2003年7月

[TOPへ戻ります]

7月31日(木)のお話。
    久しぶりの新作ですね。
 こんにちは、遠です。

 少し古いお話なのですが、『サムライスピリッツ』の新作がゲーセンで登場するそうです。

    「サムライスピリッツ零」新主人公は徳川 慶寅(GameOnline)

 情報としては、7月18日に正式発表があったのですが、その時点では詳しい内容は発表されず、タイトルのみの発表となりました。
 その後、25日から3日間、ネオジオランドでロケテストが開始され、ネット上で大いに情報が飛び交いました。上記のものは、そのロケテスト情報をまとめたものになっています。

 さて、『サムライスピリッツ』シリーズはたくさんありますが、正当な続編というと「天草降臨」から実に7年も経っているんですよね。
 その間に、3Dポリゴンで新作が出たりはしたんですが、ど〜〜してもアレを『サムライスピリッツ』シリーズとはいいたくないんですよね〜。
 このシリーズは、新作が出るたびに毎回毎回システムに大幅な変更が加わるものの、「一撃必殺」に重点を置いたシステムという点で共通していまして、特に「立ち強斬り」の威力は、シリーズを通してこのゲームの顔となっています。

 今回の内容を簡単に説明しますと、どうやら前作の「天草降臨」のキャラクターがベースになっているそうです。前作ではキャラクターそれぞれに「修羅」と「羅刹」という属性が選択できましたが、今回はその一部が別々のキャラとして登場するそうです。
 たとえば、「覇王丸(修羅・覇王丸)」と「羅刹丸(羅刹・覇王丸)」や、「ナコルル(修羅・ナコルル)」と「レラ(羅刹・ナコルル)」などです。
 ですから、今回新キャラ自体はかなり多く登場しているのですが、本当の新キャラというのは数キャラだそうです。
 システムは、従来の怒りゲージのほか、新たに瞑想することで「無の境地」に達するというシステムが追加され、これが発動すると、相手の動作がゆっくりになるのに対し、自キャラだけが普通に動けるという、けっこう卑怯なシステムなようです。
 ・・・いや、楽しみなんですけどね。

 今のところ、正式稼働日がいつかは決まってないようなのですが、既にロケテストも終了しているので、そう遠くないのでしょうね。
 わたし的に、このシリーズは初代から大好きなので、今回も楽しみです。


 それにしても・・・、

    「サムライスピリッツ零」のキャラクター制作に和月 伸宏氏が参加(GameOnline)

 や〜、『るろうに剣心』であれだけ「好きだ、楽しいっ!」言っていましたものね〜。漫画家冥利に尽きるのではないでしょうか。
 キャラがどんどん軟派な方向に進みそうで、少し心配ではありますが。



7月30日(水)のお話。
    や〜、やっぱソニーってすごいかも、と思える発表でした。
 こんにちは、遠です。

 昨日に引き続き、7月29日にあった『プレイステーション・ミーティング(PSMTG)』についてのお話です。
 今日は、ハード関連についてお話していきますね。

     「PSXは家電製品」だがBBUnit市場を拡大する(ZDNet)

 今年5月に開催されたE3で、「PSX」「PSP」という、プレイステーションの新ハードが2つ発表されました。今回は、そのどちらについても言及されました。
 まず「PSX」ですが、これは「HDD/DVDレコーダ+PS2」という感じのものです。
 現在、「HDD/DVDレコーダ」がかなり高価な家電な上、さらに「PS2」の機能と、ネット接続にも対応しているため、普通に考えればかなり高価な商品になりそうですが、価格は今回かなりがんばっちゃうそうですね。
 まともに予想すると13万〜15万といったところでしょうが、まず10万は切るでしょうね。わたしの予想は前にも言ったように、79800円ぐらいかなと思っていますが、今回の口ぶりでは、もしかしたらもっと安いかもしれませんね。
 ちなみに、「PSXは家電です」と今回明言していますが、直後に「PS2BBの機能も備えます」とゲーム機の機能を強調しちゃうなど、ちょっといってることが・・・ですね。
 まぁ、ソニーにしてみたら「ゲーム機能も家電の1つ」なんでしょうけどね。


     「究極の携帯機・PSP」詳細を久夛良木氏が発表 (ZDNet)

 さて、もう1つの「PSP」についてです。
 これは「プレイステーション・ポータブル」の略でして、その名のとおりPSの携帯ゲーム機です。
 今回、その詳細なスペックが公開されました。それはいいのですが、どのニュースサイトさんもCPUがど〜だ、グラフィックがあ〜だと、小難しいことを並べてるのでイマイチわかりにくかったのですが、とりあえず解ったとこだけでも。
 まず、性能はPS以上PS2未満、どちらかというとPS2に近いのかもしれません。
 ゲームの他にも、音楽や映画ソフトなども発売されるそうですね。
 ボタン類は十字キー、△、○、□、×ボタン、L1、R1ボタン、スタート、セレクト、そしてアナログスティック1つが装備されるようです。操作性はPSコントローラに近そうですね。
 液晶は、バックライト内臓の4.5インチTFT液晶です。GBAが2.9インチですから、比べるとPSPのほうがかなり大きく見えるのではないでしょうか。
 さらに無線LANと赤外線通信が付属するそうです。無線LANはかなり強力そうです。ネット対戦のFPSやレースゲーム、MMORPGのレベル上げなどが、マクドナルドなどのホットスポットで外でも楽しめるようになるってことですから。

 と、こんなとこでしょうか。
 かなり機能がてんこ盛りで、価格の方が心配になってしまいますが、ソニーのことですから19800円ぐらいでまとめてきそうな予感がします。

 これからの予定は、2004年のE3でプロトタイプを展示、2004年の東京ゲームショウでPSP用タイトルも出展し、2004年末には全世界同時でPSPを発売するそうです。

 これだけ高性能だと、ゲームを作る方も大変なような気がしますが、その辺はかなり練られているそうで、ソフトはかなり楽に作れる仕様だそうです。
 でも、ソフト自体は簡単に作れても、PSPならでは、というソフトは大変でしょうけど。
 結局どんなゲームソフトが揃うのか、楽しみのよ〜な不安なよ〜な。



7月29日(火)のお話。
    いろんな意味で、プレイステーションらしいゲームが多いように思えます。
 こんにちは、遠です。

 今日、プレイステーションの今後の動向を発表する、『プレイステーション・ミーティング(PSMTG)』が開催されました。
 ソフト・ハードとも様々な発表があったようなので、順を追って見ていきます。

 まずは、ソフトの話題から。

    PS2用「FF12」詳細は秋に公開(GameOnline)

 今まで一切情報が出なかった『FF12』ですが、秋のあるタイミングでキャラクターやストーリーなどの詳細を発表するそうです。

 ってゆ〜か、今秋って言ったら「東京ゲームショウ」しかありませんよねぇ・・・。
 本家FFは『FF10』以来(?)って感じですね。
 FFって、いい意味で「RPG」ではなく、いわば「新感覚デジタルコミック」といったものに変わってますよね。この辺、次はどういった見せ方をしてくれるかちょっと期待しています。


    コーエー、新作「戦国無双」を発表!(GameOnline)

 こちらは、コーエーの『真・三国無双』の戦国時代版のようです。
 ユーザーからの要望がとても多かったために実現したソフトだとか。
 プレイヤーは有名武将や侍、忍者、くのいちなどを操作し、戦闘フィールドも桶狭間や川中島といった有名どころが舞台となる他、安土城など城の中での戦闘も用意されているそうです。

 これはわたしも待ってましたっ!
 「ユーザーからの要望」で開発が始まったかどうかはともかく、普通に需要は多そうですよね。
 ただ、『真・三国無双』シリーズは面白いし、わたしも大好きなシリーズなのですが、その亜流、XBOXの『紅の海』やGCの『バトル封神』はけっこうイマイチなので、その辺少し心配ですが・・・。


    PSMTGで明らかになったタイトル(GameOnline)

 さて、そのほかに発表されたタイトル群です。
 ・・・わたし的に気になるタイトルがないなぁ。
 ほとんどが既に発表されているタイトルですね。
 しかも、続編タイトルの山、山、山・・・。
 オンラインゲームも、RPGは『モンスターハンター』の1本だけですし、なんだかPS2は先行き不安になるようなラインナップです。
 まぁ、今回のは今後半年程度のタイトルの発表だけですし、大型タイトルは別個で順次発表されていくでしょうから、その辺は杞憂なんでしょうけどね。

 それにしても、もう少し、奇抜なシューティングや、練り込まれたアドベンチャーが遊んでみたい今日この頃です。


 明日は、引き続き『PSMTG』のハード関連の発表についてお話していきますね。



7月28日(月)のお話。
    ポータルサイトって、意外と使いにくいの多いわよね。
 こんにちは、遠です。

 今週わたしは夏休みってことで、更新のほうは不定期になるかもしれませんが、ご了承くださいね〜。

 さて、ちょっと古いお話なのですが、7月25日に『BB Games』というサイトがオープンしました。

    BB Gamesスタート! 36社・109タイトルをプレイ(ZDNet)

