2003年8月

[TOPへ戻ります]

8月29日(金)のお話。
    今日はいろいろ不安なニュースがいっぱいですねぇ。
 こんにちは、遠です。

 それにしても、XBOX版『PSO』は呪われているんでしょうか。

    「PSO」の新クエストの配信が延期に(GameOnline)

 既にGC版では配信されている「心の座」というイベントが配信延期になりました。後日改めて配信日をアナウンスする予定とのことですが、現在の状況からして永遠にアナウンスされないって可能性も無きにしも非ずですねぇ・・・。
 あとは、ソニックチームの良心に訴えるぐらいしかないようです。


 さて、次もXBOXのニュースです。

    "Xbox ワールドコレクション"発表 - 2004年夏までに約20タイトル(GameOnline)

 前にもお話しましたが、『Xbox ワールドコレクション』とは英語版のゲームに完全日本語訳のマニュアルを付属して発売するシリーズです。
 ゲーム内の言語を日本語化するには、多少ソースもいじらなくてはならないため、コストや時間がかかってしまうのですが、このシリーズはそれをマニュアルで補うので、コストを抑えつつ、海外の人気タイトルをほぼ同じタイミングで日本で発売できるというメリットがあります。
 わたし的には、かなりうれしい企画なのですが、果たして一般受けするかというと、かなり疑問ですよね。結局ゲーム画面は完全に英語な訳ですし。
 最初に発売されるタイトルは、
   ・『タオフェン』
   ・『インサイドピッチ2003』
   ・『NFLフィーバー 2004』
   ・『アウトローゴルフ』
   ・『アウトローバレーボール』
 の5種類とのことですが、『アウトローゴルフ』はかなり気になりますね。
 PS2でも『ストリートゴルファー』という似たテイストのゲームがあるんですが、あの『シンプル』シリーズの「D3パブリッシャー」ってことでイマイチ買う気が起きなかったんですよね。
 とりあえずは様子見ですが、衝動で買ってしまうかもしれませんね〜。


 次のお話です。
 コナミ期待の新作『メタルギアソリッド3』ですが、ホンモノはこれで最後かもしれません。

    小島秀夫監督、開発に直接タッチするのは「3」が最後(GameOnline)

 『メタルギアソリッド4』の構想もあるけれど、直接タッチするのは3で最後の予定とのことです。
 もはや1人の人間がゲームを作る時代ではないのですが、それでもゲームバランスや世界観等に作り手独特のテイストが残るのもゲームです。
 そういった点で、完全にテイストが崩れている『FF』などと同じような運命をたどるんでしょうかね。
 まぁ、コナミの大人気シリーズですから、3で終了することはありえないですよね。なんだか、やるせない気持ちになります。


 さて、来週は9月です。東京ゲームショウの月ってことで、いろいろ明るいニュースが入ってくるのを期待、ですね。




8月28日(木)のお話。
    ああ、懐かしい、懐かしい・・・。
 こんにちは、遠です。

 日本ではまだまだ遊ばれている『PSO』ですが、やっぱり米国ではイマイチだったようです。

   米セガ、「PSO」のオンラインサービスも終了へ

 米国では、今年10月をもってDC版『PSO』のオンラインサービスを終了させるそうです。
 これで、米国でのDC事業は完全に撤退ということになりました。

 米国版『PSO』発売当時、怖いもの見たさで海外サーバーへ飛んで、そこにいた人に手当たり次第に声かけたことが懐かしく思えます。
 ゲーム開始時、あれだけみんながしゃべるゲームは珍しいですよね。
 『FF』なども、黙って遊ぶ人がほとんどですから。っていうか、MMORPGってあんまりしゃべる人が少ないように思えます。まぁ、この原因の半分はMMORPGのチャットシステムが軽視されている点にあると思うんですけれどね。
 そういった点でも、『TFLO』は期待なんですよね。


 さて、次のお話です。

    ファミコン“行方不明”ソフトハウスを探してます(ZDNet)

 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が12月に開幕するTVゲーム展覧会で、ファミコンソフト全タイトルを展示する予定なのですが、著作権者がどこにいるか分からない為、23社の許諾が取れないようです。
 ユーザーからの情報提供も受け付けているそうで、かなり必死なようです。

 この23社の中には、『くにおくん』シリーズの「テクノスジャパン」や、ファミコン版『テトリス』の「BPS」など、意外と有名な会社も入っていたりしてびっくりです。
 「アテナ」や「東亜プラン」の倒産のお話は前に聞いた覚えがあるのですが、それからどうなったかなって知りませんよねぇ。

 あ、「エンジェル」ってSFCで『セーラームーン』作ってませんでしたっけ?『ファイナルファイト』っぽくって意外と好きだったような。
 でも、たしかバンダイかなんかの子会社だったような気がするんだけどなぁ。バンダイに聞いても分からなかったんですかね。

 「ハイスコア」なんて懐かしいですね〜。
 ファミコンの雑誌を作っていた会社なのですが、当時『ドラクエ2』の攻略情報をエニックスに無断で大量に載せてしまった為、エニックスの怒りを買って、それからほとんど『ドラクエ』の情報は載せさせてもらえなかったんですよね。それが致命傷となって結局廃刊に追い込まれてしまった悲しい雑誌でした。
 その雑誌の企画(?)で作ったのが「ハイスコア ゾンビハンター」でした。なんとこのゲーム、タイトル画面でしゃべるんですよね。ファミコン初声が入っているゲームだったような気がします。
 ゲーム内容も横スクロールタイプの2Dアクションなのですが、なかなかバランスがよくて面白かった覚えがあります。背景がちょっとさびしかったような気もしますが。
 この会社があれからどうなったかなんて、こっちが聞きたい位ですよね。

 なにはともあれ、上のリンクのページにそれら会社のリストがありますので、もしご存知の方はACCSに報告してあげてくださいね。
 その際には、わたしにも教えて欲しいのですが。




8月27日(水)のお話。
    ゲーセン、がんばってますね。
 こんにちは、遠です。

 昨日、BBSで最近の『PSO』と『FF』の状況を聞いたところ、早速『PSO』で返答がありましたので報告しますね。(りり〜、ありがとねっ!)
 どうやら、少なくともGC版『PSO』では、今でも元気に遊ばれているようですね。
 こちらのサイトで毎夜12時時点の接続人数を確認できるとのことで調べてみたところ、GCの修正版『PSO』では平均3000人弱、休前日には3000人強の人が遊んでいるようです。
 他機種版では、600〜200人程度で、さすがに廃れている感じは否めないものの、3年前のゲームという意味では驚異的な数字かと思います。
 ただ『PSO Ep3』の、みるみる人が減っていく現実を見ちゃうと、これからの将来性の無さを感じてしまうのが悲しいところですが。
 まぁ、やっぱり『PSO』ユーザーが望むものは「冒険」であって、『遊戯王』ではないということですね。

