのですが、今回は毒や暗闇は弱体化され、結局普通のRPGのようにどうでもいいものに成り下がってます。また、戦闘終了後も効果は続くので、いちいち直さなくてはならなかったりも面倒な作業です。 「成長」のシステムは、各職業ごとに固有のアビリティを持っていて、覚えさせたいアビリティを選んで、戦闘で敵を倒すごとにもらえるポイントを規定値分ためることで覚えます。 この成長方法は悪くはないのですが、問題は「覚えたアビリティはその職業になっているときでしか発動しない」ってことです。ある意味当然と言われれば当然なのですが、例えば「ガンナー」という職業で「暗闇防御」というアビリティーを覚えることが出来ます。ですが、「暗闇防御」は力の強い「戦士」でこそ一番威力を発揮するアビリティだと思います。それなのに、覚えたとしても「ガンナー」のときしかその能力は発揮されないわけです。 ・・・なんだか切なくなるシステムです。 前作は覚えたアビリティは必ず使えたので(ただし「暗闇防御」などの常に働くアビリティは装備品でしかつけれませんでしたが)なんだか歯がゆいんです。 さて、レビューと言うより愚痴になっちゃったようで申し訳ないです。ですが、今回どこを取り上げても前作よりも劣っている感じがします。しかも、「前作がものすごくよかった!」というわけではないのに、です。(ソツなく作られてはいましたけどね。) ですので、わたし的な総評としては、「このFFはなかったことに。」ってことで。 ・・・最後に1つだけ。「ユウナ達のノリって女子高生じゃない!」 もう、ついていけません。 |
4月2日(水)のお話。 |
ナムコって言ったら、ギャラクシアンでしょ、バトルシティでしょ、え〜と、え〜と・・・ |
こんにちは、遠です。 今日の1つ目のニュースです。 SCEI久夛良木氏,ソニーの執行役員副社長に おとといのニュースですが、SCEIの社長だった久多良木氏がついにソニー本社の副社長にまでなってしまいました。これで、家電などの家庭用電気製品とゲーム機を連携させる計画が本格的に始まりそうです。 それにしても、家電とプレステ繋げて何するのかしらね?そんなに便利になるとは思えないんだけど・・・。 確かに、ゲーム機でCD聞けたりDVD見れたりは便利なんだけど、それは「DVDプレーヤー買わなくてもいい」という、経済的、設置場所などの利点があるわけで、冷蔵庫や炊飯器をゲーム機でコントロールできたとしてもあんまり意味無いわよね。冷蔵庫は中のものが必要なわけだし、炊飯器はごはんがセットしてないと意味ないし。 ただ、ゲーム機のHDDにテレビ放送を録画したり、テレビリモコンの代わりや冷暖房器具の調整が出来たらそれはそれで便利そうですけどね。 さて、今日はもう1つ。 2003年中に新作も!「テイルズオブ」開発の新会社 ナムコってなんだかたくさん子会社立ち上げますよね〜。去年発売された「ゼノサーガ」というソフトを製作するときも「モノリスソフト」という新会社を設立していましたよね。当時のプログラマ募集の広告に年給360万、残業代でなさそうで、「きつ〜」って思ったのを覚えています。 「1」発売以来、音沙汰ないのですが、多分「ゼノサーガ2」を製作しているのでしょう。もともと3部作の1作目ということで、「I」とついていましたしね。ただ、売上的に成功しなかったような記憶があるので、ちょっと微妙って気もしますが。 それにしても、子会社を林立するのって、どっかの会社と似てますよね。・・・そうです、例の不良会社です。前から、どちらの会社の社員からも「お互い似てるね」という声があがるだけあって、会社の規模からソフトからなぜか似てくるんですよね〜。 それで親近感がわいたのか、「ナンジャタウン」と「ジョイポリス」が姉妹施設としてお互いを盛り上げたり、共同で「ヴァンパイア・ナイト」というアーケードゲームを開発したりと、お互い協力する場面も多く見られます。(ちなみにこのソフトはPS2版も発売されたのですが、発売2週間でソフマップで3980円で売られるなどボロボロでして、今では投げ売り状態です。) ただ、ナムコの強みはオールラウンドに人気タイトルがある一方、RPGも多く手がけている点だと思います。今回のテイルズシリーズのように続編もいくつかあるのですが、新規タイトルも多いところに好感が持てます。ちなみに最近のナムコのRPGだと「ヴィーナス&ブレイブズ」でしょうか。(正確には「セブン」の続編ですけどね。) まぁ、ゲームも経営も昔気質な面もあり、カタくいく会社だと思うのですが、今回のようなニュースを聞くとちょっと不安な気になってしまいます。 ・・・それもこれも、アノ不良会社が悪いんですけどね。 |
4月1日(火)のお話。 |
ソノウソホント。 |
こんにちは、遠です。 今日はエイプリル・フールですが、世間ではウソのようなホントの話がたくさんあるんですよね。そんな中からいくつかピックアップしますね。 ヒトの記憶を閲覧できるヘッドセット発売へ。=ヤフー つまりは、頭で考えるだけで欲しい情報がでてきちゃうサーチエンジン(とヘッドセット)を作った、とのことです。 や〜、「念力マウス」に続く脳みそ活用ツールですねぇ。「念力マウス」を併用すると、考えるだけでネットサーフィンが出来ちゃいそうです。 それにしても、これを応用すると、他人が何を考えているのかとかも分かっちゃうんでしょうかねぇ。次の「バウリンガル」で出して欲しいものに「女心」とありましたが、どうやら実現できそうです。 ・・・かんべんしてください。 <暮らしどこへ>4月1日、社会はこう変わる 4月1日ということで、様々な制度が変更になります。特に「医療費3割負担」や「電気・ガス値上げ」などは「マジでウソだといって!!」と叫びたくなります。 米記者「作戦は失敗」と発言、米NBCが契約解除 「米軍の作戦は失敗した」と言ってしまったために米NBCテレビをクビになってしまったそうです。これが、「イラク軍の作戦は失敗した」なら、たとえそんな作戦無かったとしてもOKだったのでしょうね。 でも、この程度の発言でクビになっちゃうのだから、言いたい放題言ってるわたしなんてすぐに死刑でしょうね〜。こわいこわい。 「ビル・ゲイツ氏暗殺」中国で誤報 (スポニチ) 上のニュースでクビなんですから、こんなのが米国で流れたらテレビ局に爆弾落とされそうです。 今日は各新聞でもジョーク記事が掲載されていそうですが、きっとそれ以上に冗談のような現実のお話でした。 |