 『BB Games』というのは、オンラインゲームポータルサイト、つまり様々なオンラインゲームを集めたサイトのことで、現在も『ハンゲーム』『ネットゲームセンター』など、様々なサイトがあります。
 『BB Games』は、これらをさらに一堂に集めたようなサイトのようで、前述の『ハンゲーム』や、ハドソンやコナミなどが運営している『スターオンライン』などの既にあるオンラインゲームサイトやスクウェアエニックスの『疾走!ヤンキー魂』などのタイトルの配信などもやっています。
 スタート時から108タイトルを集め、今年度内に200タイトルを揃えるなど、まさにオンラインゲームのポータルサイトといったものです。

 ただ、この運営は『ヤフージャパン』の子会社でして、やはりというかなんというか、「ヤフーBBの会員のみ、様々な特典をつけますよ〜」などと始まる前から公言していたりと、やたらにヒイキが目立つんですよね。
 ここらへんは、「商売」といってしまえばそれまでなのですが、「ベータテストを会員のみ優先的に遊べるようにする」など、ベータテスターを選定する基準が何か間違っているような気がします。
 また、わたし的に思うことなのですが、やはりオンラインゲームというのはある程度の年齢が必要なのかもと考えています。ですから、クレジットカードでの課金が必須にするなど、年齢に対する処置はある程度必要と思っているのですが、こういったポータルサイトで無料のベータテストを何も考えずに配るというのは、けっこう不安になります。

 とはいえ、今まであるようでなかった日本のネットゲームのポータルサイトですから、一度のぞいて見るといいかもしれません。
 わたし的には、海外のネットゲームの情報も入ってくる『4gamer.net』の方がお気に入りなんですけどね。重いですけど。


 ちなみに、スタートと同じ日に、これを記念したイベントが行われたのですが、その会場に「ヤフーBB」のマスコットキャラクターの広末涼子さんが呼ばれたそうです。
 来場者諸兄は、一体どっちが目的だったのか、ちょっと聞いてみたくなりますよね。



7月25日(金)のお話。
    セガって、色々な意味で不安にさせる会社ですよね。
 こんにちは、遠です。

 『ファンタシースターオンラインEp3(PSO3)』の予約受付期間が延長したそうです。

    「ファンタシースター エピソードIII」特別予約期間を延長(GameOnline)

 皆さんご存知の通り、現在『PSO3』を予約しますと、このゲームのβテストに参加できる資格が得られます。
 これまで、7月31日までに予約を申し込んだ先着1万人が対象との事だったのですが、この期間が8月11日まで延長されることが決定したようです。

 これって、どうみても一万人集まらなかったから、が原因ですよね。
 『PSO』内で遊べる要素が増えるのはいいのですが、そのパワーをもう少し本編の続編ほうにも向けて欲しいかな、と思います。


 ですが、もしかしたら『PSO』の新シリーズはもう出ないのかも知れません。

    ゲーム子会社を七つに再編、5年後に2000万本目指す(ゲームクエスト)

 今回の再編で、セガ内の各子会社のほとんどが再編された模様です。
 『PSO』を製作している「ソニックチーム」も、『スペースチャンネル5』や『REZ』を製作した「ユナイテッドゲームアーティスツ」と統合し、ライトユーザ向けのゲームを作る会社として再編されたようです。
 これはわたしの個人的な推測なのですが、このメンツで作るものというと、まず、TVアニメも放映している『ソニック』シリーズは決定でしょう。今が一番売り時ですしね。
 また、どちらも「操作が簡潔なゲームを作るのが上手い」会社ですから、ルールが単純で、すぐに遊べる新規タイトルを主に作っていくのではないかと思います。
 そうなると、全く条件に合わない『PSO』シリーズは、もっと簡易的なネットゲームとして開発されるか、これで終わりかのどちらかかなと思っています。
 これは、『PSO3』の売上によって決まるような気もするのですが・・・・今のままなら、今回で終了ってパターンになるかもしれませんね。

 一方で、あの『バーチャファイター』を製作した鈴木裕氏が新社長として、新たな子会社が設立されるそうです。
 こちらは逆に、どんどん趣味に走りそうですよね。
 『シェンムー3』とか、『シェンムー3』とか、『シェンムー3』とか。

 ・・・ちなみに、「5年後に年間2000万本のソフトを売る会社にする」と言っていますが、5年後にもセガって残ってるんでしょうかね?



7月24日(木)のお話。
    うわ〜、うわ〜、うわ〜〜・・・・
 こんにちは、遠です。

 本日、マイクロソフトは『Xboxカンファレンス2003』を開催しました。これは、XBOXの今後の国内展開についての発表会でして、『XBOXLive』の今後の展開から、各対応ソフトの発売日の決定まで様々な発表がありました。

 現在まだ行なわれている最中だそうで、今のところ『TFLO』の続報はないようです。
 もし、何らかの情報が出次第、お知らせしますね。


 さて、今回の発表で代表的なものは2つありました。

    Xbox Liveの新価格体系が明らかに(GameOnline)
    ワールドコレクションシリーズを発表(GameOnline)

 1つ目の『XBOXLive』については、今後の更新料金が12ヶ月が4,980円、1ヶ月が680円と決定したようです。
 1ヶ月はともかく、1年契約では思ったよりも安くなりましたね。大体1ヶ月換算で400円強なわけですから。
 良心的な価格で、ちょっとほっとしました。

 しかし、さらに驚く発表が・・・
 秋以降に『XBOXLive』スタータキットが新バージョンになって発売されるようなのですが、現在のパッケージ内容に加えて、『XBOXLive』対応ゲームがオールインワンになって提供されるそうです。

 が〜ん、が〜ん、が〜ん・・・

 詳細は分からないのですが、まさか製品版がそのまま全部入ってるようなことはないと思うのですが・・・。
 それでも、体験版だけでも全部入っているというのはかなりうらやましい話です。
 ちなみに、今まで発売されたLive対応ソフトは、
頭脳対戦ライブ
ファンタシースターオンライン
CAPCOM vs SNK2EO
ワックド!
マズルフラッシュ
サウザンドランド
メックアサルト

 といったところでしょうか。
 秋までには、『ミッドタウンマッドネス3』や『MOTOGP3』などのレースゲームも発売されます。

 う〜ん、大盤振る舞いは良いのですが、最初に購入した人にも何かサービスしないと、ちょっと不公平な気がします。

 あとは、E3でも発表されましたが、『XBOXLive』自体にロビーのような機能がつくそうです。今までのゲームでの、対戦相手などが探しにくかったという欠点が、これでかなり解消されるように思えます。


 さて、もう1つの、『ワールドコレクションシリーズ』というのは、海外で既に発売されているソフトを日本語マニュアルだけつけて売ってしまおうというものです。
 PCゲームではよくあるタイプなのですが、家庭用ゲーム機では恐らく初めてでしょうね。
 これも、さすがに売れるとは思えませんが、わたし的には海外で話題のゲームがすぐに遊べるのは結構うれしいんですよね。
 英語読めなくても関係ないの多いし。

 でも、これでXBOXは、ますますコアユーザ向けに偏っちゃいますよね。
 まぁ、ネットゲーム中心のゲーム機ですから、それでいいといえばいいような気もしますけど。



 最後に、ニンテンドーゲームキューブにまた新カラーが登場するようなのですが・・・。

    ゲームキューブ「阪神タイガース2003年優勝記念モデル」(任天堂)

 任天堂は、神か悪魔か、小1時間議論したい気持ちでいっぱいです・・・。


 続報です。
 『TFLO』についての発表はあったにはあったのですが、「順調に開発は進んでいる。これから徐々に情報を公開していける。」といったもので、具体的な発表は一切ありませんでした。
 この発表も、かなりあいまいですよね〜。
 もう少し、期待の持てるアナウンスがほしいところなのですが。

 この発表の詳細は、こちらで確認くださいね。



7月23日(水)のお話。
    久々にわくわくしてますっ!
 こんにちは、遠です。

 今日は、『ドラゴンラージャ』というMMORPGをご紹介します。

    『ドラゴンラージャ』(公式サイト)

 わたしも実際に遊んでいるのですが、これはかなり面白いです。
 まだ始めたばかりなのですが、なによりも未来を感じます。
 この調子でキャラが育っていくと抜け出せなくなる予感がぎゅんぎゅんします。
 

『TFLO』なんて追いかけている場合じゃないかもしれません。




 さて、このゲームの目玉は、ずばり「PK」です。
 「PK」というのは、「Player Killing」または「Player Killer」の略でして、特にネットRPGでプレイヤーが別のプレイヤーを倒せる、いわば対人戦闘のことです。
 とはいうものの、少しでもネットRPGを経験したことがある方は、「PK」に対してはかなり嫌悪感を示すかと思います。
 だいたいが、「殺伐としている」「理不尽」といったイメージがあるのではないでしょうか。

 これは、『UO』や『ディアブロ』などの「PK」システムが軒並み殺伐としていたことや、『PSO』で「PK」というと、逆レスタなどのバグ技で理不尽なものだったこと、『FF11』でも「PK」というと「MPK」といわれる、モンスターに攻撃させるという卑怯なやり方だったことからそういったイメージが根付いたのではないかと思います。
 しかし、これらは「PK」が出来ない仕様にも関わらず、悪意があるプレイヤーが無理やりやったことが原因です。
 実は、優れたシステムの上での「PK」ならば、MMORPGをこの上なく楽しめる要素でもあるんです。