 ちなみに、『FF』のほうも現在の状況、特にこの間の巨大生物発生イベントのレポートなんてしてくれるとうれしいです。いつでもお待ちしていますからね〜。


 さて、今日のニュースです。

    「太鼓の達人」シリーズ, 出荷本数が100万本を突破(GameOnline)

 昨日お伝えした『ウイイレ7』に続き、『太鼓の達人』が100万本達成です。ナムコとしては本当に久々の快挙達成ではないでしょうか。
 発売当時、売れないと思って3万本しか作らなかったというのも、今となっては良い思い出ですね〜。マーケティング部の皆さんの首がどうなったかは知りませんが。

 それにしても、発売10ヶ月で100万本というのは非常に珍しい例ですよね。『FF』のように発売数週間で売ってしまうのが、最近のミリオンソフトの傾向なんですけれども。
 今回のような売れ方をするソフトは、最近では『ポケモン』や『スマッシュブラザーズ』が挙げられますが、一気に売れてしまうソフトに比べて内容のバランスが良く、間口が広いという傾向にありますね。
 また、若干低年齢層向けのソフトが多いことから、やはりゲームの主役は子供達なのかなと感じます。


 また、こんなニュースが入ってきました。

    ゲームセンター離れ弱まる - レジャー白書2003(GameOnline)

 レジャー白書2003によると、ゲームセンター市場が5年ぶりに上むいたそうです。
 これは、ショッピングセンターなどに大規模店が増え、『WCCF』、『麻雀格闘倶楽部』、『太鼓の達人3』などのゲームが好調だったためだそうです。

 ここで挙がっているゲームからして、ファミリー層に受けたことが分かります。
 『WCCF』はお兄ちゃん、『麻雀格闘倶楽部』はお父さん、『太鼓の達人3』は女性ってとこでしょうか。メダルゲームは幅広い年齢層に好評ですしね。
 つまり、ゲーセンの客に、ファミリー層が増えているということなのでしょう。

 ゲームは、間口さえ広めれば、まだまだ発展の余地があるメディアなんだな〜って改めて感じさせるニュースでした。




8月26日(火)のお話。
    やっぱり続編ものが多いこのごろ。
 こんにちは、遠です。

 毎度おなじみ『メイプルストーリー』なんですが、ようやく本格的にβテストが開始されました。
 さすがに夜中の11時以降、いわゆる「テレホタイム」は相変わらず繋がりにくいかったり、ラグがひどかったりはするんですが、逆に朝方など空いている時間には、十分にアクションゲームとして楽しめます。
 まぁ、最初はまったくつながらない状態だったわけですから、1週間足らずで復旧させたってことは評価できるかな。これからさらにサーバーなどを大幅に増強していく予定とのことなので、ちょっと期待です。

 さて、今日は細かいニュースを少しずつ。

    ウイイレ7,発売3週間で国内100万本達成!(ZDNet)

 コナミのサッカーゲーム『ワールドサッカー・ウイニングイレブン7』が100万本達成したそうです。
 前作『ウイイレ6』がミリオン達成まで1ヵ月半かかったことを考えると、かなり早い快挙達成となりましたね。
 今回、日本代表の試合や「レアルマドリード」の日本来日などとうまく重なったこと、また今夏にPS2で発売される大作ソフトが例年よりも少なかったことが今回の結果につながったように思えます。

 それにしても、GC用ソフトの売れ行きの悪さは目を見張るものがあります。あのク○ゲーの名をほしいままにした『アンリミテッド・サガ』でさえ、42万本売れているのに、仮にも『FF』の名前のついた『FFクリスタルクロニクル』は未だ19万本なんですから。
 ゲームの出来以前の問題ですね、これは。


 そんな、GC関連のニュースです。

    「マリオカートGC」の予約特典は「マリオカート64 GC」!?(GameOnline)

 まだウワサ段階ではあるのですが、『マリオカートGC』の予約特典に、かつてニンテンドー64で発売された『マリオカート64』のGCで遊べるバージョンがもらえるとのことです。
 すでに『ゼルダ』で一度やっていますから、インパクトは前ほどでもありませんが、実現すればこれはこれでけっこうすごいことかなと思います。

 わたし的には『マリオカート』って昔からあまり好きではないんですよね。走ってても爽快感が無いとこがイマイチでして。

 ただ、昔から人気のあるソフトではあるので、けっこう期待度は高いでしょうね。


 最後に、『PSO』の話題です。

    Xbox用「PSO」に新クエストが登場(GameOnline)

 新クエストといっても、既にGCで配信されているイベントと同様のもののようです。
 今後、XBOX専用のクエストも配信していく予定のようですが、さすがにいまさらって気はしますよね・・・。
 そういえば、わたしもけっこういろいろなオンラインゲームサイトの掲示板を巡ったりしているのですが、GC版『PSO Ep3』のお話は全然聞かないですね。
 発売されてからの反応も含めて、これからの動向にはちょっと気になりますね。




8月25日(月)のお話。
    月に1回はボードゲームで遊びたいです。
 こんにちは、遠です。

 さて、最近話題にしている『メイプルストーリー』ですが、現在βテスト中(ただし、今日(25日)の夕方までメンテナンス中)なので当然無料なのですが、実は正式サービス後も無料なんですよね。
 これは、「アバターシステム」というものを採用していまして、つまりは基本プレイはいつまでも無料で出来るけれど、レアアイテムや追加ダンジョンなど、より深く楽しむ追加要素を有料にするというものです。最近韓国で注目されているシステムだそうです。
 具体的にどんなものが有料になるか、またいくらぐらいになるのかは分かりませんけれども、価格とサービスのバランスが結構難しそうなシステムだと思います。
 価格を高くしすぎると、「リアルマネートレード(RMT)」(プレイヤー同士が実際のお金を使ってアイテムなどの取引をする行為)を促進させる結果になりそうですし、逆に安くしすぎると会社の利益になりませんし。
 この辺、あのネクソン管理って点で非常に危険なような気もしますが。


 さて、次は東京ゲームショウのお話です。

    東京ゲームショウ2003で、テーブルゲーム・スタジアム!!(isao WORLD GAME STYLE)

 今年の東京ゲームショウで、アナログゲームの祭典を行うそうです。
 トミーやはなやま玩具など、昔から日本のボードゲームを作りつづけている会社のほか、カプコンやソニー・コンピュータエンタテインメントなど、家庭用ゲーム機でもおなじみの会社も参加するそうです。
 カプコンは『カタン』や『ロード・オブ・ザ・リング』などを既に発売しているのですが、ソニーは今回が初めてだと思います。カプコンのように、海外の優れたゲームを完全日本語版として売り出すのか、全くのオリジナルゲームを作るのか気になるところです。
 また、最近『ブロックス』がヒットし、ボードゲームの味を占めたビバリーが、次に何を発売するかも興味深いですね。

 とりあえず、今回のゲームショウは、『TFLO』見た後はここに常駐かな〜と考えている遠ちゃんでした。




8月22日(金)のお話。
    『メイプルストーリー』って、グラフィックは最高なんですよね。
 こんにちは、遠です。

 おととい(20日)から始まり、開始30分でメンテナンスに入った『メイプルストーリー』ですが、今日(22日)の0時30分から一応再開されました。(公式サイトでの再開アナウンスはまだなのですが・・・)
 とりあえず、わたしのVAIO U1(CPU:クルーソー867MHz(ペンティアムIII650MHz相当)、メモリ:256M)程度でも動くことが確認できて一安心です。や〜、やっぱりイラストはかわいくて綺麗ですね〜。
 ただ、画面上に何人かいるとすぐ重くなるのですが、他のスペックが高い人や光回線使っている人も同じように重いようですので、今のところ仕様なんでしょう。
 まぁ、改善されるまで気長に待てってことですね。

 とりあえず、誰か一緒に遊びませんか〜?