 さて、この『ドラゴンラージャ』なのですが、一口に「PK」といっても様々なタイプがあります。
 大きく分けると3種類あります。
 まず、普通のフィールドで起こる、個人〜パーティレベルの対人戦。
 次に、チーム〜ギルド単位で行なわれるスタジアムでの集団戦闘。
 そして、このゲームの象徴でもある国家間戦争です。

 『ドラゴンラージャ』の世界は、3つの国に分かれていまして、ゲームを始めるときに所属する国を選択できます。
 このゲームは、国の概念がとても強く、基本的に自国民は「同族」、他国民は「逆賊」といった扱いです。
 ですから、他国の領土に行くことは出来ず、自国の領土と中立地帯しか移動することが出来ませんし、中立地帯では、敵対国のプレイヤーにいきなり攻撃して殺しても、なんのペナルティもありません。
 逆に、自国のプレイヤーを攻撃してしまうと「Nation Killing(NK)」、つまり「同族殺し」として、国に入れない、警備員(NPC)に攻撃されるなど様々なペナルティを受けます。
 さらに、悪意で「PK」を行なっているようなプレイヤーに対して、街の公共掲示板にて懸賞金をかけることも出来ます。もちろんハントに成功したプレイヤーは、その懸賞金がもらえます。
 このゲームでは、「PK」で死のうと、モンスターに殺されようと、経験値が減ったりお金やアイテムがなくなったりというペナルティはまったくないので、他のゲームのようにやみくもに「PK」してもメリットがないばかりか、デメリットの方が大きくなってしまうのです。

 このゲームの主な「PK」の場は、戦争です。
 戦争は、現在は領土の取り合いでして、戦争に勝利した国がその領土をものにでき、狩場を増やすなどにつながるのです。
 さらに、戦争に貢献しることで、名声が高くなったプレイヤーは、その領土内の秘密の場所で、レアアイテムが取得できるというメリットもあります。

 まぁ、そういった利益うんぬん以上に、純粋に戦争は面白いんですけどね。


 今回は「PK」を中心にお話してきましたが、『ドラゴンラージャ』は、生産などのやり込み要素も多く、ゲームバランスも良く、パーティが(経験値効率的にも)組みやすいなどコミュニケーションも取りやすいという、非常に完成度が高いMMORPGでもあります。
 現在、クローズドβテストが終了し、すべてのキャラがリセットされて新たにオープンβテストが開始されたばかりなので、初心者も多く、活気もあります。
 もちろん無料なので、興味がある方は積極的に参加してくださいね〜。


 ちなみに、わたしは「バイサス国」で「プリースト」をやってます。



7月22日(火)のお話。
    「アイス」に「プリン」に「餃子」・・・ああ、体重計はとうぶん封印だわね(笑)
 こんにちは、遠です。

 おととい、『ナムコ・ナンジャタウン』に新設された、『アイスクリームシティ』に行ってまいりました。
 今日はそのレポートです。

    『ナムコ・ナンジャタウン アイスクリームシティ』(公式サイト)

 これは、アイスクリーム有名店を、全世界から一堂に集めた施設、いわゆる「フードテーマパーク」といわれるものの1つです。
 施設内は、変わったアイスクリームで有名なお店が並ぶエリアと、日本各地で売られているカップアイスを片っ端から集めたエリア、アイスクリームの歴史や有名メーカーの歴代のアイスのパッケージなどを展示するエリアの3つに分かれています。

 メインの有名店には、海外からトルコ、韓国、ドイツ、日本から東京、長野、鹿児島、沖縄の、普通のアイスとは一味変わったアイスが出店しています。
 また、「ソフトクリームBAR」もあり、全国各地のソフトクリームも味わえます。

 カップアイスのエリアは、コンビニと同じぐらいの敷地なのですが、それがすべて冷蔵庫で埋まってます。その中はもちろん、アイス、アイス、アイス・・・。さすがに壮観でした。

 全体的な価格は、普通の大きさのアイスで200〜300円台、パフェのような多少大きめなサイズでも400〜500円台と、そんなに高くなくていい感じです。
 例外的に、1つだけ1480円っていうのがありましたが、バケツに大量のアイスとトッピングが山になってるようなものでしたので、コストパフォーマンスは悪くはないかもしれません。3人ぐらいで食べて丁度いいんじゃないでしょうか。


 3連休の真ん中の日ってこともあり、こういった施設お約束の行列ももちろんありましたが、さすがに売るものが売るものですから、列の捌けが早い早い。
 「うあ〜〜」って行列でも、10分かかるかかからないかぐらいで食べられちゃいます。

 今回は、『あげぱんアイス』と『氷白熊』って言うのを食べてきました。

 『あげぱんアイス』は、その名の通り、あげぱんにソフトクリームがサンドしてあるものです。
 アイスの種類は、黒みつ、あんこ、チョコの3種類で、350円。生クリームトッピングで30円増し。抹茶ときな粉は無料でかけ放題です。
 わたしは、生クリームと黒みつときな粉をチョイス。
 これが想像以上においしかったっ!ってゆ〜か、あげぱんおいしすぎ。
 あげぱんは、あつあつではなかったのですが、サンドしてあるソフトクリームがすぐ溶けない程度に温かいという絶妙な温度加減。しかも外側がちゃんとカリッと揚がってて、最高の出来です。
 ソフトクリームは比較的あっさりとした感じで、あげぱんとの相性は抜群でした。
 トッピングは和風のものが多いのですが、これは正解かな。逆にチョコだと、味が強すぎてちょっとくどくなってしまうかもしれませんね。

 『氷白熊』というのは、かき氷の練乳かけにフルーツを乗せたものです。
 まず、量に驚かされます。お皿に取っ手がついたような独特なお皿に、かき氷がてんこ盛りで出てきます。2人で食べて丁度いい感じでした。
 1つ480円と、かき氷としては高いかなと思ったのですが、やはりここに出店されるだけあって、一味違いました。
 ってゆ〜か、氷に練乳かけたものがこんなにおいしいとは思いませんでした、わたし。
 ただし、お家で同じものを作っても、多分失敗するような気がします。
 一番の違いは、氷と練乳です。
 氷はものすごくきめの細かい氷でして、ふわふわした口当たりです。ちょっと家庭のかき氷機では出来ないと思います。
 そして、練乳はそのお店の特製のものらしく、市販品のような重たくべとべとした感じは全くなく、濃厚だけどあっさりとした感じでどんどん食べられちゃいます。
 フルーツは、缶詰のものとそう変わらないとは思いますが、プルーンや白豆など、一風変わったものを使っているのは好感が持てます。おいしかったですしね。
 このアイスは、最近全国のセブンイレブンで限定販売されていますので、近くにありましたら一度食べてみると良いですよ。オススメです。


 さて、『ナムコ・ナンジャタウン』では、この他に『餃子スタジアム』と『プリン博覧会』が平行して開催されています。
 どちらもすご〜くおいしいものが揃っています。
 目の色変えて、食べたくなります。
 ひじょ〜〜〜にでんじゃ〜な施設なのです。
 これから行くって方はくれぐれも気をつけて下さいね〜。

 とりあえず、わたしは3日間お茶漬け生活を強いられました・・・(泣)



番外編:
 『ナムコ・ナンジャタウン』のある東京・池袋には、超有名なラーメン店『大勝軒』というお店があります。
 せっかくだから、ということで、1時間半並んで食べてきました。
 人外魔境的なマズさでした。
 いや、まじめに判断しても、麺、スープ、具、どれをとってもカップラーメンのほうが絶対においしいですよ。
 皆さんも、こ〜ゆ〜名前だけの店には十分注意してくださいね〜。



7月21日(月)のお話。
    最近、オンラインゲームの話題が多いですねぇ。
 こんにちは、遠です。

 長いこと沈黙を保っていた、『真・女神転生オンライン』についての情報が入りました。

    アトラス、「真・女神転生オンライン」を開発中(GameOnline)

 7月18日に開催されたアトラスの「新中期経営計画」発表会の中で、現在の状況が語られたそうです。
 それによると、韓国での業務提携も視野に入れながら開発しており、発売は来期ぐらいになるとのことです。

 これは、以前XBOXでの発売予定だった『真・女神転生NINE』かどうかは、まだ明らかにされていないようで、全く新しい『真・女神転生オンライン』の可能性もあるそうです。

 ちなみに、XBOXの『真・女神転生NINE』は、当初の予定では「オンライン/オフライン両対応」として発売する予定だったのですが、途中で「オフライン版」と「オンライン版」とを分けて発売されることになりました。
 そして、昨年の末に「オフライン版」が発売されたのですが、その出来があまりにもアレだったためか、その後「オンライン版」は話題にもならなくなり、続報もぱったりと途絶えてしまいました。

 そもそも、『真・女神転生NINE』の「オンライン版」も、MMORPGではなく、戦闘シーンのみをネット対戦で遊べるといったようなものだったと思います。
 そんなものを今出したとしても、到底受け入れられませんよね。
 あのネット大国の韓国と業務提携も考えているということから、新規にMMORPGを作っていると考えるのが、一番自然かなと思えます。
 とすると、PC版は確実でしょうね。韓国では、「PC版以外のゲーム製作は考えられない」と言われるぐらい、ゲーム機のハード自体が普及していないわけですから、PC版以外での製作では提携に応じるとは思えません。
 ただ、『FF11』のように、PC版とゲーム機版の両方のバージョンを製作ってことはあるかもしれませんけどね。