 さて、XBOX期待のMMORPG『TFLO』の情報です。

    福岡のイベントGFFで「TFLO」の最新映像を公開(GameOnline)

 福岡市のゲームイベント「GAME FACTORY FUKUOKA 2003(GFF2003)」(8月25日(月)〜8月31日(日)開催)で『TFLO』の最新映像が公開されるそうです。
 最近福岡では、ゲームのヒット作を製作している会社がいくつかあることから、市をあげてゲームを推奨しているそうです。今回のイベントも、かなり市が協力しているようですね。
 それにしても、地方の市町村ってそれぞれ特色出そうと必死ですよね。まぁ、悪いことではないと思いますが。
 ちなみに、その会社とは「レベル5」(『ドラゴンクエスト8』、『TFLO』)、「ガンバリオン」(『ワンピース・グランドバトル!』シリーズ)、「サイバーコネクト2」(『.hack』シリーズ、『テイルコンチェルト』)のようです。
 その中でも「レベル5」は、福岡の専門学校で初めて『TFLO』の実演講演を行うなど、特に地域を意識しているようです。

 このイベントの映像や、そこから読み取れる新情報がありましたら、またお伝えしますね。




8月21日(木)のお話。
    『メイプルストーリー』始まりました〜!
 こんにちは、遠です。

 昨日お話した、欧州でGBA用『カードeリーダー』の発売が中止された件ですが、どうやら覆ったようです。

    ユーザー達の声が届いた! 欧州でカードeリーダー発売へ(GameOnline)

 これは、理由も発表されないまま発売中止になったことを不満に思った多くのユーザーが抗議の声を上げた為だそうです。
 ユーザーの声を反映して動いたってことは評価できるような気もしますが、そもそもそれだけ需要があるってことを見抜けなかったっていうのは、まぬけな話です。
 まぁ、抗議の声があがるだけ、まだ大丈夫ってことでしょうか。


 さて、昨日(8月20日)からついに『メイプルストーリー』のβテストが開始されました。

    『メイプルストーリー』(公式サイト)

 わたし、なんだかんだいって実は心待ちにしていたんですよね〜。

 このゲームは、前にも何回か取り上げましたが、横スクロールアクション風味のMMORPGです。
 発表当初の開始時期は8月6日あたりだったはずなのですが、数日の発売延期やID先行登録の廃止など、微妙な不安を抱かせつつ昨日から始まりました。
 わたしも、昨日試してみようかと思ったのですが、例によって例のごとくログインゲームとなっていました。
 ID登録は、公式サイトが重いものの、登録項目は少なくすぐに終了するので、今ならすぐに出来るかと思います。ちなみに、この登録でちょっと重要な点は以下の通りかな。

  ・IDはキャラの名前とは別。他の人と重複は不可。
  ・メールは別に届かなくてもゲームは出来るので、なんでも可。
  ・性別はここで選んだ性別のキャラしか作れない。

 次にゲームをダウンロードするわけですが、これは約100Mあります。
 公式サイトは、ここ最近はものすご〜〜く重いでしょうから、けっこう厳しいかもしれません。ですが、ときどきファンサイトなどでもひそかに配っていたりもするので、そういったところでダウンロードした方がいいかもしれませんね。

 キャラメイクはかなりかわいいキャラが手軽に作れます。
 顔、髪型など3〜4種類から選択して作成するのですが、けっこう地味になったりハデになったり楽しいです。正式版ではもっと種類が増えるようで、それも楽しみですね。
 能力値は4種類と、MMORPGではかなり少ない部類です。これは全てダイスの目で決める為、ほぼ完全にランダムなのですが、何度でも振りなおせるので良い目が出るまで粘るといいようです。

 ここまではなんとか進んだのですが、ここでゲームサーバがダウン・・・。
 やはり、管理会社の悪名の高さは健在だったようです。

 ゲームが全く遊べなかったので、レビューすることは出来ませんが、キャラの感じはいいですね。
 既に遊べた人のお話ですと、フィールドがかなり広いそうで、LVが少し上がればモンスターの取り合いとかにはならないようですね。

 とにかく、ちゃんと遊んでみてからレビューしますね。




8月20日(水)のお話。
    任天堂の最後の勝負になる、のかなぁ?
 こんにちは、遠です。

 今日は任天堂のお話です。

    豪州でゲームキューブ用ソフト8本が発売見送り/中止に(GameOnline)

 この発売中止に関してのコメントが「ゲームキューブへの関心が低下していることがその理由」ですから、かなりつらいものがあります。
 また、世界で最もゲームが活発な地域の1つである欧州でも、GC関連で発売中止のニュースが発表されました。

    任天堂、欧州で"カードeリーダー"を発売中止に(GameOnline)

 正式な理由は発表されていないのですが、どちらにしても勢いを削ぐ発表ということには変わりないですよね。
 先日、日本でもカプコンがGC用ソフト『デッドフェニックス』を開発中止とし、さらにGCへの独占供給を取りやめると発表したばかり。
 どうやら、世界中でGCは下火のようです。

 そんな、はやくも終戦しそうな雰囲気が漂う中、1つの情報が入ってきました。

    年末にミリオン確実のGBAソフトが? 驚きの周辺機器も出る?(GameOnline)

 どうやら年末に何かGBAで大きなソフトの発売があるそうです。
 まぁ、任天堂でミリオン確実といったら『ポケモン』ぐらいでしょうか。『ニンテンドー・スマッシュブラザーズ』のGBA版なら100万本いくかもしれませんが、200万本は無理でしょうし。
 恐らく恒例の『ポケモン』マイナーバージョン版かなと思います。『ポケモンアドバンス・ダイヤモンド』とか。

 ですが、これはGBAのお話です。
 それなら、一見GCと関係がないと思えますが、最近任天堂はGCとの連動に特に力を入れています。
 その力の入れようは、もうGBAとの抱き合わせ販売しかないと考えているんじゃないかってぐらいです。
 ですから、何か大きな仕掛けを施して発売するのでしょうね。
 それが、「驚きの周辺機器」の正体ではないかと思います。

 この詳細の発表は、両方とも来月(多分10月号かな)の電撃GCの誌上で発表とのことなので、詳細が分かり次第お伝えしますね。

 ・・・それにしても、社長が大口叩いている割りには、GCが一番続編におんぶにだっこされてますよね。




8月19日(火)のお話。
    本当に『グランディア』以来かもです〜。
 こんにちは、遠です。

 先日、ついにGC版『エターナルアルカディア』をクリアしました!

『エターナルアルカディア』(公式サイト)

 や〜、実に50時間弱ほどの時間がかかりましたが、それでもまだ遊んでいたいって思わせるデキで満足、満足です。

 あらすじ・その他は公式サイトを見ていただくことにして、ここではわたし的にレビューしていきますね。

 まず、このゲームは通常の世界では海の部分が空という設定になっています。まぁ、泳げないという点以外は海と同じですね。このゲームは、そこで活躍する空賊(海賊とほぼ同じ意味です)の物語です。
 テイストこそ違うものの、現在『週刊少年ジャンプ』で連載中の『ワンピース』に方向性はかなり似ています。といっても、どっちがどっちを真似たとか、そういったものではなく、『海賊とは、かくあるべきっ!』ってものを存分に表現している点が似ているんですよね。
 ですから、この漫画が好きな人は間違いなく楽しめるのではないでしょうか。
 また、ストーリー展開も「〜へ行ってこい」とか、いわゆるおつかい的な気分にならず、「行きたいから行こう!」とうまくプレイヤーとシンクロさせてくれます。この点がものすごく秀逸ですね。

 戦闘システムも、意外と良くできています。
 攻撃以外の行動は、「煌術(いわゆる魔法)」「技」があるんですが、これは「ガッツ」を消費します。「ガッツ」とはキャラクター共通のMPみたいなもので、毎ターン一定量回復します。「技」は「ガッツ」さえ足りていればいくらでも使うことができるのですが、「煌術」はキャラごとに使用回数が決まっています。
 まぁ、この使用回数を回復できるアイテムが初番からかなり安く買えるので、どっちも好きなだけ使えると見ていいかもしれません。
 とはいえ、「技」と「アイテム」の使い勝手が良すぎるので、最後の方は「煌術」はほとんど使わなくなっちゃいます。この点、もう少しバランス調整が必要かもしれませんね。
 また、いろいろキャラを動かしているので、テンポはイマイチ良くありません。
 まぁ、それでもボス戦は相手によっていろいろ戦略が立てられるので、かなり面白い戦闘になります。この点は評価できますけどね。

 他にも、世界中を飛び回って未知の発見物を発見したり、貼り出されている賞金首を捕まえたり、空賊らしい要素がいろいろ詰め込まれています。
 この辺は、ゲームのメインにこそなりませんが、雰囲気を盛り上げるにはかなり楽しい要素でした。

 ちなみに、DC版とGC版では、以下の要素が変更されているようです。
  ・シナリオが追加。
  ・発見物がさらに追加。
  ・戦闘の高速化。
  ・音質はDC > GC
  ・GC版では、セリフの一部が漢字からひらがなへ。
  ・GC版では、タバコを吸うシーンなどが変更。

 シナリオ追加は、大きく分けて2箇所あるのですが、そのうちの1つはこれがないとシナリオが歯抜けの状態になるんじゃないかってぐらい重要な箇所なんですよね。この追加は必然だったように思えます。
 発見物はいいとして、戦闘の高速化は大きいでしょう。正直、DC版は最初の5分でやめちゃったんですよね、わたし。これは、戦闘がものすごくタルかったからで、これが多少なりとも解消されたのは大きなポイントです。
 ただし、音質はハードの音源の関係でDC版の方がはるかに良いそうです。音楽が良いRPGだけに、これはかなり残念ですね〜。
 また、セリフや、キャラの演出など細かい点でいろいろ変更があったようです。タバコなどは子供への影響を考えるとわかるのですが、シリアスな場面でひらがなが使われるとちょっと萎えます。これはルビなどで何とかしてほしかったとこですね。

 戦闘のテンポにちょっと難があるものの、他の要素、特にストーリーがものすごく良いRPGでした。総合評価として、わたし的にはストーリーだけでも定価(6800円)で買う価値があるのですが、一般的には1割引の6120円なら買っても損はないと思います。
 ただし、現在秋葉原では新品2980円(GC版がですよっ!)で売られているお店もあるので、秋葉原に行ける方はぜひ買って遊んでみてくださいね。




8月18日(月)のお話。
    ゲーム業界でも、なんだか悲惨なニュースが続きます。
 こんにちは、遠です。

 なんかお久しぶりですね。
 このお盆は皆さんどこかにいかれたのでしょうか?
 どこに行っても寒くて大変でしたね〜。体調崩さないように気をつけましょうね。

 さて、この連休中にあった、いくつかのニュースを紹介していきますね。

    「デッドフェニックス」「レッドデッドリボルバー」開発中止(GameOnline)

 前から噂はありましたが、今回正式に開発中止となったそうです。
 どちらもカプコンの新作なのですが、前年度のソフト売上があまりにも芳しくなく、コスト削減の為、現在製作中のいくつかのソフトがお蔵入りとなったのでした。
 その中の2本なんですが、これらは既にファミ通や公式HPにスクリーンショットなども公開されていたものでもあったので、かなり波紋を呼びました。
 これと合わせて、次のようなニュースも入ってきています。

    「ビューティフル・ジョー」がPS2にやってくる!?(GameOnline)

 GCで発売された、カプコンの新作ソフト『ビューティフル・ジョー』がPS2で発売になるかもしれないとのことです。
 このソフトは発売後のユーザー評価も良く、売上も堅調に伸びており、新規タイトルとしては成功したといっていいかと思います。

 ですが、GC独占供給ということで、大々的にGCで売り出したんですよね、このソフト。
 『バイオハザード』シリーズのことといい、もはや前言撤回はカプコンのお家芸ですね。
 まぁ、上の記事といい、そうせざるを得ない台所事情を考えると、ちょっと悲しくなりますが。
 ボードゲーム事業だけは切り離さないで欲しいものです。


 もうひとつ、『FF11』についてのニュースです。

    『FF11』、巨大モンスター発生イベント(POL)

 『FF11』の久々の大イベントだったそうですが、無事中止だそうです。

 8月16日に、一時的に発生する巨大なモンスターを冒険者全員で倒そうというイベントだったのですが、TechSideさんによりますと、イベント参加権を得る為の旗が人が多すぎてなかなか表示されず、フラグゲットイベントに。
 しかも、巨大モンスターは開始時刻の19時を少し回ったあたりで倒されてしまったようで。
 結局、21時15分に中止のメッセージが流れて終了だそうです。