 『女神転生』も、かなりアクの強いゲームですから、オンラインになることでどのようなものになるのか、ちょっと興味があります。
 これも、続報が入り次第、お伝えしていきますね。



 ・・・それにしても、「ゲーム開発における売上至上主義をやめる」と言っておきながら、やることは「看板シリーズである『真・女神転生』シリーズは、来年より1年に1〜2本リリースしていく。」って、どっかの任○堂と同じじゃない!
 なんだかなぁ。



7月18日(金)のお話。
    『FF11』のみんな、ごめん!でも、やっぱりスクウェアは許せないっ!
 こんにちは、遠です。

 さて、昨日はMMORPGの「理想」についてお話しましたが、これはあくまでも「理想」であって、現実はまだまだなゲームがほとんどです。
 普通のRPGなら、すぐに飽きられて終わり、なのですが、MMORPGというのは実際はかなり悪質なつくりになっているわけで・・・。

 ってことで、今日はMMORPGの現状についてお話しましょう。

 普通のコンピュータRPGの場合、ほとんどが「敵と戦う→レベルを上げる→物語を進める」というサイクルでゲームが進んでいきます。
 つまり、「戦闘」「成長」「物語」のそれぞれの要素がどれだけ面白いかで、ゲームそのものの面白さが決定するわけです。

 これに比べてMMORPGは、昨日お話したように普通のRPGとは違います。
 そもそも「物語」は自分で作っていくものですし、「成長する=強くなる」だけではありません。「戦闘」にいたっては、一生経験しなくてもそれはそれで楽しめるものでなくてはいけません。

 ですが、それにも関わらず、従来のコンピュータRPGと同じように考えているゲーム、つまり「戦闘」でのみ「成長」すると考えているものがけっこう多いのです。

 具体的には『ラグナロク』『天上牌』などが挙げられますが、極めつけは『FF11』でしょう。

 『FF11』に関しては、あるユーザーの方が、次のように言っています。

「FF世界でFFの住人になれる」と期待に胸膨らませてはじめてみれば、住人どころか人形にしかなれないような世界でした。


 わたし的には、この言葉がこのゲームのすべてではないかと思います。

 MMORPGなのに、すでに物語が決められており、それをただなぞるだけ。
 あらゆることが、すでに手順が決められており、開発者の意図しないことが起きると、たとえそれが正しくルールに沿ったものだとしても、そのルール自体を変更して、あくまでも自分たちの意図に沿わせようとする最低なMMORPGです。


 このように、とてもひどいと思えるゲームが多いのですが、いざやめるとなると2つの大きな問題を抱えることになるのです。
 基本的に、MMORPGはやり始めは大体どんな世界でも楽しく過ごせるものです。ですから、底の浅さや、致命的な問題に気付くまで、どうしてもそれなりの時間がかかってしまうんですよね。
 大抵の人は、その間に「仲の良くなったネット友達」と「ある程度成長したキャラクター」ができます。
 そのゲームをやめるということは、その2つを失うことにもなるのです。

 ここで、「ネット友達」は別に別れなくてもいいと思われるかもしれません。
 たしかに、そのゲームをやめたとしても、お互いにPCを持っていればチャットも出来ますし、ケータイのメールなどでも連絡は取り合えるでしょう。
 ですが、毎日同じ時間に遊んでいた友達と会えなくなるというのは、かなり寂しいものがあるはずです。
 一番良いのは、その友達全員で、他のMMORPGにお引越しするパターンですが、これは環境的にも経済的にもかなり難しいでしょう。

 また、「成長させたキャラクターを消す」というのも、かなり勇気がいるものです。
 RPGは、格闘ゲームや麻雀などと違って、プレイヤーのスキルが上がるものではありません。つまり、どんなにキャラクターが強くなろうと、それを消してしまうと何も残らないのです。
 それに、「いらないものと分かっていても、なかなかゴミとして捨てることが出来ない」って人も多いかと思います。そういった人達にとっては、数百時間以上共にしたキャラを簡単には消すことは出来ないでしょう。

 つまり、やめるためにはこれらを同時に失うことになり、それが出来ない人は続けるしかないのです。

 なんとも、恐ろしいシステムですよね。

 みなさんも、MMORPGを始めるときには、この辺をよ〜〜く理解して、よく考えてから遊びましょうね。



 ・・・と、いいつつ、わたしは先日から『ドラゴンラージャ』というMMMORPGを始めちゃいました・・・。
 一番わかってないのは、わたしかも。



7月17日(木)のお話。
    「MMORPG」とは?(多分、中間報告。)
 こんにちは、遠です。

 『ドラゴンクエスト8』の続報です。
 今回、スクリーンショットが大量に発表されました。

    「ドラゴンクエストVIII」新着スクリーンショット!(GameOnline)

 これは、今週土曜日に発売する『週間少年ジャンプ』に掲載されるもので、街やフィールドシーン、戦闘シーンなどの映像が公開されました。
 キャラクターはさすがに鳥山明らしく表現されていますが、建物などの背景はレベルファイブっぽさが強く出てるような気がします。せっかくトゥーンシェーディング(3DCG映像をアニメっぽく見せる技術)使っているんですから、建物なども鳥山明っぽく統一しちゃえばいいのにね。



 さて、今週はひそかに「MMORPG週間」ってことで、様々なMMORPGをご紹介していこうと思いまして、いろいろ調べていました。
 本当にいろいろなMMORPGの公式サイトやらファンサイトやらレビューサイトやらで、画面見たり批評聞いたりしているうちに、なんとなくですが「MMORPGとは何ぞや?」というのが、ほんの少しだけ、分かったような気がします。
 わたし自身、未だに考えがまとまっていところもたくさんあるのですが、これからMMORPGを評価していく上でどうしてもはずせないことですので、少しずつでもお話していこうと思います。

 まず、「究極のMMORPG」というのはどういったものかと考えたとき、2つの大きなテーマが挙げられます。

 それは、「歴史」「旅」です。

 MMORPGで必要なのは、広大で魅力的な未開拓の世界と、いくつかの自然のルールなのだと思います。
 ただし、メーカーで用意できる世界は、どうしても有限のものになってしまいます。そこで、その世界の「テーマ」が作られるわけです。
 「歴史」をテーマに置いたものは、その中で各プレイヤー自身が作り上げていく村、町、国の栄枯盛衰を目指したものです。
 「旅」をテーマに置いたものは、その広大な世界をどこまでもどこまでもどこまでも冒険していくものです。

 『FF11』を例に考えてみましょう。

 まずは、「歴史」をテーマに置いた場合です。
 『FF11』には、現在、格式と伝統を重んじる国「サンドリア」、自然と魔法の国「ウィンダス」、機械の国「バストゥーク」の3国があります。(ほんとはもう1国ありますが、とりあえず省きますね。)
 これは、あくまで初期設定なのです。
 これから、プレイヤーvsプレイヤーによる戦争などによって「サンドリア」が滅亡したり、「バストゥーク」が発展したりするのが普通に起こっていいわけです。
 負けた「サンドリア」のプレイヤーは、他国に移住したり、どこの国にも属さずに村を興して暮らしたり、反乱軍を結成したりするのでしょう。
 「バストゥーク」は、機械の国ですので、領地が増えることで今まで採取できなかった鉱石などもたくさん採れ、やがて工場ができ、そこから銃が量産され、冒険者に普及されていく、などのように発展していくのです。
 もちろん、3国とも平和に暮らすこともあるでしょうし、3国とも滅亡し、全く新しい国が建国されたりもするでしょう。
 このように、その世界の先がどうなるか、その世界を作ったメーカーにすら分からない変化を遂げるMMORPGが、「歴史」をテーマにした「究極のMMORPG」なのだと思います。


 今度は「旅」について考えてみます。
 わたしは、『FF11』を始めて一番衝撃的だったのは、「世界がどこまでも続いている」と思えたことです。そのころは、いつか遠い他国へ行って見たいと、心から思えました。
 それからLVも上がり、「チョコボ」などの便利な移動手段が増えるにつれて、どんどん世界が狭くなり、最後はLVを上げる為の移動に変わっていきました。
 便利なものというのは、時にゲームをつまらなくするのかもしれませんね。

 このテーマのイメージとしては、『FF11』の世界を横に100個つなげて、徒歩以外の移動手段しかないような世界です。
 もちろん、気に入った土地を見つけたなら、そこに家を建て、宿屋でも経営して「旅に送り出す側」になってもいいでしょう。そこで様々な冒険者の、様々な冒険談を聞くのも、楽しいものかもしれません。
 このように、果てしなく続く世界を楽しむMMORPGが「旅」をテーマにした「究極のMMORPG」なのだと思います。


 どちらにもいえることは、「明日の自分がどうなっているかわからない」ってことです。
 先が全く読めないRPG、考えただけでも心が躍りますよね。
 そんなMMORPGが、メーカーが目指すべき究極の形、いわゆる「志」なんだと思います。



7月16日(水)のお話。
    ネットゲームは想像以上に「新しいゲーム」なのかもしれませんね。
 こんにちは、遠です。

 さて、昨日に引き続き、MMORPGのご紹介第2弾です。

    韓国産MMORPG『アスガルド』(公式サイト)