 や〜、なんだか凄惨ですね。
 スクエニは何がしたかったんでしょうか。

 『TFLO』でも大規模なイベントは既に色々考えられているそうですが、これを良い反面教師にして、ぜひ成功させてもらいたいものですね。




8月12日(火)のお話。
    ついに100話達成ですっ!
 こんにちは、遠です。

 わたしのお話も、今日で丁度100話目になりました。めんどくさがり屋のわたしなのに、よくもまぁ毎日毎日続いているなぁと自分でも思っています。
 これからも急がず変わらず、いつも通り続いていくと思いますので、皆様もいつも通り見にきてくださるとうれしいです。


 さて、今日のお話はXBOX関連のニュースがいくつか入っています。

国内は9月中旬にXbox Liveのバージョンアップを実施(GameOnline)

 米国では8月25日に予定されている『XBOXLive』のバージョンアップですが、日本でも9月中旬に行うとのことです。
 今まで米国と日本では、『XBOXLive』の発売日や対応ゲームソフトの発売日は2ヶ月〜半年のずれがあったわけですから、それに比べてずいぶん早い対応かなと思いました。
 今まで同梱されていた、ボイスコミュニケータの単体販売が9月25日からですから、これよりも約1週間くらい早い18,19日にバージョンアップってところでしょうか。
 東京ゲームショウが9月26〜28日ですから、モロにこれに合わせてきているって感じですね。ってことは、「アノ」ソフトがいよいよ来るかもしれませんね。


    Xbox用「真・女神転生NINE ネット対応版」発売中止が決定(GameOnline)

 ついにというか、やっぱりというか。
 ただし、『真・女神転生オンライン』という『真女神転生』を題材としたPC用のネットゲームは韓国と共同開発で進んでいるそうですが。
 まぁ、このまま開発して発売したとしても、元が元ですから確実に売れなかったとは思いますけどね。
 それにしても、「Xbox Liveで展開することは非常に困難であるという結論に至った」というコメントはかなりコワいものがありますが。
 本当に『TFLO』でどれだけ巻き返せるかが鍵ですね〜。


 さて、わたしは明日からお盆休みということで、ちょっとお出かけしてしまうので、今週の更新はお休みさせていただきますね。




8月11日(月)のお話。
    やはり『アンリミテッド・サガ』を作っただけはあるようですね。
 こんにちは、遠です。

 いきなり本題から外れますが、最近『エターナルアルカディア レジェンド』(GC)が面白くて面白くて面白くてしょうがないです。
 本当に久しぶりですね、RPGが面白いと感じたのは。『グランディア1』以来でしょうかね。
 戦闘のテンポやマップの表現の仕方といった、ゲームの「快適さ」は良くないという、セガの悪しき伝統もしっかり受け継いでしまっているのですが、良すぎるシナリオがこれら全てを吹き飛ばしちゃってます。この辺もセガらしいところ、という感じでしょうか。
 現在、始めてから35時間ってとこで、未だ物語の中盤当たりって感じなのですが、なんだかお話を進めるのがもったいなくなってきています。いつもはさっさと終わらせて、他のゲームを遊びたいとか思うんですけどね。かなりハマってますね〜。
 まぁ、一通り遊び終えたら、また改めてレビューしようかと思っています。今の調子で最後まで行ったら、確実に賞賛の嵐になってしまいますが。


 さて、そんなわけで、8月8日に購入予定だった『ファイナル・ファンタジー・クリスタル・クロニクル(FFCC)』はわたし的に延期にしちゃいました。

    『FFCC』公式サイト

 任天堂ハードでの久々の『FF』ということで話題になり、CMやスクリーンショットを見た方も多いかと思いますが、どんなゲームかを理解されている方は意外と少ないんじゃないかと思います。わたしもそうだったし。
 で、いろいろ調べてみたので、わかったところを紹介しますね。

 このゲームは、約半年前に発売されたRPG『アンリミテッド・サガ』の製作者・河津秋敏氏が手がけたRPGです。
 ・・・この時点でなんだか香ばしい香りがしてきますよね。
 と、気になって「2ちゃんねる」を調べてみたのですが、意外とこれが賛否両論な感じで、ちょっと驚きでした。

 まず、ゲームの感覚として『PSO』に近い感じのようです。
 シナリオもミッション方式で、各ミッションはほとんどつながりはないようです。ゲームの進み方は基本的に「ダンジョン→ボス戦」が1つの流れのようです。
 このゲームの最大の売りはマルチプレイでして、このシステム回りはさすがにうまく、例えばシングルプレイでいくらかゲームを進めて、途中で何人かが参戦しても、バランス的に破綻しないで、全員楽しめるようなつくりになっているそうです。また、戦闘も合体魔法など連携がガンガン出来る、各プレイヤーごとに役割がはっきりしてるなどでかなり楽しめるらしいのです。
 むしろシングルプレイがマルチプレイのおまけのような形で作られているそうですね。

 この点はいいのですが、やはり叩かれるにはワケがありまして。

  ・マルチプレイには人数分の「ゲームボーイアドバンス」と「接続ケーブル」が必須。

 GBAでもできるってことじゃなく、GCのコントローラが一切使えないんです!
 つまり、「ゲームはマルチプレイ前提」で「遊ぶにはGBAとケーブル必須」ってことなんですよ。
 ・・・これ、汚すぎるって。
 オンラインゲームじゃないから、人数揃えるのも大変なのですが、例え揃ったとしてもコントローラが無いわけです。
 これじゃ〜、叩かれるのも分かるってものです。

 まぁ、それでも多人数対応のアクションRPGは今までほとんど無かったわけですから(たぶん『ダンジョンエクスプローラー』『カントレット』『D&D』以来かな?)、条件が揃う人にはオススメできそうですが・・・。
 わたしはGBAとGBASP、ケーブル1本持ってますので、一応2人で遊ぶことは出来るんですよね。(ちなみに、『FFCC』には必ずケーブル1本付属しているそうです。)
 なんだかすぐに値崩れしそうなので、そしたら今度買ってみようかと思っています。




8月8日(金)のお話。
    任天堂はどんどんだめ企業になっていっているのかも。
 こんにちは、遠です。

 さて、今日は昨日(8月7日)に行われました、任天堂の経営方針説明会についてお話していきます。

    任天堂説明会情報(GameOnline)