 昨日ご紹介した『メイプルストーリー』を製作している「ネクソンジャパン」のMMORPGです。
 「ネクソンジャパン」は、他にも『エランシア』『風の大陸』など、数多くのMMORPGを製作していることで有名です。
 その中でも、『アスガルド』はこの会社の最新作に当たります。
 現在、βテスト中なのですが、6月24日に大幅なバージョンアップが行なわれ、ほぼ製品版に近い形でプレイすることができるそうです。

 このゲームの特徴は、なんといっても可愛らしいキャラクターです。外見や動きもそうなのですが、感情表現などもかなり多く用意されており、それに合わせて装備品も可愛らしく個性的なものが多いそうです。
 ゲームの内容は『ラグナロク』と非常に似たタイプでして、敵を倒してレベルアップし、レアアイテムを発掘することが主な目的になるようですが、戦闘のバランスやパーティを組んだときの経験値取得のバランスが良かったり、豊富な感情表現ができるためチャットが楽しかったりと、ゲームの出来はかなり良いようですね。

 このゲーム特有のシステムとしては、「名声経験値」というものがあり、これが高くなるとアイテムが安く買えたり、強力なアイテムを取得できるなどのメリットがあります。
 また、プレイヤー同士は師弟関係になれるそうです。師匠は弟子が戦闘で経験値を得ることで「名声経験値」が得られ、弟子は師匠からお金やアイテムをもらって、戦闘のサポートをしてもらう、といった具合に、互いにサポートするシステムです。
 こういった、プレイヤー同士でサポートしあえるシステムは、MMORPGならではですし、いいアイデアだと思います。

 さらに、今回のバージョンアップで、「守護動物」という戦闘をサポートしてくれるペットを飼うことができ(しかも、ペットもレベルアップするそうです)、商売(プレイヤー同士のアイテムの売買)や生産(いくつかのアイテムから新しいアイテムを作り出すシステム)といったものも本格的に実装したそうで、戦闘以外の遊びの幅も広がったようです。


 と、このようにゲーム自体の評価はけっこう高いのですが、実際のゲームの総合評価はかなり低いんですよね。
 このゲーム、小中学生のプレイヤーがかなり多いらしく、プレイヤーのマナーがものすごく悪いゲームって事で有名なんです。とにかく、ちょっとでも気に入らないことがあるとすぐに暴言を吐き、詐欺や違反行為などが日常茶飯事に行なわれているそうです。
 しかも、これについてのネクソンジャパンの対応も、βテストって事でほとんど放置に近い状況のようです。
 チート行為もかなり多かったようなのですが、これは今回のバージョンアップでかなり改善されたそうですが・・・。

 どうも、可愛らしいグラフィックと、とっつきやすいゲームシステムがアダになったようですね。
 このゲームに限らず、韓国産のゲームではこのような傾向のネットゲームが多いそうです。
 『メイプルストーリー』も、多分同じような評価を受けるかもしれませんね。

 それにしても、ゲームの質は良いのにプレイヤーの質が最悪ってことで、ゲームの総合評価が悪いって言うのは、ネットゲームならではですよね〜。
 なんか、妙に納得してしまいました。

 現在、プレイヤーの間で「課金が始まれば、そういった人達はいなくなる」という楽観論と、「もうだめかも」という悲観論とで真っ二つに分かれています。
 課金が始まった後、どのように評価が変化するのかも注目ですね。

 こうした結果を見ると、XBOXの「クレジットカードのみ」という制限は成功だったんじゃないかな、と改めて思わされました。
 この辺の対応で、今後PS2やGCと、XBOXのネットゲームの明暗を分けそうな気がします。

 ・・・とりあえず、『アスガルド』も『メイプルストーリー』も少し静観ってことで。



7月15日(火)のお話。
    『TFLO』までのつなぎってことで。
 こんにちは、遠です。

 この間お話した韓国産のMMOアクションRPG『メイプルストーリー』の続報が入りました。

    MMORPG『メイプルストーリー』、8月からβテスト(ZDnet)

 どうやら、日本版のβテストを8月から行なうようです。それにともない公式サイトも立ち上がりました。

 『メイプルストーリー』というのは、ファミコン時代によくあったような横スクロールタイプのアクションゲームに、MMORPGの要素を加えた感じのゲームです。
 『スーパーマリオ』で、マリオが剣降ってクリボーを倒してレベルアップするようなゲーム・・・って余計分かりにくいわね。
 まぁ、公式サイトのスクリーンショット見てみてください。

 職業は戦士・魔術師・射手・盗賊の4種類で、それぞれ上級職が3段階あります。上級職はさらに数種類(例えば、戦士の1つ上の上級職にはファイター、ページ、スピアマンの3系統)あるようなので、全職業は30種類以上にもなるそうです。
 いってみれば、職業は『メールdeクエスト』と同様のシステムですね。

 また、キャラクターのグラフィックにはかなりこだわっているようで、ほとんどの装備品は装備すればちゃんとグラフィックに反映されるそうです。
 武器なども、槍だと上に対して攻撃できたり、短剣だと連続して攻撃できるなど、武器ごとにも特性があるそうです。

 キャラクターの成長はレベルアップ方式ですね。レベルが上がると幾つかのポイントがもらえ、それを力やすばやさに自由に振り分けるようです。
 また、スキルポイントも同時にもらえ、それを使って職業に応じたスキルも取得できるようです。
 グラフィックや成長は、『ラグナロクオンライン』とほぼ同じシステムですね。

 他には、生産系もサポートしているようで、商売や料理などもできるようです。また、自分の家も持つことができ、アイテムなどを使って飾り付けが出来たり、武器屋や宿屋を経営できたりするそうです。


 全体的に見て、いろいろソツなく作られているような印象を受けました。ってゆ〜か、マネが多いわね(笑)
 それでも、アクションベースにしている点で、印象ががらりと変わってかなり面白そうに見えるのがポイントですね。また、チャットツールとして見ても優秀そうです。

 このゲームを製作している「ネクソンジャパン」という会社は、韓国でも有名なゲーム会社でして、既に日本でも『アスガルド』『エランシア』などのMMORPGのベータテストを行っています。(これらのMMORPGについては、後日お話していきたいと思います。)
 ですから、そういったノウハウがある分、運用面でもそれなりに期待できるかなと思っています。

 PCの必要スペックの記載はまだないのですが、完全な2Dのゲームですので、多少遅いマシンでも十分動くように思えます。

 ってことで、βテスト始まったらちょっと遊んでみたいと思ってますので、誰か一緒に付き合ってくださいな〜。



7月14日(月)のお話。
    「お知らせ」で書いておくようなことなのですが。
 こんにちは、遠です。

 今日は特に気になるニュースがないので、このHPについて気になったことをお話します。

 まず、掲示板の使い方について。
 みなさん、本当にマナーの良い方ばかりで、すごく助かってます。みんな、ありがとうねっ!

 ただ、わたしに対してへの書込みが中心なんですよね。
 個人サイトでは「管理者←→お客様」という形が暗黙の了解で成り立っているような気がしますが、ここでは「お客様←→お客様」でも、ぜんぜん問題ないですからね〜。

 現在、このHPはYahooにもGoogleにも引っかからないため、見にきてくだっている方は、わたしが直接アドレスを教えた方だと思います。そのメンバーは大きく分けると、「PSOメンバー」「FF11メンバー」「わたしのお友達」の3つです。
 ですから、各メンバー同士にむけての伝言、例えば「今日PSOやろ〜」とか、「FFで〜のイベント手伝ってくれる方募集!」などでもいいですし、「わたしのお友達」が「PSOメンバー」にむけて何らかの質問するなんて事も大歓迎ですからね〜。
 ただ、ここの掲示板がそ〜ゆ〜使い方に向かないつくりになっているのが問題なのですが・・・。

 元はというと、このHPをつくるきっかけというのは、ネットゲームで仲良くなった人達とのコミュニティーを維持するためにってことで作ったんです。
 たとえゲームを止めてしまっても、仲間内のポータルなサイトがあればまた会えるかなって思いまして。
 ですが、ただ掲示板を作って放置するだけでは、当然書き込みも少ないでしょうし、やがて誰もこなくなることウケアイです。そこで、毎日少しでも更新するコンテンツがあればときどきでも来てくれるかな、と思ってニュースを始めてみました。
 ですから、他のサイトさんと相互リンクなどは今のところ考えていませんので、どんどんローカルなネタで盛り上がってくれてかまいませんからね(笑)



 それともう1つ。
 このサイトでは、ときどき遊んだゲームをレビューしているのですが、そのときに点数をつけるのはどうなのかなって思っています。
 点数をつけると、「面白いの?」っていう結論がすごく分かりやすいのですが、その分どうしても大雑把になっちゃうんですよね。また、人によってがらりと評価が変わるのがゲームですし。

 でも、ゲームというのは娯楽である以上、最終的には「面白かったかどうか?」が一番のポイントであるはずです。
 そこで個人的に面白かったか、という評価はできるのですが、問題は何段階評価にするか、なんですよね。
 よくあるのが100段階(点)、10段階、5段階、3段階なのですが、100段階は細かすぎてパス。10段階も某雑誌のひねくれすぎた影響があるため、やっぱりパス。(『バーチャロン』でうっかりやっちゃいましたが。)となると、5段階か3段階なんですけど、やっぱり何か違うんですよね〜。