 上記のサイトさんのまとめが全てなのですが、一応こちらでも簡単にまとめますね。
 今回発表されたことは、大きく分けて3つです。

  ・今年後半から来年にかけて、ビックタイトルを投入。
  ・「クラブ・ニンテンドー」を設立。
  ・来年春に異質な新商品を投入。

 まず、ビックタイトルですが、今年10月にGC版『メイドインワリオ』、今年中にナムコとの共同開発しているGC版『ドンキーコング』の新作、来年度に『ゼルダ』の新作を開発中と発表しました。
 『メイドインワリオ』は、GBAでかなりのヒットを飛ばしましたが、応用の仕方によってはかなり化けそうな予感がします。わたしも、あのシステムでRPGを作りたいと思っているんですよね。今後、気になるニュースが無いときにでもお話しようかなと思っています。
 『ドンキーコング』はスーパーファミコンで登場して以来でしょうか。当時は特殊チップを使用することで、スーファミの常識を覆すグラフィックを実現して話題になったのですが、今回も新しい仕掛けを用意しているのかもしれませんね。
 『ゼルダ』の新作は、ニンテンドー64版の『ムジュラの仮面』のような続編かもしれないとのことです。つまり、世界は『風のタクト』とほぼ同様で、ストーリーやシステムは違うといったものでしょうか。『ムジュラの仮面』は、雰囲気がかなり暗かったので、明るい雰囲気のものになるとうれしいです。

 2つめの「クラブ・ニンテンドー」ですが、これに入会し、ゲームソフトを購入すると、開発中のゲームや体験版などを配布するサービスを受けられるといったもののようです。
 DCのソフトについてきたポイントのような感じでしょうね。それでポイントがたまると体験版ソフトがもらえる、みたいな。
 でもこれって、本当に販促やマーケティングに役に立つのかといわれると、ちょっと疑問ですよね。加入件数は国内で30〜40万件と見込んでいるようですが、加入しても1度も登録しない人も多数のような気もします。
 まぁ、任天堂お得意の「企画倒れ」なんでしょうかね。

 最後の「新商品」ですが、来年春に発売するというだけで、ハードでの展開か、ソフトでの展開かすら発表になっていません。
 これを受けて、ゲームニュース専門の企業サイトさんなどは「来年に向けて何か用意しているようだ」といった軽く触れる程度で済ませているのですが、時事通信や読売などの一般ニュースサイトでは、モロに「来春、任天堂次世代機投入」とか書いているんですよね。
 この一般紙の記事のいいかげんさには、ちょっと目に余るものがあるのですが、こういうあいまいな発表をしてしまった任天堂も問題ありますよね。
 ですが、この記事のおかげで、GCの買い控えがかなり起きそうな予感がします。
 そのため、

   任天堂:新商品についてとりあえず弁解
    ↓
   ユーザー:どんなものかはっきりしろ
    ↓
   任天堂:予定よりずっと早く新商品発表

 といった流れがここ数日で起こりそうな予感がぎゅんぎゅんします。
 これで、本当に新ハードだとしたら、GCは終わりでしょう。


 その他、岩田社長のお話には、否定的で昔にも聞いたことがある意見がほとんどでした。
 ネットワークはだめと言ったり、携帯ゲームにCD媒体は無理とか言ったり・・・。つまり、山内会長のオウムにしかなっていないんですよね。ユーザーの声を無視して。
 結局、任天堂の「これから」の回答が、「新商品」ってことなんでしょうけど、そこまで言ったらその正体がなんなのか答えなくてはだめですよね。

 結局、今回の発表会は、任天堂への不信感を募らせるだけで終わったような印象を受けました。




8月7日(木)のお話。
    今日のニュースは、喜怒哀楽が激しいなぁ。
 こんにちは、遠です。

 今日は色々な話題がありますので、少しずつ取り上げていきますね。

    KDDI、"マルチマッチングBB"を発表(GameOnline)

 あの、忌まわしきマルチマッチング再びっ!!って感じですね。
 「マルチマッチング」とは、ドリームキャスト時代、格闘ゲームなどをネット対戦するときに使用されたKDDIの専用回線です。
 当時、ネットゲームの裾野を広げようと努力していたセガなどは、ほとんどのネット対戦料金は無料、本格的なMORPGである『PSO』さえ、月額400円程度で抑えていたのですが、この「マルチマッチングサービス」は電話回線料以外に通信料を1分10円徴収するという、かなり高額なものでした。
 高速回線とは名ばかりで、対戦格闘などではけっこうラグもありましたし、対戦者との同期を取る間、つまり待ち時間でも課金されるというシステムのせいで不評極まりなかったシステムだったのです。

 それが、ブロードバンド対応になって帰ってきてしまったのですっ!!

 例によって例のごとく、これに対応するのはほとんどがカプコン製。
 『モンスターハンター』、わたしの中では終わりました。

 まぁ、ブロードバンド対応になったことで、少しはマシになったような気もしますが、もはやKDDIには1銭たりとも払いたくないので、多分遊ばないでしょうね。


     「サムライスピリッツ零」は9月に発売される予定 (GameOnline)

 既にロケテストが全国各地で始まっているようなので、もうほとんど完成しているのでしょうね。
 現在は、大阪・京橋のシャトーEXにて8月10日までロケテストを行っているようです。先週の日曜日は秋葉原でもあったそうですね。

 なんにしても、期待の新作が早く遊べるのはいいことです。


     「リネージュII」クローズドβテストの受付を開始(GameOnline)

 BBSでたかさんも言っていましたが、『リネージュ2』βテストのヤフーBB会員向けの受付が開始されました。
 今回のクローズドβテストは10月1日から始まるのですが、募集人数は3万人で、そのうち2万人がヤフーBBユーザー枠とのことです。

 確かに、3Dになったグラフィックやゲームデザインなどは良さそうなのですが、こういったヤフーの管理体制や、恐らくかなり低年齢層も参加しそうなことを考えると、どうしてもやる気にならないんですよね。
 また、この時期ですと、『TFLO』のβテストと重なる恐れもありますし。
 とりあえず、普通にスルーしようかなって思ってます。


     Xbox Liveの新バージョンを8月25日に実装(GameOnline)

 米国では、さっそく『XBOXLive』の新バージョンが適用されるそうです。

 これから様々な機能が追加される予定の『XBOXLive』ですが、まず「Xbox Live Now」が実装されます。
 これはプレイヤーがゲームプレイ中でなくても、友達などとボイスチャットをすることができる機能で、最大16人までのユーザーと「Xbox Live Now」上でボイスチャットをすることができるそうです。