 で、よ〜く考えた結果、少し見方を変えて「いくらで買えば納得できるか?」という「納得価格」で評価しようと思います。
 例えば、『カオスレギオン』はそれなりに面白かったのですが、定価(6800円)はちょっとつらいです。だいたい、3000円以下なら納得かなって思います。逆に『PSO』は1万円出しても問題なく楽しめたと思います。ただ、それでは上限がないので、『定価』が最高評価ってことにします。

 ・・・なんだか、ものすごく俗な評価って気もしますが、それなりの基準になる評価法かなとは思っています。
 でも、「もうちょっと違う数字で表して欲しい!」って要望がありましたら、また考え直しますので、BBSやリアクションで書き込んでくださいね。



7月11日(金)のお話。
    も〜い〜くつ寝〜る〜と〜・・・って、気になって寝れないってば。
 こんにちは、遠です。

 今年の東京ゲームショウ(TGS)の開催概要が発表されました。

    『東京ゲームショウ2003』の開催概要(GameOnline)

 今年は9月26〜28日に開催され、94社が出展予定との事です。今回は開発用ミドルウェアのコーナー(たぶん、ソフト開発環境等の出展かな。)が新たに設置されたことで、前回の85社を上回る出展社数のようです。

 3日間のうちの最初の26日は、例年と同様ビジネスデーとなっており、一般入場は出来ません。その中で、開発者向けのカンファレンス『TGSフォーラム2003』が開催されます。
 内容はというと、まず任天堂・岩田聡氏の基調講演に始まり、それから携帯電話ゲームセッションとオンラインゲームセッションに分かれ、それぞれで著名なクリエーターによるパネルディスカッションが行なわれます。その後、開発セッション、キャラクタービジネスセッションと続きます。(TGSフォーラムの詳細なプログラムはこちらです。)

 みどころはやはり、オンラインゲームセッションの「Xbox用『TFLO』制作」でしょうね。『TFLO』を開発している「レベル5」の社長・日野昇博氏自らが「行く先の見えない航海/はじめてのMMORPG」という題名の公演を行なうようです。
 E3のときもレベル5の社長は登場したのですが、まだ発表できるほど開発が進んでいなかったようで、結局お茶を濁して終わったようなのですが、さすがに今度のTGSではそういうわけにはいかないでしょうね。
 「行く先の見えないXBOX」なんて公演にならないことを期待します。

 それにしても、この講演会は行きたいな〜。なんとかチケット手に入らないかしらね。



 さて、今日はもう1つ。
 タイで、スゴい法令を計画しているそうです。

    タイ政府がオンラインゲームの夜間外出禁止令を計画 (GameOnline)

 7月15日から9月30日の期間中午後10時〜午前6時まで、国内外のオンラインゲームサーバーへのアクセスをブロックする計画を発表したようです。
 タイでは『ラグナロクオンライン』がサービス開始以来7ヶ月で60万人突破したそうで、政府はこのゲームをマークしているとのことです。

 ・・・わたし、日本人でよかった(笑)

 これ、絶対オンラインゲームを遊んだことない人達だけで取り決めたことなんでしょうね。オンラインゲームの中毒性とか、精神的な影響とか、全く考えてませんもん。

 タイの人口は、日本の人口の半分程度の約6千万人なのですが、『ラグナロク』のプレイ人数は日本が約30万人(ちょっとうろ覚え)なのに対し約60万人とのことで、日本に比べてもかなり人気があることが分かります。
 このことからも、「子供がゲームをプレイすることにより過度の時間をすごしてしまうのを防ぐ」というのは完全に逆効果って気がします。
 たぶん、学校や会社休んでお昼に遊ぼうとする人が続出するだけじゃないかなぁ。

 まぁ、いろんな意味で結果が楽しみな法令ではあります。



7月10日(木)のお話。
    やっぱり、外国産ゲームは日本では流行らないのかな。
 こんにちは、遠です。

 韓国から、また新しいオンラインRPGが発表されました。

    オンラインRPG「Maple Story」、国内でのサービス開始が決定(GameOnline)

 現在、韓国では同時接続者数5万人を数える人気ゲームになっているそうです。

 画面写真を見れば分かると思いますが、『ラグナロクオンライン』をそのまま横スクロールアクションにしたようなゲームですね。ファミコンの『アテナ・ラグナロク風味』といったところでしょうか。
 吹き出しでのチャットがいい感じです。

 それにしても、韓国では『ポトリス』といい、こういった手軽で単純そうなネットゲームが流行る傾向にあるようですね。
 まぁ、韓国のオンラインゲームプレーヤーにはライトユーザが多いということで、この傾向は納得できるのですが、日本ではユーザー層が逆転するため、そのまま日本に持ってくるとすぐに飽きられて、失敗する可能性が高そうです。
 韓国では一番人気の『ポトリス』が日本ではイマイチな理由は、このへんにありそうですね。
 例外的に『ラグナロクオンライン』は、可愛らしいグラフィックのMMORPGということで日本でもかなりのユーザーがいますが、システム的には現在あるMMORPGの中でも最も低い評価を受けてます。このへんが、日本と韓国とのユーザーの求めるものの違い、ひいては各国間でのメーカーの認識の違いにつながっているような気がします。

 これとは逆に、北米や欧州のゲーム、いわゆる洋ゲーはシステム的な評価は高いものが多いのですが、どうしてもその重苦しく、リアルなグラフィックのせいで敬遠されることが多いんですよね。
 今のところ、MMORPGでは最高峰のシステムといわれている『ダーク・エイジ・オブ・キャメロット(DAoC)』というゲームがあるのですが、これもキャラがかなり濃いんですよね。

 やはり、日本で独自に作り出したゲームでない限り、日本でオンラインRPGを大ヒットさせることは出来ないのかもしれませんね。



 さて、その期待の新作になりそうな予感のある、カプコンの『モンスターハンター』ですが、このサイトさんでムービーを公開しています。
 一体どこからどこまでがゲーム画面か分からないのですが、かなりダイナミックな戦闘が楽しめそうです。「飛んでくる大型モンスターをすれ違いざま剣で叩き斬る」なんて、ぜひやってみたくなります。
 あと、ダッシュができそうなのは、かなりポイント高いです。
 ただ、チャットはFFのようなウインドウ方式のようで、ちょっと残念ですけどね。

 たぶん、東京ゲームショウ(9月26〜28日)あたりには、システム等の詳細が発表されるでしょう。要チェックですよ〜。



7月9日(水)のお話。
    『GTA3』は日本のゲームに風穴を開けられるか?
 こんにちは、遠です。

 世界で爆発的な人気を得たゲームソフト、『グランドセフトオート3(GTA3)』の発売日が決定しました。

    『GTA3』、日本での発売日が9月25日に決定!(電撃)

 いわゆる洋ゲーなのですが、カプコンがテキストなどを日本語にローカライズしてPS2とPCで発売します。今回発売日が決まったのはPS2版のほうで、PC版はまだ未定のようですね。

 このゲーム、かなりの暴力描写が強いことで有名なのですが、なんと映像表現は忠実に再現されるようです。
 そのかわり、CEROレーティング(年齢制限のことですね)を18歳以上とするのはもちろん、各販売店にも18歳未満のお客さんには販売を自粛するよう通達を出すそうです。また、今のところまだ未確定らしいのですが、CMはゴールデンタイムを避け、深夜時間帯に流したり、ゲームショップに配布するプロモーションムービーは過激なシーンをカットした特別編集版を用意するなど、販促にはかなり気を使ったものを予定しているそうです。

 わたし的には、これは大英断だと思います。

 先日、ファミ通の読者アンケートで、「レーティング制度は必要か?」というアンケートを取っていまして、ほとんどの人が「必要ない」「参考にならない」と回答していました。
 これってつまり、今の日本のゲームには年齢を意識させるだけのゲームがほとんど無いってことだと思います。逆に言うと、年齢を意識させるようなゲームはゲーム機では好ましくないという意識が、開発者、消費者の双方であるような気がします。

 かつて任天堂は、ファミコンのすべてのソフトを独自の倫理的基準で調査し、それに合格しなければ販売できないという制度を導入していました。いわゆる「ファミ倫」と呼ばれるもので、特に暴力的な描写や性的表現には厳しかったそうです。
 この名残が今でも残っているんでしょうね。
 良くも悪くも、今でもゲーム機は「家庭用ゲーム機」なんですよね。

 しかし、そのせいかどうかはわかりませんが、世界的に日本産のゲームが売れなくなってきています。
 昨年、『スーパーマリオサンシャイン』が『GTA3』の圧倒的な売上の前に大敗したのがいい例です。少なくとも海外では、水で街をきれいにするゲームより、血で街を汚すゲームの方が好まれるようです。

 でも、これって実は日本でもあまり変わらないような気もします。
 今年、最も多く売れたアクションゲームといったら『真・三国無双3』でしょう。これの内容って、ほとんど無抵抗な敵兵士を大虐殺するってものですから。

 ファミコン世代のゲームユーザーを始め、年齢層が拡大するに連れ平均年齢は高くなっていくわけですから、それに合わせたゲームというのも必要になってくるはずです。例えば、みなさんも『ポケモン』で我を忘れるほど熱中できたりはしないでしょう。
 だからといって、ゲームには大人が我を忘れるほど熱中できるだけの魅力はないかというと、それも違うと思います。オンラインRPGが良い例ですよね。
 大人でも熱中できるゲームに過激な表現が必要かどうかはわかりませんが、可能性としてはあります。
 それを作る上で、どうしてもはずせないのがレーティング制度です。

 わたしは、この『GTA3』がレーティング制度の必要性を目の当たりにする良い機会になるソフトだと思います。

 なんにしても、このソフトの発売が楽しみですね〜。



7月8日(火)のお話。
    カラオケは苦手なんです。
 こんにちは、遠です。

 コナミがPS2でカラオケソフトを発売するそうです。

    プレステ2でカラオケ・コナミが25日に発売(共同通信)

 この『カラオケレボリューション』はネット対応で、月一定額の料金で曲を好きなだけダウンロードできるそうです。
 発売日は9月25日、10曲入りのソフトとマイク同梱で5800円。月額料金は1000円〜1500円程度になるそうです。

 なかなか手軽なカラオケソフトだと思うのですが、上の記事の中で気になる点が。

    同社によると、家庭用ゲーム機でのカラオケソフトは初めて。

 ドリカラはカラオケではないんですね。
 コナミ、他の会社にケンカ売るの好きなのかしらね〜。

 もちろん「ドリカラ」を始め、これまでにも多くのカラオケソフトが発売されています。
 カラオケソフトの歴史は意外と古く、ファミコンの時代から既にありました。
 まぁ、ファミコンの2Pコントローラにはマイクがついていたんですから、ファミコン発売当時から考えられていたことかもしれないですね。

 本格的な家庭用ゲーム機でのカラオケソフトの元祖は、やはりファミコンの『カラオケスタジオ』というソフトです。(ネットで調べたら、なんと当時のチラシを発見しました!裏面はこちら
 このソフトを始め、PCエンジンで発売された『ロムロムカラオケ』、メガドライブで発売された『メガ-CDカラオケ』、サターンで発売された『カラオケユニット』(ハイサターン専用)などなど、実は様々な機種でカラオケは発売されているんですよね。

 しかし、ここまで発売されていながらほとんど売れなかったのは、「専用アンプが高い」「曲数が少ない」という以上に、「日本の住宅事情」が一番の理由ではないかと思います。
 カラオケの出来の良さでは、専用アンプがついて実質1万円程度で販売され、月額2000円で「セガカラ」とほぼ同じ2万曲以上の曲数をネットからダウンロードして歌える「ドリカラ」が一番だと思います。しかし、それでも目立って売れるほどではなかったわけですから。(当時、まだネットの普及率が低かった、という事情はありますが。)

 とはいえ、需要が無いわけでもないんですよね。タカラから発売されている「e-kara」という、テレビに直接繋げて歌うというおもちゃは子供達に大ヒットしましたし。つまり、一戸建てを持つ一般の家庭にどれだけアピールできるかが鍵のような気がします。

 今回、現在の主力機であるPS2での発売で、価格も抑えられるだけ抑えた印象があります。あとは宣伝展開を残すのみですが、そこはコナミのことですから上手くやりそうな気がします。

 ・・・なんか、ゲームの出来とは関係ないところで興味をそそられました。



7月7日(月)のお話。
    今日は、わたしの人生最大の転機、なんでしょ〜ね。
 こんにちは、遠です。

 私事で恐縮ですが、今日結婚しました。

 ・・・いやいやいや、このサイトで登録したとかってオチじゃないですよ!ちゃんと現実でのお話ですからね〜。
 最初は、たまにはまじめに「結婚とは何ぞや」とかお話しようかと思いましたが、めんどくさくなったのでやめました(笑)
 まぁ、わたしは特に変わらず、ゲームも今までどおり遊ぶし、このHPもちゃんと更新していきますよ。
 というわけで、これからもよろしくお願いしますね!



 ・・・今日はこれで終わりでもいいかなとは思ったのですが、ちょっと内容無さ過ぎるので、もう少し。

 最近、ドコモのケータイは、購入時の割引サービスを積極的に展開しています。その内容とは、

  ・複数台を新規加入すると、1台につき3000〜5000円割引
  ・ファミリー割引に加入すると、1台につき3000〜5000円割引

 といったもので、7月31日まで実施しているようです。ただし、この割引サービスの対象機種、割引金額は、お店によって全く違うので、1つのお店が対象外でも別のお店では対象だったりと、統一していないのが玉にキズですが。
 しかも、これは併用することもできるため、最大で1万円割引になるんです。さすがに1万円引かれると、最新機種でもかなり安く買えてしまいます。

 ちなみに、わたしが見たいくつかのお店では、ドコモの最新機種である『505i』シリーズでも2万円前後でした。ですから、お店によっては今ならほとんどが1万円で買えてしまうわけです。1つ前の主力機種である『504iS』なんて、軒並み8800円でしたから、タダで買えちゃうんですよ。
 ・・・メーカーからしたら、たまったもんじゃないですよね。

 で、わたしはというと、ちょうど家族も出来たことだしさっそく加入しちゃいました『SO505i』。本当に1万円で買えちゃいましたよ〜。
 本当はデジカメ探していたんですが、今でも130万画素で1万円はあまりないですからね。かなりお得に思えました。

 まぁ、8月以降も結局値崩れ起こして、もっと安くなりそうな予感はしますが、ドコモは今でも十分に買い時かと思いますので、気になる方はお早めにどうぞ〜。



7月4日(金)のお話。
    パーティーやお祭りは大好きです。
 こんにちは、遠です。

 さて、まずは昨日に引き続き、カプコンから発売のMORPG『モンスターハンター』についてのお話です。

 画面写真を見ての一番の感想は、とにかくフィールドがキレイってことかな。フィールドにはかなり力を入れている印象を受けました。
 また、『Diablo2』にしても『PSO』にしても、なぜかMORPGというのは画面自体が「暗い」印象がありましたが、逆にこのゲームでは「明るくて、広い」ってことを強く感じさせる画面作りをしていました。これがかなり好印象です。

 モンスターは恐竜っぽいデザインが多く、『PSO』でいうドラゴンぐらいの大きさのモンスターも数種類掲載されていました。モンスターが別のモンスターを襲う(肉食恐竜が草食恐竜を襲うような)シーンなどもあるそうで、モンスターごとにかなり個性が強いのかもしれません。

 武器はかなりハデです。
 プレイヤーよりも大きな剣をぶん回してるシーンなど、かなりかっこいいですね。基本的に中世ファンタジー物のようなのですが、『PSO』でいう散弾銃のようなグラフィックの武器もあり、よくわかりません(笑)
 武器は、倒した敵の角やウロコを加工して作り出せるそうです。たぶん、そのときモンスターの肉なども取得可能で、焼いて食べて体力回復、なども出来そうな感じです。

 オンラインでも、ギルドになんらかの依頼を受けて冒険に出かけるという、クエストが中心のようですね。
 『PSO』でもクエストはありましたが、種類も少なく、途中参加できないなどの弱点もありましたので、全体的にイマイチ盛り上がりませんでした。とはいえ、「ファミ通クエスト」や「Eアクセスクエスト」などのいくつかのイベントクエストは経験値入手効率が良かったり、レアアイテムが入手可能だったりなども手伝って、かなり盛り上がっていたので、クエストの可能性自体はかなり大きいんじゃないかと思っています。
 このへん、うまく調整してくれれば面白くなりそうです。

 というわけで、今のところかなり期待できそうな内容でした。
 システムの詳細な説明はありませんでしたが、開発者曰く「強いていえばアクションゲーム」ということですので、『デビル・メイ・クライ』や『カオス・レギオン』ほどのアクション要素はないんでしょうね。
 この辺、少し引っかかるんですが、とりあえずは続報待ちですね。



 さて、6月28日にマイクロソフトは「Xbox LiveTM Summer Party」という、XBOXのイベントを行ないました。これは抽選で当選した招待客のみのパーティーなのですが、たかさんも参加されたようで、その模様をレポートしてくださいました。(ありがと〜〜!!)
 公式サイトで公開されている記事と合わせて、紹介していきますね。

    「Xbox LiveTM Summer Party」開催 !(公式サイト)
    [No.1] 一足早く夏を感じ取ろう!
    [No.2]イベントラッシュ、試遊台多数!
    [No.3]会場の熱気も最高潮に!