 ちなみに、今のところ国内の実装は未定のようです。
 わたし的には、『TFLO』の発売時期に合わせてくれれば、いつでもいいかな、と。




8月6日(水)のお話。
    早く日本も『ボードゲーム天国』にならないかな〜。
 こんにちは、遠です。

 先月(7月)の25日に、『ボードゲーム天国(パラダイス)』という、ボードゲーム関連の様々な情報が詰まったムックの第2号が発売されました。

    『ボードゲーム天国02』紹介ページ

 最近、『カタン』というボードゲームを購入したのですが、やっぱりボードゲームは面白いですね。今週の土曜日も、わたしのおうちでみんなで遊ぶ予定です〜。

 さて、そんなボードゲームの最新事情がわかるこのムックなのですが、意外にも韓国がボードゲームに本腰を入れているということには驚かされました。

 ボードゲームの本場というのは、主に欧州・米国でして、特にドイツ・イギリス・イタリアそしてアメリカあたりがその最もたる地域です。
 特にドイツでは年間2〜300種類ものボードゲームが開発されていまして、コンピューターゲームに負けず劣らずの定番の娯楽として楽しまれています。
 逆にアメリカでは、もちろん新作も作られているのですが、どちらかというと欧州から輸入して遊ぶのが主流のようですね。
 ここらへん、その昔アメリカ人に「独りでもテーブルトークをやりたいが為に、金持ちなアメリカ人は『ウィザードリィ』を作ったが、貧乏なイギリス人はゲームブックを作った。」と揶揄されてしまったように、なぜか欧州ではアナログゲームが活発なんですよね。
 それでも、その絶妙なバランスや常識を突き抜けたアイデアは「凄い」の一言に尽きるのですが。

 それに比べて日本のボードゲーム市場は「世界に10年遅れている」と言われるほど、ひどいありさまです。
 これは、少し前まではアジア全体にいえることだったのですが、最近は韓国が急激に成長しているそうです。

 韓国といえば、オンラインゲームを思い起こさせますが、ボードゲームも同じような手段で急成長させているというのです。
 韓国でのオンラインゲームの成長は、国がネットワークの普及に貢献した側面も大きいのですが、それ以上にネットカフェの乱立とそれがブームになったことが一番大きいでしょう。
 これと同じように、現在「ボードゲームカフェ」というのが次々に作られているらしいのです。ここでは、定額料金でボードゲームが遊べる他、遊んでみて気に入ったボードゲームをその場で購入することが出来るシステムとのことです。
 ボードゲームは、コンピューターゲーム以上に遊んでみなくては面白さが分からないものなので、このシステムはかなり良いと思います。
 特に日本では「ボードゲームが欲しくても、売っている場所が少なすぎる」点と「ボードゲームが遊びたくても、人数が集まらない」点が致命的なので、このゲームスペースはかなりうらやましいものがあります。

 現在、一応日本でも、東急ハンズや大型書店の一部でも取り扱い始めている、カプコンを始めいくつかのおもちゃ会社がボードゲームを見直し始めているなどで、未来は決して暗いわけではないんですけどね。

 まぁ、とりあえずわたしの周りから洗脳していこうかな、と。




8月5日(火)のお話。
    『TFLO』の新情報!やっぱ、かなり面白そうですね〜。
 こんにちは、遠です。

 7月30日に発売された『DengekiGAMES』という雑誌の企画で、「TFLOへの100の質問」と称して『TFLO』についての様々な新情報が載っていました。


 まず、一番驚かされたのが、1日数時間しか遊ばない人のほうが得という仕掛けも用意しているらしいってことです。
 これとは別に、たくさん遊んだ人にも何らかのメリットがあるようなのですが、それは当然として、この逆の仕掛けというのはどのようなシステムなのかちょっと想像がつきませんね。

 また、国の数や対立国の存在など、国に関する質問は、このゲームのかなり重要な要素ということでほぼすべて秘密ということでした。
 このことから考えて、国の栄枯盛衰、つまり戦争や発展などの要素もあるかもしれませんね。
 もし、戦争が「限定した戦場でのプレイヤーvsプレイヤーの戦い」といった仕様でしたら、やる気500%アップなんですけどね。

 さらに、プレイヤーすべてをパニックに陥れるような、伝染病や天変地異などのイベントも企画しているようです。こういった要素も、意外と他のMMORPGではなかったと思いますので、けっこう楽しみですね。


 キャラクター関連では、まず、1つのアカウントで5キャラまで作れるそうです。
 これは、1つのゲームタグ、つまり1つのXBOXで最大5キャラ分作成可能なのでしょうね。
 スキルは、スキル全体を合計した最大値が決まっていて、最大値を超えて上げようとすると、そのスキルに関連性が低いスキルが下がるという仕組みだそうです。
 また、職業ごとにギルドというのもあるそうです。
 ギルドとは、その職業についての集団とのことで、ここで認められると様々な特典があるそうです。
 ギルドでは、各レベルごとに試験のようなクエストがあり、それに合格することで上級レベルになれるそうです。
 例えば料理人でしたら、料理作っていけば腕は上がるわけですが、高級な調理器具や珍しい食材といったものはギルドで認められることで手に入る、といった仕組みでしょうね。
 さらに、レベルごとに衣服、例えば料理人にはコックさんの服なども支給しているようで、これを着ることで自分の職業やレベルなども外見から分かるようになりそうです。

 プロポーションは激しく変化するらしく、ベストなプロポーションを保つのはかなり難しいそうです。
 開発者の方は、「実生活でもダイエット、ゲームでもダイエット、ちょっとウンザリするかもしれませんね(笑)」とか言ってましたが、笑えないですってば。
 料理の種類はかなりあるらしく、和・洋・中はもとより、ダイエット食などもあり、腐りやすい料理、2日酔い、さらには食い合わせなんかもあるみたいですね。
 食事は、ちゃんと取らないと何も出来ないようなシステムになるようですが、餓死することは無いそうです。
 寿命については秘密ということだったので、もしかしたらあるのかもしれませんね。それでもキャラロストはしないとは思いますが。
 それにしても、衣服といいプロポーションといい、ここまで外見が変化するMMORPGはなかったですよね。開発者はよくわかってるなぁと感心させられました。

 パーティーは10人程度で、ボイスチャットはパーティー内、もしくは特定の相手とのみ出来るようです。ボイスチャットのエフェクトはかなり良く出来ているそうですね。この開発者も、社長も、このエフェクトの出来で実装反対から賛成に意見を変えたぐらいですから。
 キーボードチャットは吹き出しという形で表現され、自分からどの範囲までチャットを表示するかは各自設定で変えられるようにするとのことです。

 乗り物として活躍できる動物は何種類かいるそうで、街などで手に入れることは出来るものの、能力の高い動物は野生の動物を狩ることで入手できるそうです。
 手に入れた動物はペットとして育成可能で、戦闘にも参加できるそうです。
 空を飛べるホウキにも様々な種類があり、しかも、ホウキの育成も出来ちゃうそうです。

 自分の部屋は、お金をかければ部屋を広くしたり、部屋数を増やしたりも出来るようです。
 また、家賃を払うことで、立派な家もレンタル可能なようです。
 自分の部屋に友達を招待したり、2人で同居するといったことはまだ秘密のようです。
 ここでふと思ったのですが、前に公開された情報に「部屋に友達を招待出来る」といったものがあったのですが、このお話はここでいう家賃を払うような物件のことで、最初から持っている家に招待できるかどうかはまだ未定なのかもしれませんね。
 ただ、「友達を招待できれば楽しいですよね〜。」と開発者も言っていたので、現在実現に向けて動いている、といったところでしょうか。