 このパーティーは2部構成で、1部がいわゆる発表会のようなもので、2部がゲームパーティーだったそうです。
 会場ではパーティーという名にふさわしく、食べ放題、飲み放題だったそうで、実はこれが一番好評だったんじゃないかと思ったり(笑)

 1部では開発者挨拶などの後に、『GHOST RECON』など開発中の新作ソフトの映像が公開されたそうです。
 わたしとしては、新作ソフトよりもむしろ開発者挨拶のほうに関心があったのですが、あまり特徴的な発言は無かったようですね。きっと「世界でXBOXは〜」とか「XBOXはさらに〜です!」というような感じだったのでしょうね。一度でも「日本では」とか「アジアでは」といった言葉が出てきたか知りたいところですが。まぁ、そんなこと言ったらパーティーが葬式になっちゃうでしょ〜けどもね。

 2部のゲームパーティでは、レースゲームを中心にいろいろ遊べたそうですね。
 その中でも特に、『ミッドタウンマッドネス3』はやっぱり『クレイジータクシー』風味のレースゲームのようで、XBOXLiveを使っての対戦も「鬼ごっこ」と、ちょっと変わった感じで面白かったそうです。
 他に気になったゲームに、今回は映像出展だけだった『GHOST RECON』を挙げています。海外で人気のFPSなのですが、このゲームについては、次の機会に詳しくお話しますね。

 イベントもいろんなゲーム大会が用意されていたようで、その中のチーム戦で勝利して『マトリックスリローデッド』の映画鑑賞券をもらってきたそうです。ちゃっかりしてるなぁ〜(笑)

 レポートを読んでの感想は、お客さんができるだけ参加して楽しむというようなイベントだったように思えます。
 マイクロソフトは、今は「コアユーザーを獲得する時」と見ているのでしょう。つまり、入場人数を限定してでも、1人1人の満足度を高めることに重点を置いたのだと思います。わたしとしては、これはこれで「あり」だと思います。

 開催者は、「2〜3ヶ月のサイクルで行なっていきたい」と話しているので、次回はとりあえず申し込んでみようかな、と思いました。



7月3日(木)のお話。
    本当に、最近MORPGは少ないですよね。
 こんにちは、遠です。

 カプコンから新しいネットワークゲームが発売されるそうです。

    E3で「モンスターハンター」発表 (GameOnline)

 上記の記事の通り、このゲームはE3で発表されたのですが、タイトル名が恐ろしく没個性的で、情報もほとんど公開されていなかったため、全く目に止まりませんでした(笑)
 今回、今週発売のファミ通で詳細が発表されるそうです。

 肝心の内容なのですが、『PSO』のシステムで『FF11』のような映像とのことです!
 や〜、久々のMORPGですね〜。同時プレイ人数が最大4人ということですが、この辺は『Diablo2』と同じ最大8人ぐらいまでにして欲しかったのですが。
 ハードはPS2ということで、XBOXじゃないのが寂しい限りです。
 過去カプコンは、マルチマッチング(KDDIの高速回線を使ったネット対戦)時代にDCとPS2で同時接続などもしていたので、GCへの移植は考えているかもしれませんね。ちなみに、XBOXは専用のネット回線のため、PS2やGCのユーザーと同じフィールドで遊ぶことは出来ないでしょうから、XBOXへの移植はなさそうな気がします。

 今のところ、明日発売のファミ通が手元に無いので、その他の詳細は明日お話しますね。

 最近『ビューティフルジョー』とか『カオスレギオン』とか遊んでいて、やっぱりカプコンはアクションゲームを作らせたら一流だな〜って思うので(最近ではセガやナムコよりも上かも)、これはかなり期待しちゃいます。



 今日はもう1つ。

    「イース VI -ナピシュテムの匣-」正式発表(impress)

 「いまさらイースかぁ」って気はしないでもないのですが、なんと今までのイースシリーズ5作品が特典で付属されるそうです!さらに、早期予約3万本には「イース SPECIAL COKKECTION -ALL ABOUT Falcom-」というDVDが付くそうで。

 さすがに、この予約特典には驚きました。

 前作を特典で付属するというのは、GC版『ゼルダの伝説』でもありましたが、やっぱりかなりインパクト大きいですよね。

 今回の『イースY』は、PC版で9月27日発売との事なので、気になる方は早急に予約をしておいたほうがいいと思います。



7月2日(水)のお話。
    最近、ゲームで感情移入してないなぁ。
 こんにちは、遠です。

 BBSで、リリスさんがPS2版『頭文字D』のレビューを載せてくれました。(ありがとね、りり〜!)

 わたしはレースゲーム(とりあえず車がメインのゲームは、すべてレースゲームって呼ぶことにします。)についてはぜんぜん詳しくないのですが、「車の挙動が正確=実際に運転している感覚」じゃないのかなって、このレビューを読んで思いました。
 まぁ、本物と比べてゲームは根本的に違うわけですから、そのまま本物を再現しても体感的に弱くなるのは当然かなって気がしますが。

 『頭文字D』に限らず、セガのゲームは「ゲーセンへの導入」って意味合いで作っているゲームが多いですよね。特に入出力インターフェース(今回はハンドルコントローラ)などはどうしてもゲーセンでしか再現しにくいわけですから、この割り切り方は正しいと思います。
 ただ、ロード時間の長さやトレーニングモード、ゴーストの導入など、家庭用としてなら必要と思われる部分が充実していなければ問題だと思いますけどね。

 ちなみに、新型のハンドルコントローラ『GT FORCE Pro(仮)』ですが、どうやらこれに対応したゲームでないと2.5回転は出来ないそうです。発売が『グランツーリスモ4』と同時発売いうことで、まだ開発中なわけですから、『頭文字D』には対応していないかな、と・・・。


 さて、5月のE3で、ソニーからPS2に接続するデジタルカメラ『EyeToy』が発表されました。(発表当時の記事はこちら)これについてのレビューが掲載されていましたので紹介しますね。

    感情移入度を高める

 つまりは、「自分と似た風貌のキャラだと、感情移入しやすい。このカメラを使って自分をキャラクターとして使えば感情移入度は抜群だろう。」といった内容です。

 これ、ずいぶんと極端ですよね。

 例えば、『ストリートファイター2』の『リュウ』や『春麗』を自分のキャラに変えて遊んでも、仲間内でウケることはあっても、感情移入できるかどうかは微妙です。また、『FF』の主人公やヒロインが自分の容姿だったら、感情移入どころか、なんか気持ち悪いですよね。

 ゲームの主人公のスタンスというのは2種類あります。
 「自分以外の違うものになって(つまりはロールプレイして)様々な体験を楽しむ」ものと、「自分自身が様々なシチュエーションを楽しむ」ものです。
 現在のゲームは、ほとんどが前者で、後者はFPSやレースゲームぐらいかな。
 確かに後者のゲームならば、自分の容姿を取り込むことで、ある程度感情移入できるかもしれません。ただし、前者のゲームにはヘタをすると逆効果になるんですよね。

 わたしとしては、感情移入度を高めるのは「容姿」ではなく「行動」ではないかと思います。つまり「どれだけ自分のアイデアが忠実に再現できるか」だと思います。
 例えば、RPGのダンジョンで薄汚い木の扉に鍵がかかっているとします。自分の道具袋には、この扉に合う鍵はありません。この状況で、あなたならどうしますか?
 「普通に」考えたら、そんな鍵、探そうとしても見つかるわけがないと思います。自分の家の鍵ですら、なくしたら大体見つからないんですから。
 わたしなら(状況にもよりますが)「手に持っているたいまつで扉を燃やす」でしょう。

 こういった「自分が思いついた行動」が取れれば、確実に感情移入度が高まるように思えます。

 まぁ、こういった自由度の高いゲームはものすごく少なく、わたしが知っているものでも『ZORK』『シャドウゲート』(これはちょっと違うかな(笑))ぐらいなんですけどね。
 これらは、かなり「自分が進めている」という気分になるので、けっこうオススメですよ。



7月1日(火)のお話。
    アジアのXBOX事情ですが。
 こんにちは、遠です。

 XBOX関連のニュースが入ってきました。

    日本以外のアジアでXboxの価格改定(ZDNet)

 発売以来マイクロソフトから完全に見放された感があった、日本以外のアジア地域でしたが、今回やっと値下げされるそうです。
 今まで、本体価格は大体日本円にして3万円弱ぐらいの価格帯でしたが、日本と同程度の23000〜22000円の価格帯になるそうで、それに合わせて他の周辺機器、ソフトなども同時に値下げされるようです。

 アジアでXBOXが発売されている地域は、韓国、シンガポール、台湾、香港、そして日本です。アジア全域での売上が85万台で、日本が40万台ですから、他の国の合計で45万台ということになります。さすがに、韓国が2万台っていうのは異常ですが、全体的にアジアでは売れてないんですよね。

 それにしてもおかしいのは、韓国です。
 日本と違って、韓国で「ライトユーザー」というと、PCでネットゲームを遊ぶ人達のことをいいます。
 日本でちょっとゲーセンに入って、UFOキャッチャーや音ゲーで遊ぶ感覚で、韓国ではインターネットカフェに入ってネットゲームを遊ぶそうなのです。
 ですから、ネットに特化したXBOXはもう少し受け入られてもよさそうな気がするのですが・・・。

 これには、「韓国ではゲームはPCで遊ぶ人がほとんど」「日本語版、英語版のソフトがほとんど」「韓国産のゲームを作るにはすご〜くお金がかかる」などの要因があるからなんでしょうけどね。
 ただ、最近ではPS2がけっこうがんばってきているようで、韓国その他のアジア地域でもかなり販売台数を伸ばしてきているようです。ネットの普及が著しい韓国では、XBOXの利点がさらに強く発揮できるわけですから、これらの点、特にXBOXのゲームを安く製作できる環境が整い、韓国産のMMORPGなどが製作されれば、かなり普及すると思います。
 また、『ラグナロクオンライン』などを見ても、韓国と日本の好みって似ているような気がしますから、『TFLO』などは韓国でもかなりウケるかもしれませんね。

 そのへん、当のマイクロソフトが分かってなさそうな気はしますが。