 戦闘は、アクションではないようです。
 また、味方に攻撃は出来ないそうですので、対人戦、いわゆるPKはできない仕様なようですね。
 できれば、戦争やコロシアムといった「対人戦が出来るスペース」はあってほしいものですが。


 全体的に見て、今のところこのゲームでは戦闘以外のところに注力しているようなイメージがあります。
 今までのMMORPGでも、「生産スキル」または「非戦闘スキル」と呼ばれるものはたくさんありましたが、その内容は、「料理人」はHPを回復させる料理を作る、「鍛冶師」は武器や防具を作るというように、結局「非戦闘スキル」→「戦闘」といった戦闘に関するサポート的な役割のものでした。
 ですが、『TFLO』では、すべてのプレイヤーに「食事」が必要な点で「料理人」が必要とされますし、「鍛冶師」も調理器具を作るなどで、「非戦闘スキル」→「非戦闘スキル」といったサポートも可能になりそうな感じです。

 こういった点でもかなり楽しそうなMMORPGなのですが、未だにβテストの時期すら発表になってないんですよね。
 この前、この開発会社のレベル5側から改めて「2003年度中に発売します」といったアナウンスはあったので、もうすぐとは思うんですけどね。

 なんにしても、せめて発売時期のアナウンスは早くしてほしいものです。




8月4日(月)のお話。
    『Half-Life 2』に関する、様々なウワサ
 こんにちは、遠です。

 今日は、今年一番のFPSになると思われる『Half-Life 2』のお話です。

    「Half-Life 2」は予定通り9月30日に発売(GameOnline)

 上記の記事の通り、発売日は9月30日に決定したようなのですが、この発表までに様々な噂や憶測、さらには発表の行き違いなども起こり、かなり混乱していたんですよね。まぁ、それだけ騒がれるゲームではあるのですが。

 さて、この事の顛末をお話する前に、このゲームについて、簡単に説明します。
 『Half-Life 2』というのは、海外で『DOOM』以来大流行のFPS(ファーストパーソンシューティング:一人称シューティング)というジャンルのゲームです。1人称視点で、わらわら沸いてくる敵を片っ端から銃で蹴散らすゲーム、って感じですね。
 今回、このゲームの特徴は、「動くものすべてが物理的に計算されて動く」という点です。
 その凄さは、こちらで配布しているムービーを見ていただければ一目瞭然です。
 E3でも、技術的な説明やら、ハデに編集されたプロモーションムービーやらで脚光を浴びたのではなく、ゲーム画面のムービーだけですべての観客を黙らせたわけですから。
 結局、その出来の凄さで、ゲーム画面のムービーだけの出品にもかかわらず、E3の最優秀賞を受賞してしまいました。

 そんな『Half-Life 2』ですが、家庭用ゲーム機でも発売されるかもしれないというお話があがりました。

    「Half-Life 2」、PCに加えてXboxでも発売か(GameOnline)

 この記事自体は5月2日のものなので、E3以降XBOXユーザーは大喜びだったのですが、

     「Half-Life 2」はXboxでの発売は決まっていない (GameOnline)

 と、6月10日にXBOX側は「Xboxでの発売は現時点では決まっていない」と否定してしまいました。
 しかしその直後、販売元が、

     販売元がXboxでの「Half-Life 2」の発売を明言 (GameOnline)

 と、改めてアナウンスを行ったのでした。

 結局、真相はというと、「一応発売することは決まってはいるものの、技術的にどこまで再現可能か判断している段階」だそうです。
 ちなみに、XBOXでさえパワー的にかなり厳しいようなので、機能的に劣るPS2やGCでの販売はなさそうですね。


 また、発売日に関しても、当初9月下旬発売となっていたのですが、

     「Half-Life 2」9月から年末商戦に発売延期 (GameOnline)

 と、7月30日に複数のソースで発売延期とアナウンスされました。しかし、これも開発会社に問い合わせたところ、予定通り9月30日に発売されることが確認されたようです。

 8月に入ってから、最新ムービーがどんどん公開されていることもあり、やはり今のところ9月30日発売に間違いはなさそうですね。
 ちなみに、これはPC版のお話でして、XBOX版はまだ発売日未定の状態です。


 このように騒動続きのタイトルですが、それも期待度が大きいが為でしょうね。
 なんにしてもわたしの場合は、PC版はスペック的に絶対無理そうなので、XBOX版の発売が早く決まらないかなと思う今日この頃です。




8月1日(金)のお話。
    カプコンの戦略には、ある種男気を感じますね。
 こんにちは、遠です。

 最近、様々なものに手を出しているカプコンですが、また新たな洋ゲーを輸入することになるかもしれません。

    カプコンが「The Getaway」の国内販売を行う?(GameOnline)

 カプコンが海外のビックタイトルを国内のゲーム機で販売するのは、『GTA3』(9月25日発売予定)に続いて2つ目ですね。
 カプコンは他にも、ボードゲームの『カタン』や、PCでは『ディアブロ2』などといったビックタイトルを完全日本語化して販売してきた経緯もあり、海外タイトルを日本で積極的に広めようという姿勢が見れますね。
 PCゲームの他のゲームの輸入会社と大きく異なるのが、ソフトの完全日本語化という点でして、他の輸入ゲームは「日本語マニュアルは付くけど、ゲーム中の言語はすべて英語」というのがほぼ全てなんですよね。
 ゲームを完全日本語化するには、当然ゲーム自体のプログラムを変更することになりますので、まず海外の開発会社と提携し、許可を得た上で、自社の開発チームで独自に開発するという、非常に手間のかかる作業になります。
 この辺、積極的に行おうという姿勢は、かなり好感が持てますよね。

 さて、この『The Getaway』というゲームなのですが、2002年の注目タイトルとして海外で話題になったソフトでして、ゲームのテイストは『GTA』シリーズに似ています。いわゆる、「クライムゲーム」といわれるジャンルですね。

 主人公はマフィアやギャングなどから逃げることが目的なのですが、舞台はロンドンの街並みを40キロ四方に渡って完璧に再現、人の動きも本物の役者さんを使うなど、グラフィックは元より、ディティールなどもものすごくこだわった作品です。
 特に車関係のディティールは、それだけで評価されてしまうほど凄いものがあるそうです。
 また、クライムゲームらしく残虐な表現も多く、たとえば壁際で敵を撃つと、体から血が噴出すのではなく、壁に血がぶわっと・・・(汗)
 この辺、好みが分かれるかもしれませんが、わたし的にはやってみたいな、と。


 カプコンからは、これから冬にかけて『バイオハザード・アウトブレイク』『鬼武者3』『逆転裁判3』『バイオハザード4』などなど話題作がたくさん発売されます。
 こういったソフトで利益上げて、洋ゲーの輸入などといったちゃれんじゃ〜なことをがんがんやってほしいなと思います。
 間違いなく全部買いそうで、ふところが寒くなるのが問題なのですが。